ガスコンロの画像

引っ越し時ガスコンロはどうする?取り外しや取り付け付け方法、注意点を解説

「引っ越しでガスコンロを取り付ける方法が知りたい」「引っ越しでガスコンロを取り付ける時に注意することはある?」と気になっている人は多いのではないでしょうか?

<この記事で分かること>

  • 引っ越しでのガスコンロの取り付け方法
  • ガスコンロを取り付ける時の注意点
  • ガスコンロが取り付けられないときの処分方法

「引っ越し先でガスコンロを取り付けたいけど、取り付け方法が分からない…」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

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目次

ガスコンロを引っ越し先でも使う場合の取り外し方法

ガスコンロを新居へ持っていきたくても、もともと備え付けられている「ビルトインタイプ」は取り外すことができませんが、コンロの上に設置するだけの「テーブルタイプ」は持っていくことが出来ます。ご自身で購入したガスコンロであれば取り外して持っていくか処分しましょう。

テーブルコンロの取り外しを引っ越し業者に依頼する場合は、平均3,000円から5,000円の費用がかかってしまうため、以下を参考に自分で取り外すことをおすすめします。

<ガスコンロの取り外し方>

  1. ガスコンロのスイッチが入っていないか確認
  2. ガスの元栓を閉める
  3. 元栓からゴム管(ホース)を抜く
  4. ガスコンロを取り外す

引っ越しの時にガスコンロを掃除・梱包する方法

ガスコンロの掃除

引っ越し先で同じガスコンロを使うのであれば、引っ越し前にガスコンロを掃除しておきましょう。また、引っ越し業者にを依頼せず、自分で運搬する場合はガスコンロの梱包が必要です。こちらでは、ガスコンロの掃除方法と梱包方法について説明します。

ガスコンロの掃除方法

ガスコンロの掃除には「セスキ炭酸ソーダ」を使用すると、油汚れをきれいに落とすことができます。こちらでは、ガスコンロの掃除に必要な物やセスキ炭酸ソーダ水の作り方、掃除の手順について説明します。

ガスコンロの掃除に必要な物

ガスコンロの掃除には下記のものが必要です。スプレー容器はセスキ炭酸ソーダ水を作る時に使用します。

  • セスキ炭酸ソーダ小さじ1
  • 水500ml
  • スポンジ
  • ゴム手袋
  • スプレー容器

セスキ炭酸ソーダ水の作り方

ガスコンロは油汚れや焦げがこびりついており、キッチン用の洗剤ではなかなか汚れを落とすことができません。セスキ炭酸ソーダ水は油汚れに効果があり、ゴシゴシこすって掃除をする必要もないので掃除に時間をかけられない人におすすめです。

<セスキ炭酸ソーダ水の作り方>

  1. スプレー容器に水を500ml入れる
  2. 水を入れたスプレー容器にセスキ炭酸ソーダを小さじ1入れてよく混ぜる

ガスコンロの掃除の手順

掃除をするときには念のためガスの元栓を閉めて、手荒れ防止のためにゴム手袋をするといいでしょう。セスキ炭酸ソーダ水を使ったガスコンロの掃除の手順は下記のとおりです。

  1. ガスコンロの汚れが気になる場所にセスキ炭酸ソーダ水を吹きかける
  2. セスキ炭酸ソーダ水を吹きかけた場所に上からラップをする
  3. 1時間程放置する。汚れがひどい場合は様子を見て時間を延ばす
  4. 歯ブラシやマイクロファイバークロスなどで汚れを落とす
  5. 仕上げに拭き掃除をする

ガスコンロの梱包方法

引っ越し先で同じガスコンロを使うのであれば、引っ越し後も問題なく使えるようにしっかりと梱包する必要があります。こちらでは、ガスコンロの梱包に必要なものと梱包の方法について説明します。

