新居への引っ越しに必要なものリスト!一人暮らしや同棲などのシチュエーションごとに解説

引っ越しで新生活をはじめる際は、新居での生活に必要なものや引っ越しに必要なさまざまなものを用意しなければなりません。

特に新生活に必要なものは数が多く、ジャンルも多岐にわたるので、何が必要かを自分で考えようとしても「何か見落としていないか」「何か忘れていないか」と、不安になってしまいますよね。

そこで、新居への引っ越しに必要なものをリスト形式でご紹介。引っ越し前に準備しておかなければならないことや、引っ越し作業に必要なものもあわせて解説するので、引っ越しがはじめての人でも安心です。

引っ越し前に準備しておくこと

新居での生活を円滑にスタートするためには、引っ越し前からさまざまな準備をしておくことが大切です。引っ越してすぐに電気・ガス・水道・インターネットが使えるよう、早めに手続きをしておきましょう。

電気・ガス・水道をすぐ使える状態にしておく

引っ越しに伴う電気・ガス・水道の手続きは、原則として旧居での「利用停止」と新居での「利用開始」の手続きの両方が必要となります。引っ越し前後で利用する電力会社・ガス会社・水道局が変わらない場合は、利用停止と利用開始の申し込みを同時に行うことができます。

電気・ガス・水道の利用停止・利用開始は、電話またはインターネットで手続きするのが一般的です。水道の利用開始の申し込みは引っ越し後でよい場合もありますが、電気とガスの利用開始の申し込みは必ず引っ越し前に済ませておきましょう。

電気・ガス・水道の利用停止・利用開始の手続きは、引っ越し日の1~2週間前に行うのがおすすめです。なかでも、ガスの利用開始にあたっては、作業員の訪問による開栓作業が必須となります。特に3~4月の引っ越しシーズンは、申し込みが遅れると希望の日時での開栓ができなくなる可能性があるため、早めの申し込みを心がけてください。

インターネット回線の手続き

インターネットはもはや日常生活に欠かせないライフライン。引っ越したらすぐに新居でインターネットが使えるよう、インターネットも前もって引っ越しの手続きをしておきましょう。

インターネットの引っ越し手続きの流れは、引っ越し後も同じプロバイダを利用するかどうかによって異なってきます。

引っ越し後も同じプロバイダを利用する場合

引っ越し後も同じプロバイダを利用する場合は、現在契約しているプロバイダに移転の申し込みをしましょう。移転の申し込みは電話やインターネットで行うことができ、その際に移転希望日や新住所、新居の形態などを伝えます(入力します)。

引っ越し後も引き続き同じプロバイダを利用する場合、プロバイダ所定の移転費(工事費や移転手数料)がかかることに留意しましょう。ただし、契約先によってはキャンペーンなどにより移転費が無料になることもあります。

引っ越しによってプロバイダが変更となる場合

引っ越し先が現在契約しているプロバイダのサービスエリア外となる場合や、引っ越しを機にプロバイダを見直す場合など、引っ越しに伴ってプロバイダを変更するケースもあるでしょう。

その場合は、現在契約しているプロバイダに対しては「解約」の手続きを、新居で利用するプロバイダには「新規加入」の手続きをそれぞれ行います。

プロバイダを変更する場合の注意点として、現在契約中のプロバイダを解約する際に解約料などがかかる可能性があることが挙げられます。乗り換えの場合、旧プロバイダの解約料を負担してくれるプロバイダもあるので、キャンペーンなどを賢く活用したいものです。

また、移転であっても新規加入であっても、新居の形態によってはインターネットの開通にあたって訪問工事が必要となることがあります。集合住宅の場合はすでに回線が引かれていることが多いため、遠隔工事で済むことがほとんどですが、一戸建ての場合は基本的に工事が必要になるでしょう。

訪問工事が必要となる場合、特に3~4月の引っ越しシーズンは工事の予約が取りにくくなります。インターネットが使えない空白期間が生じないよう、移転や新規加入の申し込みは早めに済ませておきましょう。

