
二人暮らしのガス代平均は?高い原因や節約方法をご紹介!
二人暮らしだと、ガス代はどれくらいかかるのでしょうか?
2021年度総務省家計調査によると、二人暮らしの平均ガス代は4,330円と報告されています。
この記事では、
「ガス代が平均よりも高いのはなぜ?」
「ガス代節約方法は?」
など、二人暮らしの方に役立つガス節約方法をまとめています!ぜひ参考にしてください。
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目次
二人暮らしのガス代平均は4,330円!
総務省統計局の公表データによると、2021年度の二人暮らしの平均ガス代は4,330円です。(参考:総務省統計局による「家計調査」世帯人員別1世帯当たり1か月間の収入と支出)
平均よりも大幅に高くなっている方は、以下の原因が考えられます。
二人暮らしのガス代が高くなってしまう原因は?
もし、平均よりも大幅に高くなっている方は、
- ガスを使いすぎている
- LPガス(プロパンガス)で契約している
- 気温が原因でガス代が高くなっている
- 地域差による
- 賃貸住宅に住んでいる
などの原因が考えられます。
ガス検針票を確認しながら、詳しく原因を探っていきましょう。
原因(1)ガスを使いすぎている
ガスを最も使用するのは、お風呂とキッチンです。二人暮らしの場合は、生活時間帯のズレなどの理由で、お風呂に一人ずつ入浴していたり、別々で食事をとっていたりすることがガス代を高くしていると考えられます。
後述するガス節約のコツを参考にして、生活習慣を見直してみてください。
原因(2)都市ガスではなくLPガス(プロパンガス)を使用している
ガスの契約が都市ガスではなく、LPガスの場合は、平均よりも高くなる場合があります。
LPガスは基本料金や従量単価が高いためです。
プロパンガス消費者センターによると、二人暮らしのガス使用量平均は以下のとおりです。
平均請求額 | 平均使用量 | |
---|---|---|
年間平均 | 7,120円 | 10㎥ |
LPガスをお使いの場合、ガス代が高いのは使いすぎが原因ではなく、単価そのものが高いといえます。
とはいえ、あきらめる必要はありません。ガス代を節約するポイントはありますので、後述する節約のコツを参照してください。
原因(3)気温が原因でガス代が高くなっている
ガス代は、一年を通して以下のように変動しています。寒い季節のほうがガス使用量が多くなっています。
時期 | ガス代平均 |
---|---|
1〜3月 | 6,049円 |
4〜6月 | 5,083円 |
7〜9月 | 3,448円 |
10〜12月 | 4,013円 |
冬場は水が冷たいので、お湯になるまでに多くのガスを必要とするためです。湯船にお湯をはってあたたまる回数も増えることも理由として考えられます。
LPガスを都市ガスに変更するには

LPガス(プロパンガス)だとどうしても単価が高いので、節約をがんばってもなかなか効果が感じられないかもしれません。
契約内容を確認して、LPガスを都市ガスへ変更できそうであれば、検討してみましょう。
電気だけでなく、ガスも自由化しています。私たちは、ガス会社を自由に選択できるのです。安い従量単価で販売しているガス会社に変更できれば、ガス代は大きく下げることが可能です。
ただし、賃貸住宅の場合は契約変更は難しいでしょう。
LPガスを都市ガスに変更するためには、管理会社の承認が必要となり、工事費用もかかります。
賃貸住宅の場合は管理会社の承認が必要
賃貸住宅の場合、勝手にガス会社を変更することはできません。ガス会社と契約を締結しているのは管理会社または大家です。したがって、ガス会社の変更には管理会社の承認が必要となります。
アパートやマンションの場合は、ガス会社を変更すると全戸で変更となってしまうため、なかなか承認されにくいことが予想されます。現在のガス代を伝えながら、ほかの入居者と一緒に交渉をするとよいでしょう。
LPガスから都市ガスへの切替工事が必要
都市ガスを引き込むためには、ガス導管の引き込み工事が必要になります。
住居の付近まで都市ガス管が通っているかどうかで、工事費用は変わってきます。家の近くにガス管がない場合は、遠くから引き込んでこなければなりません。そのため、工事費用は見積もりをとらないとはっきりとはわかりませんが、平均で10万〜15万といわれています。
このように、賃貸住宅の場合はLPガスから都市ガスへの変更が大変難しくなっています。
賃貸物件を探す時には、都市ガスを使用している物件を選ぶことをおすすめします。
二人暮らしでガス代を節約するには?