ガスコンロの梱包に必要な物

ガスコンロの梱包に必要なものは下記のとおりです。

  • ガムテープ、養生テープ
  • 緩衝材
  • 新聞紙
  • 段ボール

ガスコンロ梱包の手順

ガスコンロを梱包する手順は下記のとおりです。

  1. ガスの元栓を閉める
  2. ガスコンロと元栓をつないでいるホースを抜く
  3. 外せる部品はすべて外す(五徳、杯機構カバー、バナーキャップなど)
  4. 魚焼きグリル部分はガムテープや養生テープで固定する
  5. パーツごとに緩衝材や新聞紙で包む
  6. 段ボールに隙間がないように詰める

引っ越しでのガスコンロの取り付け方法

引っ越しでのガスコンロの取り付け方法には、引っ越し業者に依頼する方法やガス会社に依頼する方法、自分で取り付ける方法があります。こちらでは、引っ越しでのガスコンロの取り付け方法について説明します。

引っ越し業者に取り付けてもらう

ガスコンロにはキッチンに組み込まれたビルトインコンロとキッチンに置くタイプのテーブルコンロがあり、ビルトインコンロの取り外しや取り付けは専門業者やメーカーに依頼する必要があります。

引っ越し業者ではテーブルコンロの取り外しと取り付けを行っていますが、業者によって「取り外しは無料で、取り付けは有料」、「取り外しも取り付けも無料」、「取り外しは行うが、設置は行わない」というパターンがあるため見積もりの際に相談してみましょう。

また、引っ越し業者ではビルトインコンロの取り付けは行っていないため、ビルトインコンロのメーカーやガス会社などの専門業者に依頼することになります。

ガス会社に取り付けてもらう

引っ越し先でガスを利用する時には、ガス会社によるガスの開栓への立ち合いが必要です。この時にガスコンロの取り付けも依頼することができます。ガスの開栓は無料ですが、取り付け費用は有料のため、ガスの開栓を依頼するガス会社に問い合わせてみましょう。

自分で取り付ける

ビルトインコンロは自分では取り付けができませんが、テーブルコンロは自分で取り付けることができます。ホースがしっかりつながっていなかったり、適合していないホースを利用するとガス漏れなどの危険があるので、自分で取り付ける時には取扱説明書を確認しながら慎重に取り付けましょう。

引っ越し先でも同じガスコンロを使うことができるかどうかを確認し、同じものが使えないのであればガスコンロごと買い替えたり、ホースなどのパーツを買い替えましょう。

引っ越しでガスコンロを取り付ける時の注意点 

ガスコンロ設置の注意点

ガスコンロはしっかりと取り付けを行わないと、ガス漏れなどの事故につながります。特に自分でガスコンロを取り付ける時には事前に注意点を把握して、事故のないように気を付けましょう。こちらでは、引っ越しでガスコンロを取り付ける時の注意点について説明します。

ガスコンロのサイズを確認する

ガスコンロのサイズは一定ではないため、引っ越し前に使っていたガスコンロが引っ越し先のキッチンスペースにはいるかどうかを確認しておきましょう。

ガスコンロの横幅だけでなく、奥行きも確認が必要です。ガスコンロが壁に近すぎると、ホースを正しく接続できなかったり、火を使うときに壁が焦げてしまったりする可能性があります。ガスコンロと壁は15cm程度すきまを開けて設置すると、ガスコンロによる壁の炭化や火災を防止することができます。すきまを作ることができない場合には、防熱板などを使って壁を保護すると安心です。

ガスの種類を確認する

ガスコンロが引っ越し先のガスの種類に対応しているかどうかを確認しましょう。ガスの種類には「都市ガス」と「プロパンガス」があり、それぞれの種類に対応しているガスコンロやホースを使用しなければなりません。

ガスの種類はガス料金の明細などで確認することができ、「LPガス」と記載があればプロパンガス、「A12やA13」と記載があれば都市ガスです。プロパンガス用のホースはオレンジ色で、都市ガス用のゴムホースは薄いピンク色なので、ホースの色でもガスの種類を見分けることができます。引っ越し先で利用できるガスの種類が違う場合は、引っ越し後に対応しているガスコンロに買い替える必要があります。

