一軒家の電気代の平均は?電気代が高い原因と節約法を紹介!
本記事では、一軒家の電気代の平均や節約法を紹介しています。一軒家の電気代は、季節や住んでいる地域によって異なりますが、マンションやアパートなどの集合住宅よりも高くなる傾向があります。
一軒家に暮らしていて電気代が高いと感じている方は、ぜひ最後までご覧ください。
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※掲載内容は2023年10月時点の情報です。
目次
一軒家の電気代の平均は?
一軒家の電気代は、世帯人数や部屋の広さによって、集合住宅よりも高くなる傾向があります。
電気代は、1年を通して季節によって変動します。また、住んでいるエリアによっても、電気代の値段が異なります。ここからは、世帯人数ごとに平均電気代の項目別に紹介します。
ぜひ、現在の電気代を比較するための参考にしてください。
【年次別】一軒家の平均電気代
過去5年の世帯人数ごとの平均電気代について確認しましょう。年次別で世帯人数ごとに平均電気代についてまとめたのが、以下の表です。
世帯人数 | 2022年平均電気代 | 2021年平均電気代 | 2020年平均電気代 | 2019年平均電気代 | 2018年平均電気代 |
---|---|---|---|---|---|
1人 | 6,808円 | 5,482円 | 5,791円 | 5,700円 | 5,852円 |
2人 | 11,307円 | 9,183円 | 9,515円 | 9,654円 | 9,559円 |
3人 | 13,157円 | 10,655円 | 10,932円 | 11,116円 | 11,024円 |
4人 | 13,948円 | 11,376円 | 11,788円 | 11,761円 | 11,719円 |
5人 | 15,474円 | 12,423円 | 12,471円 | 12,945円 | 12,846円 |
6人以上 | 17,869円 | 14,852円 | 16,003円 | 16,031円 | 16,414円 |
燃料高騰や円安などのさまざまな要因によって、電気代が2021年後半から短期間で高騰しています。
2023年4月から、大手電力会社が料金の見直しを行い、実質的な値上げを行いました。大手電力会社の中には、最大42%の値上げ幅を申請しています。そのため、今後も電気代の高騰が続く可能性があります。
【季節別】一軒家の平均電気代
季節別に世帯人数ごとの平均電気代について確認しましょう。季節別で世帯人数ごとの平均電気代についてまとめたのが、以下の表です。
世帯人数 | 2022年7〜9月(夏) 電気代平均額 | 2022年10〜12月(秋) 電気代平均額 | 2023年1月〜3月(冬) 電気代平均額 | 2023年4月〜6月(春) 電気代平均額 |
---|---|---|---|---|
1人 | 6,418円 | 6,557円 | 9,340円 | 5,486円 |
2人 | 10,446円 | 10,910円 | 15,577円 | 10,091円 |
3人 | 12,062円 | 12,648円 | 18,356円 | 12,058円 |
4人 | 12,922円 | 13,871円 | 19,941円 | 12,561円 |
5人 | 14,038円 | 14,860円 | 21,763円 | 13,130円 |
6人以上 | 15,874円 | 17,654円 | 27,267円 | 15,351円 |
冬は、1年の中でも冬の電気代が高くなるという傾向があります。寒さを凌ぐため暖房器具の使用頻度が高くなるのが大きな原因です。夏の電気代も高くなる傾向がありましたが、近年は厳しい残暑が続くことで、夏と秋の電気代に大きな差がなくなっています。
【エリア別】一軒家の平均電気代
エリア別の平均電気代について確認しましょう。エリア別で2人以上世帯の平均電気代についてまとめたのが、以下の表です。
エリア | 平均電気代(1ヶ月あたり) |
---|---|
北海道 | 13,084円 |
東北 | 13,835円 |
関東 | 12,262円 |
北陸 | 15,517円 |
東海 | 12,439円 |
近畿 | 12,221円 |
中国 | 14,743円 |
四国 | 13,450円 |
九州 | 11,894円 |
沖縄 | 11,616円 |
全国の平均よりも一軒家が多く、住居スペースが広い北陸地方は、他の地域に比べて電力消費量が多いです。そのため、他の地域よりも電気代が高くなる傾向があるようです。
2023年電気代の値上げ幅

2023年に大手電力会社が電気代の値上げを実施しました。値上げを発表した大手電力会社と標準的な家庭における電気代の値上げ幅は、以下の表の通りです。
電力会社 | 値上げ幅(値上げ前2022年11月と比較した場合) |
