プロジェクターの電気代はいくら?テレビとの電気代比較・節電方法も紹介

ビジネスシーンで利用されるプロジェクターですが、最近では安価なモデルが発売され、一般家庭にも普及しました。

ご自宅で映画やドラマを楽しむために、プロジェクターの購入を考えているという方も多いでしょう。

本記事では、プロジェクターの種類や電気代・節電方法について解説しています。
さらにテレビとの電気代も比較しました。

プロジェクターの購入を検討している方や、プロジェクターの電気代が気になる方はぜひ最後までご覧ください。

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※掲載内容は2024年5月時点の情報です。

プロジェクターの種類

プロジェクターは投影方式によって「LCD方式」「DLP方式」「LCOS方式」の3種類に分かれています。

以下の表では、3つの投影方式の違いをまとめました。

投影方式特徴使用目的価格持ち運び
LCD方式・カラー表現が得意
・種類が豊富
ホームシアターとして安い向いている
DLP方式・コントラストが高い
・経年劣化しくにい
会議やプレゼンテーションとして普通向いている
LCOS方式・解像度が高い
・高性能モデルが多い
4K映像・高画質を楽しみたい高い向いていない

プロジェクターの電気代

プロジェクターの電気代は「1時間当たりの消費電力(kW))÷1,000×使用時間(h)×1kWhあたりの料金(円)」で計算が可能です。
なお、本記事の電気料金単価は、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWhで算出しています。

投影方式や製品によって電気代は異なるため、使用するプロジェクターの消費電力を確認しましょう。

ここからは、それぞれの投影方式にかかる消費電力や電気代を紹介していきます。

LCDプロジェクターの電気代

LCDプロジェクターは、投影する光を「赤・青・緑」に分解して投影する方式です。
プロジェクターの中でも一番普及している投影方式なので、製品の種類や価格帯が充実しています。

LCDプロジェクターの電気代は以下のとおりです。

LCD方式(消費電力)1時間の電気代1ヶ月の電気代(毎日1時間使用)1年の電気代(毎日1時間使用)
通常(102W)3.16円96.10円1,153.20円
エコ(73W)2.26円68.70円824.40円
スタンバイ(0.5W)0.02円0.60円7.20円
参考:EPSON ホームプロジェクター EF-12
※新電力料金目安単価1kWhあたり31円で算出しています。

DLPプロジェクターの電気代

DLPプロジェクターは、マイクロミラー反射型パネルに光を当て、反射した映像を投影する方法です。

LCD方式よりもコントラストが高く、ドットの格子が目立ちにくいことから、ビジネスシーンでの利用が向いています。

DLPプロジェクターの電気代は以下のとおりです。

DLP方式(消費電力)1時間の電気代1ヶ月の電気代(毎日1時間使用)1年の電気代(毎日1時間使用)
通常(300W)9.30円282.70円3,392.40円
エコ(216W)6.70円203.70円2,444.40円
スタンバイ(0.4W)0.01円0.30円3.60円
参考:RICOH PJ WXL4760
※新電力料金目安単価1kWhあたり31円で算出しています。

LCOSプロジェクターの電気代

LCOSプロジェクターは、反射型液晶パネルを使用して映像を投影する方法です。

コントラスト比と解像度が高いので、高画質で映像を楽しみたい方に向いているハイエンド向けのプロジェクターです。
ただし、製品が大型になり、値段も高い傾向にあります。

LCOSプロジェクターの電気代は以下のとおりです。

LCOS方式(消費電力)1時間の電気代1ヶ月の電気代(毎日1時間使用)1年の電気代(毎日1時間使用)
通常(440W)13.64円414.70円4,976.40円
エコ(0.3W)0.01円0.30円3.60円
参考:Victor DLA-V90R
※新電力料金目安単価1kWhあたり31円で算出しています。

プロジェクターとテレビの電気代を比較

ここからは、プロジェクターとテレビの電気代を比較していきます。

プロジェクターとテレビの電気代を比較した表は以下のとおりです。

製品名1時間当たりの電気代
フルHD液晶テレビ(40V型)REGZA 40V35N(83W)2.57円
4K液晶テレビ(50V型)REGZA 50Z570L(148W)4.59円
4K液晶テレビ(65V型)REGZA 65Z570L(215W)6.67円
有機ELテレビ(65V型)REGZA 65X8900L(358W)11.10円
LCDプロジェクター(30型~150型)EPSON ホームプロジェクター EF-12(102W)3.16円
DLPプロジェクター(35.6型〜300型)RICOH PJ WXL4760(300W)9.30円
LCOSプロジェクター(60型~300型)Victor DLA-V90R(440W)13.64円
※新電力料金目安単価1kWhあたり31円で算出しています。