引っ越し作業時に必要なものリスト

引っ越し作業に必要な緩衝材

引っ越し前はライフラインの引っ越し手続きに加えて、荷造りも徐々に進めていかなければなりません。荷造りをはじめるにあたっては、まずは引っ越し作業に必要な以下のものをそろえるところからスタートしましょう。

  • ダンボール箱
  • ガムテープ
  • ふとん袋
  • マジックペン
  • 緩衝材(いわゆる「プチプチ」や紙など)
  • はさみやカッター
  • 滑り止め付きの軍手

引っ越し業者を利用する場合、ダンボール箱やガムテープ、ふとん袋は無料でもらえることがほとんどです。緩衝材は有料オプションになることもあるので、見積もり時に確認するといいでしょう。

もし緩衝材が引っ越しプランに含まれていない場合、「引っ越し業者に有料で手配を依頼する」「新聞紙など家にあるものを使う」「個人で購入する」のいずれかになります。プチプチは100円ショップやホームセンターなどのほか、ネット通販でも購入できます。

マジックペンは、ダンボール箱の外側に「何が入っているか」「新居のどこに置くか」を書くときに活躍します。また、はさみやカッターは梱包時にガムテープの端をきれいに切りたいときに便利です。

軍手は絶対に必要というわけではありませんが、引っ越し作業中は、ダンボール箱の端がこすれて手を傷つけてしまうことがあります。滑り止め付きの軍手があれば、手の保護ができるだけでなく、梱包したダンボール箱の持ち運びがラクになりますよ。

必ず用意しておきたい!引っ越し当日に必要なものリスト

引っ越し作業に必要なものを把握したら、次は引っ越し当日に必要なものをみていきましょう。これらをあらかじめ準備しておくことで、新生活のスタートがスムーズになります。

新居で引っ越し当日に使うものを引っ越し業者に運んでもらう場合、ダンボール箱の外に「すぐ使う」などと記載して、新居ですぐ取り出せるようにしておくといいでしょう。

荷ほどきするための道具

引っ越し当日にやらなければならない大事な作業のひとつに、新居での荷ほどきがあります。荷ほどきをする際は、封をしたダンボールを簡単に開けるためのカッターやはさみ、その際に手を保護するための軍手などがあると便利です。

掃除グッズ

引っ越し当日、掃除グッズは旧居と新居の両方で必要になります。多くの人は退去前に旧居の掃除をはじめると思いますが、いくら事前に掃除をしていたとしても引っ越し当日に家具や家電を搬出すると、隠れていたホコリやゴミが出てきます。

そんなとき、コンパクトなスティッククリーナーや、掃除用のウェットシートなどがあると、搬出作業中にさっと掃除ができて便利です。

旧居だけでなく、新居でも引っ越し当日に掃除をしなければならない場面が出てくるかもしれません。基本的に新居は事前にハウスクリーニングがされているとはいえ、以前の入居者の退去から期間が空いてしまうと、部屋の隅などにホコリが溜まっていることもあるからです。

あるいは、荷ほどき中にダンボール箱やガムテープなどから小さなクズが出ることも。掃除グッズは新居でもすぐに取り出せるよう、わかるように梱包しておきましょう。

生活必需品

引っ越し当日に荷ほどきが終わる人はまれで、新居が片づくまでにはしばらく時間がかかります。しかし、そんななかでも引っ越し当日から新居での生活がはじまります。トイレットペーパーやタオル、石けん類、歯ブラシ、化粧品、ゴミ袋といった日々の生活に欠かせないものは当日からすぐ使えるようにしておきましょう。

寝具

寝具についても、引っ越し当日中に準備が必要です。新居で使う寝具を旧居から運ぶ場合はふとん袋から出せばいいだけですが、引っ越しを機に寝具を買い替える場合は、引っ越し当日までに確実に受け取れるようにしておく必要があります。

カーテン

カーテンがないと家の中がまる見えになってしまうだけでなく、寝室の場合は「外からの光が入ってきて眠れない」という困った事態になってしまいます。

そんなことにならないよう、あらかじめ新居の窓のサイズに合ったカーテンを注文しておき、その日のうちに取りつけられるようにしましょう。旧居と新居の距離が離れていて、自分で窓のサイズを確認できない場合でも、不動産屋にお願いすれば測ってくれることが多いです。