---|---|
北海道電力 | 約21% |
東北電力 | 約24% |
東京電力 | 約14% |
北陸電力 | 約42% |
中国電力 | 約29% |
四国電力 | 約25% |
沖縄電力 | 約38% |
最も2022年の平均電気代の高いのは、北陸地方です。北陸電力は、2023年6月から一般家庭向けプランを約42%の値上げを行っており、さらなる電気代の高騰が予想されます。

一軒家の電気代が高くなる理由
一軒家の電気代は、集合住宅よりも高くなる傾向があります。以下の表は、日本生活協同組合連合会が算出した2019年5月の電気代平均額です。
住宅の種類 | 2019年5月電気代平均額 |
---|---|
一軒家 | 8,546円 |
集合住宅 | 6,477円 |
また、4人家族の冬の平均代金と1年間の平均電気代を比較したのが以下の表です。
期間 | 平均電気代(1ヶ月あたり) |
---|---|
2023年の1月〜3月(冬) | 19,941円 |
2022年の1月〜12月(年間) | 13,948円 |
1年を通して冬の電気代が高いことがわかります。特に寒さの厳しくなる2月が、1年で最も電気代が高くなる傾向があります。
一軒家の方が集合住宅よりも電気代が高くなる主な理由は、以下の3つです。
- 部屋の広さ
- 契約アンペア数
- 建物の断熱性
主な理由と冬の電気代が高くなる理由についても解説していきます。
部屋の広さ
一軒家は、集合住宅よりも部屋の面積が広い傾向にあります。快適な温度で生活するためには、集合住宅よりも、冷暖房などの空調に使う消費電力が多くなります。
また、部屋数やフロア数が増えるほど、使用する家電が多くなり消費電力が多くなります。そのため、電気の節約を心がけていても、集合住宅よりも電気代が高くなってしまうのです。
契約アンペア数
大手電力会社を含め多くの電力会社は、契約アンペア数が大きくなるほど、基本料金が高くなります。アンペア数とは、一度に使える電気の量の最大値です。この最大値を超えた量の電気を使うと、ブレーカーが落ちます。
一軒家では、同時に複数の家電を使うことが多いため、大きなアンペア数を契約している可能性が高いです。そのため、電気の使用量に関わらず、基本料金が高くなっている可能性があります。
建物の構造
それぞれの住宅の構造によって異なりますが、木造の一軒家よりも鉄筋コンクリート造の集合住宅の方が、気密性が高くなります。気密性が高いことで、外の気温の影響を抑えることができるのです。
外の気温の影響が少なくなることにより、空調を効率的に使用することができます。結果として、一軒家の方が消費電力が多くなってしまうのです。
一軒家の冬の電気代が高くなる理由
冬の電気代が他の季節よりも高くなる主な理由は、以下の3つです。
- 暖房器具の使用頻度が増える
- 家電の使用回数が増える
- 照明の使用時間が長くなる
主な理由について詳しく解説します。
暖房器具の使用頻度が増える
家電製品の中でも消費電力が多いのが、エアコンなどの暖房器具です。冬は、エアコンだけでなく、電気ストーブやこたつなどを併用するご家庭も多いでしょう。さらに、オール電化の家庭や電気式の床暖房を利用している家庭は、冬の方が電気代が高くなる傾向があります。
夏もエアコンを使用しているのに、冬の方が電気代が高くなる理由は、部屋の中と外の温度差が大きいためです。快適な温度にするために消費電力が多くなります。
家電の使用回数が増える
冬は、夏に比べると日照時間が短く、洗濯物が乾きにくいため、乾燥機の使用頻度が高くなります。また、冬服は夏服に比べると分厚く、重ね着する事から洗濯の量も増えます。そのため、洗濯機や乾燥機の使用回数が増えて、電気代にも影響を及ぼします。
さらに、気温が低いため暖かい食べ物を食べる頻度も増えるため、電子レンジや電気ケトルを使用回数も増えます。家電の使用回数が増える冬は、電気代が他の季節に比べて高くなります。
照明の使用時間が長くなる
冬は、夏に比べると日照時間が短いため、照明の使用時間も長くなります。冬と夏の日照時間の差は、最大5時間程度です。特に雪が降る地域では、日照時間が極端に少なくなるため、暖房だけでなく照明の使用時間も必然的に長くなります。
照明の使用時間が長い場合は、LED電球への変更をすることで節電効果があります。一般的な電球をLED電球に変えることで、約85%の消費電力を抑えることができます。冬になる前にご自宅の照明器具を確認してみてください。
一軒家で電気代を節約する方法

電気代を節約する方法を3つ紹介します。無理のない範囲で実践して、電気代を節約しましょう。
- 電気の無駄遣いを減らす
- 省エネ家電に買い換える
- 電力会社を見直す
それぞれの方法について詳しく解説します。
電気の無駄遣いを減らす