電気代が1番安いのは、フルHD液晶テレビ40V型です。
ただし、プロジェクターやテレビの解像度やサイズによって電気代は異なります。

テレビとプロジェクターの電気代を比較する場合は、ご自身が使用されているテレビの消費電力を確認して比較しましょう。

プロジェクターの電気代を節約する方法5選

ここからは、プロジェクターの節電方法について紹介します。

プロジェクターの電気代を節約する方法は以下の5つです。

  1. 電力会社やプランを見直す
  2. 節電モードやエコ機能を利用する
  3. 消費電力が小さいモデルを選ぶ
  4. 使用しないときは電源を切る
  5. 画面の明るさや音量を調節する

それぞれの節電方法について解説します。

電力会社やプランを見直す

プロジェクターに限らず、電気代そのものを節約したいのであれば、電力会社や料金プランの切り替えを検討してみましょう。

電力自由化に伴い、新電力会社や大手電力会社が多様な料金プランを提供するようになりました。
電気を使う時間帯や使用量に合うプランを選ぶことで、今より電気代を節約できる可能性があります。

電力会社の切り替えや料金プランの見直しをご検討中の人は、でんきガス.net(0120-911-653)へお電話ください。
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節電モードやエコ機能を利用する

プロジェクターによっては、通常よりも消費電力を抑えて使用できる節電モードやエコ機能が搭載されている製品があります。

設置した場所の明るさや映像に合わせて、プロジェクターの光源ランプである輝度を調節するため、電気代の節約が可能です。

スクリーンに映す映像が小さいときや、映像がまぶしすぎる場合は、積極的に節電モードやエコ機能を活用しましょう。

消費電力が小さいモデルを選ぶ

消費電力が小さいプロジェクターを選ぶことで、電気代の節約につながります。

LCD方式のプロジェクターなら消費電力を抑えた製品が多く販売されており、電気代を抑えることが可能です。

LCOS方式のプロジェクターだと高解像度の映像を投影するため、消費電力が大きくなり電気代も高くなってしまいます。

使用しないときは電源を切る

プロジェクターを使用しないときは、電源を切ることで節電が可能です。
ほとんどのプロジェクターにはスタンバイ機能がついているため、電源を切らない限り電力を消費し続けます。

スタンバイモード時の消費電力は0.5W以下と少ないですが、電源をつけっぱなしにしていると1時間で0.02円の電気代がかかります。

電気代を節約したい方は、プロジェクターを使用したあとに必ず電源を切るようにしましょう。

画面の明るさや音量を調整する

プロジェクターは画面の明るさや音量の調節をすることで、使用する消費電力も異なります。

画面が明るすぎたり、音量が大きすぎたりする場合に設定を調整することでプロジェクターの節電が可能です。
電気代を節約したい場合は、プロジェクターを使用する場所に応じて画面の明るさや音量を調節しましょう。

プロジェクターの電気代に関するよくある質問

最後に、プロジェクターの電気代に関するよくある質問を回答とともにいくつか紹介します。

プロジェクターの電気代はいくら?

プロジェクターには、LCD方式・DLP方式・LCOS方式の3つの投影方式があり、
種類によって電気代も異なります。

プロジェクターの1時間あたりの電気代は以下のとおりです。

LCD方式(102W):3.16円
DLP方式(300W):9.30円
LCOS方式(440W):13.64円

プロジェクターとテレビの電気代はどちらが安い?

画質がフルHD・画面サイズ40V型以下であれば、電気代はテレビの方が安いです。

ただし、プロジェクターとテレビの解像度やサイズによって電気代は異なり、解像度やサイズが上がるほど電気代も高くなります。

プロジェクターの電気代は高い?

モニターやテレビなどの家電製品と比較すると、プロジェクターの方が消費電力が高い傾向があります。

プロジェクターの消費電力は100W~400Wです。プロジェクターは高輝度・高解像度になるほど消費電力が大きくなり、電気代も高くなります。

プロジェクターはスクリーンサイズや解像度によって電気代が大きく異なるため、購入前に必ず消費電力を確認しましょう。

電力会社の切り替えはでんきガス.netがおすすめ

今回は、プロジェクターの電気代を紹介しました。

プロジェクターの電気代を節約する方法は複数ありますが、最も手軽かつ費用をかけずに行えるのは電力会社や料金プランの見直しです。

現在契約している電力会社の解約金が無料であれば、電力会社切り替えにあたって費用はかかりません。
さらに電力会社や料金プランの見直しは、一度行えば節約効果がずっと続きます。

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