なかなか既製品がないサイズの場合、特に3~4月は注文が混み合って仕上がりまでに時間がかかることもあるため、サイズがわかったら早めに注文しておきたいところです。

照明

照明器具がないと、いざ新居に着いたら「電気は通っていても家の中が真っ暗」ということになりかねません。特に、搬入が夕方以降になってしまった場合はとても困りますよね。

照明器具が設置されている物件でない限り、あらかじめ新居に取りつけられる照明器具のタイプを確認し、当日までに準備をしておきましょう。

電気の引っ越し手続き

引っ越し後に必要なものリスト

新居のキッチン

新居で生活をしていくためには、家具や家電、日用品などさまざまなものが必要になってきます。必ずしも引っ越し当日に必要なものばかりではありませんが、できるだけ早いタイミングでそろえておきたいものを以下にまとめました。

家電

ほとんどの人が使う家電として以下のものが挙げられます。なかでも冷蔵庫、洗濯機、ヘアドライヤーなどの使用頻度の高いものは、引っ越し当日あるいは引っ越し3日後ぐらいまでに使えるようにしたいものです。

  • 冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • 炊飯器
  • 洗濯機
  • テレビ
  • 掃除機
  • ヘアドライヤー

上記に加えて、以下のものがあるとより快適な新生活を送れるでしょう。家族構成やライフスタイル、部屋の広さなどを踏まえて、新居に必要なものをピックアップしてみてください。

  • 電気ケトル
  • コーヒーメーカー
  • その他の調理家電(電気圧力鍋、ミキサー、ホットプレートなど)
  • アイロン
  • 食器洗い機
  • 暖房器具(電気ヒーター、こたつなど)
  • 冷房器具(扇風機など)
  • 空気清浄機
  • オーディオ
  • パソコン
  • デスクライト

また、新居にエアコンがない場合は、エアコンの購入・設置も必要となってきます。

家具・インテリア

新居に必要な家具やインテリア用品は、家族構成や部屋の広さなどによって大きく異なってきます。以下のリストから自分に必要なものを確認してください。

  • ソファ
  • テレビ台
  • ダイニングテーブルとチェア
  • 食器棚
  • キッチンラック
  • ベッド、ふとんなどの寝具
  • チェストなどの衣類収納家具
  • ドレッサーや姿見鏡
  • サイドテーブル
  • ワーキングデスクとチェア
  • 本棚
  • カーペット、ラグ、マット類
  • クッション
  • 掛け時計
  • ゴミ箱

キッチン用品

引っ越しの際は、旧居で使っていた要冷蔵の調味料や食品を処分する人も多いはずです。そのため、以下のような料理や食事に必要なものに加えて、調味料や食品の調達も必要になってきます。

  • ガスコンロ(新居にない場合)
  • 鍋やフライパン
  • 包丁
  • まな板
  • お玉、木べらなどのキッチンツール
  • タッパーなどの食品保存容器
  • 米びつ、調味料の保存容器
  • ざるやボウル
  • 計量カップ、計量スプーン
  • キッチンばさみ
  • キッチンタイマー
  • 食器(皿、飯椀、汁椀、丼ぶり、グラス、マグカップなど)
  • カトラリー(フォークやスプーンなど)、箸
  • キッチンマット
  • キッチン洗剤、スポンジ、キッチン用の掃除用品
  • キッチン用のタオルやキッチンペーパー
  • 食器用の水切りラック
  • 三角コーナーや水切りネット

バス・トイレ用品

バス・トイレ用品は引っ越し当日から必要になるものが多いため、引っ越し当日に新居周辺で買いに行く余裕がない場合は、事前に準備しておき、引っ越し荷物に入れるようにするといいでしょう。

  • バスタオル、フェイスタオル
  • バスマット
  • お風呂洗剤、スポンジ
  • お風呂ブーツ(お風呂掃除のときに履くもの)
  • シャンプー、ボディソープ
  • 歯ブラシ、歯磨き粉
  • トイレマット、トイレットペーパーホルダー
  • トイレブラシ
  • トイレットペーパー
  • サニタリーボックス、サニタリーポリ袋