電気代を節約する方法の中で、すぐにでも取り組めるのは、電気の無駄遣いを減らすことです。電気の無駄遣いを減らすための具体的なポイントは以下の3つです。電気の無駄遣いをしていないかチェックして、できる事から実践しましょう。
- 待機電力
- エアコン
- 冷蔵庫
①待機電力
家電製品は、使用していなくてもコンセントをつないでいる状態でも、わずかに電力を消費しています。1つ1つはとても小さなものですが、家庭全体で見ると1年で6%程度が待機電力として消費されているのです。
待機電力は、コンセントを抜くことで抑えることができます。使用していない家電製品のコンセントから抜いたり、個別スイッチ付きの電源タップを利用したりしましょう。
②エアコン
家電製品の中でも消費電力が多いのがエアコンです。そのため、エアコンの節電を意識することが、電気代の節約に繋がります。エアコンの節電をするためのポイントは、以下の4つです。
- 設定温度を意識する(夏場は28度、冬場は20度)
- 自動モードを設定する
- こまめなオンオフは逆効果
- フィルターを綺麗に保つ
夏場は28度、冬場は20度が、環境省が推奨する適正な室温です。夏場は設定温度をあげたり、冬場は設定温度を下げることで節電効果があります。無理のない範囲で、室温を意識しましょう。エアコンの自動モードは、設定温度に達するまで効率よく稼働してくれます。そのため、風量を自ら設定するよりも、節電効果があります。
エアコンは、起動した時に最も消費電力が多くなるため、こまめなオンオフは逆効果になってしまうこともあります。短時間の外出などの場合は、つけっぱなしの方が節電になる可能性が高いです。エアコンのフィルターが汚れていると、エアコンの効きが悪くなり消費電力が多くなります。フィルターを綺麗に保つことを意識しましょう。
③冷蔵庫
家電製品の中でエアコンに次いで消費電力が多いのが冷蔵庫です。冷蔵庫は24時間毎日稼働しているため、消費電力が必然的に多くなります。冷蔵庫の節電をするためのポイントは、以下の3つです。
- 開閉回数・時間を減らす
- 食品を入れすぎない
- 食品を冷ましてから収納する
冷蔵庫の開閉回数および開閉時間を減らす事で、冷蔵庫内の温度を適正に保つことができるため、節電に繋がります。開けっぱなしにしたり、無闇な開閉は控えましょう。冷蔵庫内に食品がパンパンに入った状態だと、消費電力が多くなります。冷蔵庫内に入れる食品の量は、最大で7割程度が目安です。
また、冷蔵庫に熱い食品をいれてしまうと、冷蔵庫内の温度が上がり、適正な温度に戻すために消費電力が多くなってしまいます。熱い食品は入れずに、ある程度冷ましてから入れましょう。
省エネ家電に買い換える
古い家電を使っている場合は、省エネ家電に買い換えるのも節電に繋がります。古い家電は、消費電力が多くかかってしまっている可能性があります。最新の家電は、高性能かつ省エネのものが増えています。
10年前の冷蔵庫の平均消費電力と最新の冷蔵庫の消費電力を比べると約40%の省エネになると言われています。人数やライフスタイルにあった冷蔵庫を選択することで、節電効果が高まります。
新しい家電を買うことでコストが生じますが、各自治体によっては省エネ家電促進補助金制度を実施しています。家電の買い替えを検討中の方は、対象となるかを確認しましょう。
電力会社を見直す
電気代の節約方法で最も簡単なのが、電力会社を見直すことです。日頃より電気の無駄遣いをしないように意識していても、節電効果をイマイチ感じにくいかもしれません。努力しても電気代が安くならないのは、電気代自体が高騰しているためです。
電力会社の見直しをして、電力会社を乗り換えることで、今よりも電気代が安くなる可能性があります。電気の自由化により、ライフプランにあった電力会社を選択できるようになりました。
長年大手電力会社で同じ料金プランを利用している方は、知らない間に電気代が高くなってしまっている可能性があります。電力会社の見直しをして、お得に電気を利用しましょう。
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2016年に大幅な法改正が行われたことで、消費者が自由に電力会社を選べるようになりました。ライフスタイルに合わせたプランを設けている新電力会社も増えています。
電力会社を見直す際に、注目するポイントは以下の3つです。
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一軒家の電力会社選びにはでんきガス.net
本記事では、一軒家の電気代の平均や節約方法について紹介しました。一軒家の電気代は、集合住宅よりも高くなる傾向があります。
2023年には大手電力会社が燃料高騰や円安の影響を受けて、電気料金の値上げに踏み切りました。物価高の負担を軽減するために、まずは電気代の節約を始めてみましょう。
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