ガスの元栓を確認する

ガスの元栓には「ホースエンド型」と「コンセント型」があります。ホースエンド型はホースを元栓に差し込んでバンドでとめて固定しますが、コンセント型はホース先端のソケットを差し込むだけで自動的に固定されます。ホースエンド型の元栓には赤い線がついており、コンセント型には赤い線がついていないので見分けやすいです。

ホースの口径と種別を確認する

一度使用したホースは劣化している可能性があるため、ガス漏れの原因となってしまいます。そのため、引っ越し先で同じガスコンロを使う場合には、使っていた古いホースを念のため買い替えると安心です。ホースの口径には9ミリと13ミリのものがあるため、買い替える時には元栓のサイズに合っているホースを用意するようにしましょう。

設置後に確認する

自分でガスコンロを設置した場合には、ガス漏れなどが起きてしまわないようにしっかりと確認をしましょう。ホースを適切に差し込めているか、ホースとガスコンロの間に余裕があるか、壁との距離が近すぎないか、火が付くかといったことをチェックしましょう。異臭がしている場合はガス漏れの可能性があるため、一度元栓を閉めてからホースのサイズを確認したり、ホースを付け直したりしましょう。

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引っ越し先でガスコンロが取り付けられない時の処分方法

引っ越し先で同じガスコンロが取り付けられない場合には、ガスコンロを処分することになります。ガスコンロの処分方法には、粗大ごみとして捨てる方法、不用品回収業者に依頼する方法、リサイクルショップに売る方法、フリマアプリやオークションで売る方法、人に譲る方法があります。こちらでは、ガスコンロを処分する方法について、詳しく説明します。

旧居にガスコンロは置いていけないの?

引っ越し先でガスコンロが取り付けられない場合でも、基本的には旧居にガスコンロを置いていくことは出来ません。

無言で置いていくと処分費用を請求される場合もあります。購入したばかりで綺麗なガスコンロの場合、管理会社へ置いていけるか、まず確認してましょう。

粗大ごみで捨てる

ガスコンロを処分したい場合、自治体で粗大ごみとして処分してもらうことができます。自治体によって処分費用は異なりますが、ガスコンロの処分費用は500円から1,000円前後です。ガスコンロを粗大ごみとして回収してもらうためには、事前に自治体の指定するごみ処理センターなどに回収の予約をする必要があります。事前に予約をしておけば、粗大ごみを指定施設に持ち込むことも可能です。

粗大ごみ回収の予約は電話のみで行っているところ、電話とwebから申し込みができるところなど自治体によって違いがあるため、まずは自治体のホームページや自治体が配っているゴミ冊子で確認してみましょう。粗大ごみの回収を依頼する場合、回収までに時間がかかることが多いため、すぐに処分をしたい場合には向いていない方法です。

ガスコンロを粗大ごみで処分する手順

ガスコンロを自治体で粗大ごみとして処分する手順について説明します。

  1. 自治体の指定するごみ処理センターなどに回収依頼の連絡をする(電話またはwebから予約)
  2. 決められた金額の粗大ごみ処理券をコンビニエンスストアなどで購入する
  3. 粗大ごみ処理券に必要事項を記入して忘れずにガスコンロに貼り付ける
  4. 予約した日時に指定の場所にガスコンロを出す

不用品回収業者に引き取ってもらう

不用品回収業者にガスコンロの引き取りを依頼すると、最短で当日にガスコンロを引き取りにきてもらえます。「どうしてもすぐにガスコンロを処分したい」という場合には、不用品回収業者に依頼することをおすすめします。ガスコンロ単品で引き取ってくれる業者もあれば、トラックのせ放題プランなどでまとめて不用品を処分できるプランを提供している業者もあるので自分に合ったサービスを選んで処分しましょう。回収料金は業者によって異なりますが、3,000円から4,000円が相場です。

