電気代を滞納するとどうなる?送電停止までの流れと対処法まとめ
電気代を滞納すると督促状や電気利用停止のお知らせが届きます。
督促状や電気利用停止のお知らせが届いても放置し、電気代を滞納し続けると最終的には電気の供給を停止されるのでご注意ください。
電気の供給停止を放置すると、電力会社との契約自体を強制解約される恐れもあります。
強制解約時には、電気ガス開始受付センター(0120-911-653)でも電気の開始受付手続きが可能です。最短当日でも開通手続きができる可能性があるので、お急ぎの方はお電話してみてはいかがでしょうか。
受付窓口 | 電気ガス開始受付センター |
---|---|
電話番号 | 0120-911-653 |
受付時間 | 8:00~20:45(年末年始を除く)
※Web受付は24時間受付 |
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※掲載内容は2023年5月時点の情報です。
目次
電気代を滞納するとどうなる?
電気代を滞納すると、延滞料金の発生するなどの下記のデメリットが発生します。
- 延滞分の利息が発生する
- 最終支払日まで滞納すると電気がストップする
- 再開時に保証金が必要な場合がある
それぞれ詳しく解説していきます。
延滞分の利息が発生する
電気代を滞納すると、延滞日数に応じて利息がかかります。

※電気代の延滞利息は年利10%(1日あたり0.03%)で計算します。
※なお、支払い期限から10日間は延滞利息は請求されません。
例えば、電気代15,000円を支払い期限から45日間滞納した場合に発生する延滞利息は下記の通りです。
15,000円×0.03%(45日間−10日間)=157.5円
当たり前ですが、延滞日数が増えれば増えるほど、利息も増えてしまうのでご注意ください。
最終支払日まで滞納すると電気がストップする
電気代を1回滞納、支払い忘れをしただけでは電気の供給は停止されません。
電気代を滞納した場合、督促状や電気使用停止のお知らせが届きます。督促状や電気使用停止のお知らせに記載されている最終支払い日まで電気代を払わないと電気の供給が停止されます。
電気の供給が停止された後は、滞納分と延滞利息を払ったとしても自動的に電気が再開されるわけではありません。電気代滞納後に送電を再開してもらう場合には、契約している電力会社に送電再開の申し込みをする必要があります。
再開時に保証金が必要な場合がある
電気代滞納後に滞納分と延滞利息を払い、送電再開を申し込んだときに保証金を求められるときがあります。
保証金の金額や有無は契約している電力会社によって異なりますが、電気代滞納後は保証金が滞納分の支払いに充てられます。
電気代の滞納から停止・再開までの流れ
電気代滞納から電気の停止・再開までの流れは各社でほとんど共通しており下記の通りです。
- 支払いに関する通知が届く
- 最終支払日まで滞納すると送電停止になる
- 延滞利息と滞納分の料金を払う
- 送電再開を申し込む
- 送電が再開される
それぞれ解説していきます。
電気代滞納から送電停止までの流れ
まずは、電気代の滞納が続き、送電が停止されるまでの流れを解説します。
支払いに関する通知が届く
電気代を滞納や支払い忘れをすると、はがきもしくは封書で督促状や電気使用停止のお知らせが届きます。督促状や電気使用お知らせには、最終支払い日が記載されており期限までに支払わない場合に送電が停止されます。
1回だけの滞納や支払い忘れでは、電気が止まることはないのでご安心ください。
最終支払日まで滞納すると送電停止になる
督促状や電気使用停止のお知らせに記載されている日まで電気代を滞納し続けると、電気の供給がストップします。
なお、最終支払い日は契約している電力会社ごとに異なります。大手電力会社の最終支払い日は、下記の通りです。
電力会社 | 通知書送付の方法 | 電気供給停止のタイミング |
---|---|---|
北海道電力 | 封書 | 封書発送後1週間~10日ほど |
東北電力 | はがきまたは封書 | 記載されている期限を過ぎたタイミング |
東京電力 | はがき | 検針日の翌日から57日以降でも未払いの場合 |
北陸電力 | はがきまたは封書 | 記載されている期限を過ぎたタイミング |
中部電力 | はがき | 記載されている期限を過ぎたタイミング |
関西電力 | はがきまたは封書 | 記載されている期限を過ぎたタイミング |
中国電力 | はがき | はがき発送後の1週間前後 |
四国電力 | はがきまたは封書 | はがきや封書が発送後5日間ほど |
九州電力 | 封書 | 検針日の翌日から40日以降でも未払いの場合 |
沖縄電力 | 封書 | 封書発送後1週間ほど |
電気代支払いから送電再開までの流れ

続いて、電気代の滞納分を支払い、送電を再開してもらうまでの流れを解説します。
延滞利息と滞納分の料金を払う
送電を再開してもらうには、これまで発生した延滞利息と滞納分をすべて支払わなければなりません。
延滞分は先ほど解説したように、支払い期限を10日過ぎた段階から年利10%で請求されます。
送電再開を申し込む
電気代の滞納分と延滞利息を支払っても、電気の利用停止が自動的に解除されるわけではありません。
電気代の滞納分と延滞利息を支払った後に、契約している電力会社に送電再開の申し込みをしなければなりません。
契約している電力会社によって、送電再開の申し込み方法は異なるので確認しておきましょう。
送電が再開される
送電再開の申し込み完了後、数時間程度で電気の送電が再開されるケースが多いです。
電気の供給停止後の再開をできるだけスムーズにするには、滞納分を速やかに払うことが大切です。
すでに電気代を滞納している人や滞納により電気が止まっている人は、できるだけ早く支払いをしましょう。