洗濯用品

洗濯用品の中で意外に忘れがちなのが物干しざおです。新居のエリアによっては購入できる場所が限られることもあるので、すぐに物干しざおが調達できない場合は、100円ショップなどで売っている物干しロープでも代用できます。

  • 物干しざお
  • 洗濯ネット
  • 洗濯バサミ
  • ハンガー
  • ランドリーバスケット
  • 洗濯洗剤

その他日用品

上記以外にも、日常生活に必要なものがあればリストアップしておきましょう。

  • ティッシュペーパー
  • ペンやメモ、はさみ、セロハンテープなどの文房具
  • 荷造りロープ(古紙などを処分するため)

【シチュエーション別】新生活に必要なものリスト

新生活を始めるために、必要な最低限のものをご紹介。
あとは、自分のライフスタイルに合わせて、徐々に買い足していきましょう!

初めての一人暮らしで最低限必要なもの

初めての一人暮らしで最低限必要なものは、次のとおりです。

家具・インテリア
カーテン(厚手・レースの 2種類)
寝具一式(敷布団・枕・掛け布団 等)
家電
冷蔵庫
電子レンジ・オーブンレンジ
洗濯機
炊飯器
照明(必要な電球も要チェック)
ドライヤー
掃除機
日用品
食器
食器洗い用品(スポンジ・食器洗剤)
キッチン用品
物干しざお
ハンガー
洗濯物かご
洗濯洗剤
風呂掃除用品
バス用品
トイレ用品
タオル類
歯磨きセット
常備薬(かぜ薬や胃腸薬、かゆみ止めなど)
ティッシュ
ゴミ袋
雑巾
文具
工具(ドライバー)
印鑑

女性が特に必要なもの

女性が特に必要なものは、次のとおりです。
洗濯ネットは、すぐに使えるよう事前に準備しておきましょう。
ドレッサーについては、必須ではありませんが、ヘアアイロン・化粧品が収納でき、デスクと兼ねて使用できるものもあるので、おすすめします。
防犯では、オートロック付き・TVモニター付きの物件も増えていますが、あるとより安心できますよね。

女性が特に必要なもの
化粧品ポーチ
ドレッサー
ヘアアイロン
洗濯ネット
生理用品
防犯グッズ(1階の部屋は要チェック)

学生が特に必要なもの

学生が特に必要なものは、次のとおりです。
コロナ禍でオンライン授業などが増えたため、リモートの授業や課題に取り組むために、持ち運べる自分のパソコンがあると便利です。
場所を選ばずに作業できることは魅力ですね。

また、家のネット環境はとても重要です。
インターネット使用料が無料の物件も増えてきているので、自分に合ったネット環境を構築しましょう。

学生が特に必要なもの
ノートパソコン
USBメモリ
インターネット回線

社会人が特に必要なもの

社会人が特に必要なものは、次のとおりです。
身だしなみを整えることは、社会人のエチケットです。
スーツ着用の会社に勤務の場合は、アイロンがあると便利です。
クリーニング店を利用するという方法もありますので、よく検討したうえで購入するようにしましょう。

社会人が特に必要なもの
全身鏡
アイロン

同棲や新婚生活で必要なもの

同棲や新婚生活で必要なものは、次のとおりです。
食器を洗う手間が省けるため、共働きの新婚さんにはおすすめです。

同棲や新婚生活で必要なもの
食器洗浄乾燥機
ベッド(ダブル以上)

電気の引っ越し手続き

引っ越し時のライフライン手続きはでんきガス.netがおすすめ

快適な新生活のスタートを切るためには、引っ越し前後に必要なものを把握して、事前に準備しておくことが大切です。あわせて、ライフラインの手続きなども時間に余裕を持って済ませておきましょう。

今はあらゆるものがネットで買える便利な時代ではありますが、大型家具やカーテンなどは注文してから届くまでに時間がかかることもあります。「引っ越しまでに必要なものがそろわない」ということのないよう、新たに購入するものがある場合は早めの行動を意識するとよいでしょう。

また、電気やガスなどの手続きはもうされましたか?

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