不用品回収業者の中には、自治体からの許可なく回収を行っていたり、免許を持たずに不用品回収を行っている業者が存在します。質の悪い不用品回収に依頼してしまうと、「あとから高額の追加料金を請求される」、「ガスコンロを正規の方法で処分できていない」といったトラブルに巻き込まれることもあるので十分に注意しましょう。業者を選ぶ時はネット上の口コミや業者との電話やメールでのやり取りで判断すると良いでしょう。

リサイクルショップに売る

状態が良いガスコンロであれば、リサイクルショップに売ってお金に換えることができます。ただし、汚れがひどいなど状態のよくないガスコンロはリサイクルショップに持って行っても買い取ってもらえないため、粗大ごみとして処分したり、不用品回収業者に引き取ってもらう方法を検討しましょう。

リサイクルショップが近くにない場合には、出張買取を行っているリサイクルショップを選ぶと家にいながらガスコンロを売ることが可能です。不用品回収業者と同様、許可や委託を受けていないリサイクルショップは家電リサイクル法に違反している可能性があるため選ばないようにしましょう。

フリマアプリやオークションで売る

フリマアプリやオークションで売る場合には、売り方や交渉次第でリサイクルショップに売るよりも高値が付く可能性があります。出品する時にきれいな画像を撮影したり、説明文に詳しくガスコンロの特徴や使用状況などを記載しておくと買い手が付きやすくなります。フリマアプリやオークションに出品しても必ず売れるわけではないので、「売れなかった時にどうするのか」、「いつまで出品するのか」といったことを考えておきましょう。

フリマアプリ、オークションサイト例

オークションサイトヤフオク、モバオク
フリマアプリメルカリ、ラクマ

人に譲る

ガスコンロを必要としている友人や知人に直接譲ったり、新聞の譲りますコーナー、自治体の掲示板、ジモティーなどを利用してガスコンロが欲しい人に譲る方法があります。こちらでは、ガスコンロを人に譲る方法について詳しく説明します。人に譲る場合にはある程度の日数がかかるので、時間に余裕のある人におすすめです。

新聞の「譲ります」コーナーを利用する

新聞の「譲ります」コーナーに掲載してもらうことで、ガスコンロを必要としている人に譲ることができます。新聞社によって無料掲載だったり、有料掲載だったりするため、無料掲載をしてくれる複数の新聞社に連絡を取ることをおすすめします。譲ってほしい人から連絡があったら、ガスコンロの状態や引き渡し場所などを詳しく相談し、トラブルのなく譲れるようにしましょう。

自治体で譲りたいものを登録する

各自治体では譲りたいものをホームページなどから登録して譲ることができるサービスを行っています。住んでいる自治体によって譲りたいものの登録方法などが異なるため、まずは自治体のホームページや役所で確認してください。譲ってほしい人が見つかったら、トラブル回避のためにも、引き渡し条件などをしっかりと確認してからガスコンロを渡すようにしましょう。

ジモティーを利用する

ジモティーは無料で利用できる地域掲示板です。「あげます」、「売ります」といった情報を気軽に投稿することができ、取引はチャットで行うことができます。取引が成立しても手数料がかからないことが特徴です。新聞の譲りますコーナーや自治体のサービス利用より手軽に人に譲りたい人におすすめです。

引っ越し時のライフライン手続きはでんきガス.netがおすすめ

引っ越し先でも同じガスコンロを使いたい場合は、引っ越し業者やガス会社に取り付けを依頼する方法と自分で取り付けをする方法があります。自分で取り付ける場合にはガスの元栓やホースの種類を確認し、それぞれの種類に合った接続をする必要があります。また、しっかりホースを接続できていないとガス漏れなども危険があるため、自分での取り付けが不安な場合は引っ越し業者やガス会社に取り付けを依頼すると安心です。

また、電気やガスなどの手続きはもうされましたか?

面倒な電気やガス・インターネットの手続きにはでんきガス.net(0120-911-653)がおすすめです。でんきガス.netは、ライフライン手続きを一括手配できるので、手続きが電話一本で完了します。引越しの負担を軽くしたい方はぜひ利用してみてくださいね。

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