二人暮らしのガス節約ポイントをまとめて紹介します。
最もガスを使用するのはお風呂とキッチンです。ちょっとした生活習慣を見直すことで、ガス使用量を減らすことは可能です。ぜひ実践してください。
お風呂でのガス代節約方法
お風呂でのガス代節約のポイントは、以下の3つです。
- 追い炊き回数を減らす
- シャワーの時間を短くする
- 温度設定を下げる
少し工夫をするだけで、どれくらいのガス代を抑えられるのかも紹介します。
追い炊き回数を1回減らすと年間6,190円の節約に
二人暮らしだと、お風呂の追い炊きをする機会も多いのではないでしょうか。
追い炊きを1回するごとに、どれくらいのガスを使用しているのでしょうか?
お湯の温度によってもガスの消費量は異なりますが、経済産業省 資源エネルギー庁の試算によると、1日1回の追い炊きをやめると、一年で6,190円の節約ができます。
お風呂を沸かしたらすぐに入浴し、ふたや保温シートを活用して、追い炊きの回数を減らしてみましょう。
湯船にお湯をためて入浴するのは、二人が同じタイミングで入浴できる日に限り、別々で入る日はシャワーにするなど、工夫してみるとよいでしょう。
シャワー時間を短くすると年間約2,070円の節約に
45℃のお湯を1分間短縮すると、一年間で約2,070円の節約が可能です。
節水シャワーヘッドも有効です。使用するお湯の量を減らすことで、ガス使用量も減ります。水道代の節約にもなり、一石二鳥です。
シャワーの温度を下げると年間3,778円の節約に
お湯の温度が高ければ高いほど、ガス代が多くかかります。エネチェンジの試算によると、シャワーの温度を1℃下げると1分で0.2円の節約が可能。
1日15分のシャワーを、43℃から40℃に下げると、1年で3,778円の節約になるとしています。
夏場は特に、シャワーの温度を低くするとよいでしょう。寒い日に体をあたためたいときは、シャワーの温度を上げて温まるのではなく、湯船でじっくりあたたまってはいかがでしょうか。
キッチンでのガス代節約方法
キッチンでのガス代節約のポイントは、以下の2つです。
- 食器洗いを工夫する
- ガスコンロの使い方を見直す
毎日使うキッチンでのガス使用方法を見直して、賢く節約しましょう。
食器洗い乾燥機を利用すると年間で約8,570円の節約に
食器洗いには、食器洗い乾燥機の利用をおすすめします。食器洗いを手洗いすると、年間でガスを81.62㎥も使用することになります。
食器洗い乾燥機は、ガスだけでなく水道代も大幅に節約できます。
手洗いと比較すると、年間で約8,570円もの節約ができると試算されています。
食器洗いの作業も楽になり、節約もできる食洗器をぜひ活用しましょう。
参考:キッチン | 無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報
食器を洗うお湯の温度を下げると年間で1,430円の節約に
給湯器の設定温度を40℃から38℃に下げて、一日に2回、食器を手洗いした場合、一年間で1,430円の節約ができます。
食器を洗うのにそこまで高い温度で洗う必要はないですよね。ぬるま湯で洗う習慣をつければ、簡単にガス代を節約できます。
また、食器洗いのときには洗い桶に水をためてから洗うとよいでしょう。節水にもなり、ガス代も節約できます。
参考:キッチン | 無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報
野菜の下ごしらえに電子レンジを活用するとガス代節約に
野菜をゆでる下ごしらえには、鍋(ガスコンロ)ではなく電子レンジを活用してみましょう。以下に、野菜の種類ごとの下ごしらえにかかるガス代と電気代を比較した表をまとめました。
野菜 | ガスコンロ/年 | 電子レンジ/年 | 比較差 |
---|---|---|---|
葉もの野菜 | 1,350円 | 1,350円 | 990円 |
ブロッコリー | 1,470円 | 410円 | 1,060円 |