電気代の滞納後に送電開始されるまでの期間
送電再開の申し込み後に実際に電気の利用が開始されるまでの時間は、数時間程度です。
ほとんどの電力会社では24時間体制で送電再開の申し込みに対応しています。
しかし、一部の電力会社では夜間の送電再開対応を行っていない場合もあるのでご注意ください。
また、使用している電気メーターによっても送電再開までにかかる時間は変わってきます。
電気メーターの種類 | 送電再開までかかる時間の目安 |
---|---|
アナログメーター | 1~2時間程度 |
スマートメーター | 5~30分程度 |
アナログメーターとは、従来の電気メーターであり数値がアナログ表示のものです。
アナログメーターでは、作業員による電気工事が必要になるので送電再開までに時間がかかります。
作業員のスケジュールや工事の混雑状況によっては上記よりもさらに送電再開までに時間がかかる可能性もあるのでご注意ください。
スマートメーターとは、新しいタイプの電気メーターであり、数値がデジタル表示されています。
スマートメーターは工事不要で送電再開できるので、アナログメーターよりも所要時間が少ないです。
ただし、スマートメーターでも送電再開後の通信状況が悪い場合には電気工事が必要であり、時間がかかります。
電気が止まってしまった場合の対処法は?
電気代の滞納や支払い忘れが原因で電気が止まったときには、速やかに滞納分や延滞利息を払いましょう。
電気代を滞納し続け、最終支払日まで払わないと電気の供給が停止しますし、さらに滞納し続けると電力会社との契約が強制解約になってしまいます。電力会社ごとに若干の違いはありますが、支払期限を約30日過ぎると強制解約になってしまう可能性が高いです。
強制解約になった場合には、滞納分や延滞利息をすべて払ったとしても、送電は再開されません。強制解約時には、新たに契約する電力会社を見つけなければなりません。
新しい電力会社と契約する
電気代の滞納により強制解約となった場合には、新しい電力会社と契約しなければなりません。
強制解約になってしまった場合は、電気ガス開始受付センター(0120-911-653)で電気の開始受付ができます。
早ければ最短で電気が使用できる可能性があります。電気が止まったことに気づいたら、早めに連絡してしまうことをおすすめします。
電気代の滞納・支払い忘れへの対処法

最後に、電気代を滞納、支払い忘れをしてしまったときの対処法をいくつか紹介していきます。
電力会社の見直しをする
電気代が高く家計を圧迫している場合には、電力会社や料金プランの見直しを行うのもおすすめです。
電力自由化に伴い自由に電力会社を選択できるようになったので、ライフスタイルや家族の人数に合った電力会社や料金プランを選択できます。
どの電力会社や料金プランを選べば良いか分からない場合には、でんきガス.net(0120-911-653)にご相談ください。住んでいる地域や電気使用量から、お得に使える電力会社を手配してくれます。
この機会に、お電話してみてはいかがでしょうか。
受付窓口 | でんきガス.net |
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電話番号 | 0120-911-653 |
受付時間 | 8:00~20:45(年末年始を除く)
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▼でんきガス.netについてはこちら でんきガス.netとは?電気やガスの面倒な手続きを無料手配してくれるって本当?
料金プラン・アンペア数を見直す
電気代が高いと感じるときには、電力会社だけでなく料金プランの見直しもおすすめです。
電力自由化に伴い、様々な電気の料金プランが利用できるようになったので、自分に合う料金プランを選べば電気代を節約できる場合があります。また、契約アンペアを見直せば、電気代のうち基本料金を下げられます。
契約している電力会社に相談する
すでに、電気代の滞納をしている場合や支払いが難しい場合には、契約している電力会社に相談しましょう。
電力会社に相談すれば、支払い期日や最終支払日の変更をしてくれる場合があります。
電気代をクレジットカードで支払う
電気代の支払い忘れにより、電気がストップした経験をお持ちの人は、電気代をクレジットカード払いや口座振替にするのも良いでしょう。
ただし、クレジットカードの引き落とし口座に残高を用意しておく必要がある点には注意が必要です。
不用品を売却する
電気代の支払いが一時的に難しい場合には、不用品の売却により資金を作るのも良いでしょう。
ただし、不用品の売却では根本的な解決は難しく一時的な対策であると意識しましょう。
副業収入を得る
電気代が家計を圧迫している場合には、副業を始め収入を増やすのもおすすめです。
収入が増えれば、電気代の金額が変わらなくても収支のバランスが整うようになります。
電気代を借りる
一時的に電気代が足りない、支払いが難しいのであれば家族や知人に電気代を借りるのも良いでしょう。
ただし、根本的な解決にはならないので電気代が高い場合には、電力会社や家計の見直しをしましょう。
カードローンやキャッシングを利用する
知人や家族から電気代を借りるのが難しい場合には、カードローンやキャッシングの利用も検討しましょう。
カードローンなどでお金を工面すれば、電気の供給が停止される、強制解約になることは回避できます。

電気を強制解約されたら電気ガス開始受付センターへ
電気代を一定期間にわたり滞納すると、電気の供給が止められてしまいます。さらに、最終的には契約を強制解約され、電気を利用できなくなってしまいます。
電気代を滞納し強制解約になったときには、電気ガス開始受付センター(0120-911-653)でも電気の開始受付手続きが可能です。最短当日でも開通手続きができる可能性があるので、お急ぎの方はお電話してみてはいかがでしょうか。
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