じゃがいも | 1,540円 | 590円 | 950円 |
このように、かなりのガス代が節約できることがわかります。
時短にもなりますので、野菜の下ゆでには電子レンジがおすすめです。
参考:キッチン | 無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報
ガスコンロの火を中火にすると年間で390円の節約に
ガスコンロの火は、鍋やフライパンのサイズに合わせて調整をしましょう。早く鍋をあたためようとして、コンロの火を強火にしても、実はあたたまるスピードはあまり変わりません。
鍋からはみだした火では鍋はあたためられず、その分のガスが無駄になってしまいます。
強火から中火にする習慣にすると、年間で390円のガス代が節約できます。
LPガスの方は、卓上のIHクッキングヒーターや電気ポットを活用するのも一つの方法です。
参考:キッチン | 無理のない省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報
鍋の使い方ひとつでガス代は節約できる
調理をするときの鍋の使い方で、ガス代は節約できます。
たとえば、以下のような内容です。
- 鍋、フライパンの水分はしっかりふきとる
- 煮物を作るときはフタをする
- ゆで汁を活用する
- 温めなおしは電子レンジを活用する
鍋やフライパンの水分は必ずふきとってから火にかけましょう。なぜなら、水分が残っていると、あたたまるまでに余分な熱量が必要になるからです。
煮物はフタをして調理したほうが、早く火がとおりますので、ガス代が節約できます。
野菜等をゆでるときは、ゆで汁でなにか別のことに利用できないか考えながら調理してみましょう。ゆで汁のお湯で食器洗いにも活用できます。せっかくあたたまったお湯ですので、食器のつけおきや消毒などに利用してしまいましょう。
料理をあたためなおすときも、食べる分だけ電子レンジで温めたほうがガス代の節約になります。鍋ごとあたためると、食べる分よりも多い量の食材をあたためることになります。少しの量を加熱するなら、電子レンジのほうがお得です。
圧力鍋を活用してガス代を節約
圧力鍋を活用すれば、煮込み時間が大幅に短縮できます。普通の鍋で20分〜30分の加熱が必要な料理でも、圧力鍋なら5分〜10分の加熱で完成します。カレーや豚角煮、ロールキャベツ、ポトフなど、圧力鍋のレシピを覚えてみてはいかがでしょうか。時短にもなり、おいしい煮込み料理が食べられます。
石油ストーブを利用して調理する
二人暮らしの部屋をあたためるのに、石油ストーブを活用してみませんか。灯油を購入する手間がかかりますが、部屋はよくあたたまる上に、ストーブの上で調理もできるのでおすすめです。
石油ストーブの上に鍋を置いて、ゆっくりと冬の調理を楽しみましょう。おでんや焼き芋などがとてもおいしく作れますよ。
ガス会社を変更してガス代を節約しよう
ここまで、ガス使用量を減らして節約するポイントを紹介しました。
使用量を節約することも重要ですが、それ以上に節約効果が高いとされているのが「ガス会社を変更する」方法です。
もちろん賃貸にお住まいの方でも、都市ガスをお使いの方は簡単にガス会社を変更できるので、ぜひこの機会に変更してみてくださいね。
ガスの自由化で料金が安いガス会社を選べる
今までは、地域のガス会社のみが都市ガスを販売していたため、お客様がガス会社を選ぶことができませんでした。しかしガスの自由化が始まってから、様々なガス会社が参入してきたため、お客様が好きなガス会社を選ぶことができるようになりました。
新しく参入してきたガス会社は、大手ガス会社よりも安い料金プランやお得なサービスを展開しています。
ガス会社が違っても、今までと同じ設備・同じガスを使用できるため、より安い料金のガス会社に変えるほうがお得になりますよね。
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