フレッツ光が引っ越し先で使えない原因と解決方法!移転の流れと必要な手続きを解説
フレッツ光を引っ越し先で使う場合、光回線の運営であるNTT東西への手続き申請を済ませなくてはいけません。
フレッツ光の光ファイバー網は全国に敷設されているため、基本的にどこのエリアでも使える光回線です。
しかし、地域や住まいの設備状況や契約内容によっては、フレッツ光が引っ越し先で使えないことがあります。
本記事では、フレッツ光が引っ越し先で使えない原因と解決策について解説しているので、最後まで読み進めて参考にしてください。
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目次
フレッツ光が引っ越し先で使えない原因
フレッツ光が引っ越し先で使えない主な原因は、以下のとおりです。
基本的にフレッツ光は、日本全国を提供エリアとしています。引っ越し先でフレッツ光が使えない状況になった場合、考えられる原因を調べていきましょう。
フレッツ光の提供エリア外
フレッツ光は日本全国が提供エリアのため、基本的には国内であればどこでも利用可能な光回線です。提供エリアは、以下のNTT東日本とNTT東日本の公式サイトから確認できます。
公式サイトでフレッツ光の提供エリア外について触れられており、離島などの一部地域では光ファイバー網が通っていない可能性があるのです。
プロバイダがエリア未対応
フレッツ光のプロバイダには、地域限定のサービスが存在します。例えば、北海道のマリモインターネットや沖縄のちゃんぷる光は地域限定のプロバイダです。
このように地域密着型プロバイダの場合、フレッツ光の提供エリア内でも利用することができません。逆にプロバイダを変更すれば利用できる可能性が高いため、引っ越し前に確認しておきましょう。
フレッツ光の引っ越しが関東と関西でエリアを跨いでいる
フレッツ光を運営しているNTT(日本電信電話株式会社)は、東日本と西日本で管轄が分かれているため、エリアを跨いだ引っ越し(転入)で利用を継続できない可能性があります。
NTTグループは、1999年7月1日に持株体制に移行したことで事業が4分割されました。新たにNTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズが設立されたことで、以降は運営がそれぞれ分かれた別会社として活動を行っています。
つまり、NTT東日本とNTT西日本は運営体制や管理体制が異なるため、必ずしも同条件で使えることが保証されていません。そのため、同じフレッツ光でも利用できるかは、提供エリアや契約住所の周辺環境の調査が必要なのです。
また、東日本と西日本のエリアを跨ぐ場合、現在のフレッツ光を一度解約してから新規申し込みを行う必要があります。
フレッツ光を引き込む建物や周辺の環境
フレッツ光は地形や周辺の建造物の関係上、住居まで光ファイバーケーブルを引き込めない場合があります。
光回線は電線から光ファイバーケーブルを引き込むため、電柱から住居までの導線が確保できなければ使うことができません。そのため、提供エリア内であってもフレッツ光が利用できないケースもあります。
賃貸は使えるインターネットが決まっている場合がある
賃貸住宅には、既存のインターネット回線が設置済みのインターネット完備物件があります。そういった賃貸物件では、特定のインターネットが指定されていることが多いです。
例えば、アルテリア・ネットワークスが提供しているマンション全戸一括型のインターネットサービスは、建物全体のブロードバンドサービスが一括管理されています。
そういった賃貸物件では、新たに別のインターネット回線を引き込むことが難しく、管理会社との交渉が難航するケースも珍しくありません。
提供エリア内でも契約上の問題でフレッツ光が使えないケースがあるため、賃貸物件への入居前に確認しておく必要があります。
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フレッツ光が引っ越し先で使えない時の解決方法
フレッツ光が引っ越し先で使えない場合、いくつかの方法で解決する場合があります。主な解決方法は、以下の3点です。
プロバイダ契約の見直し
フレッツ光は、光回線とプロバイダで契約が分かれているインターネットサービスです。引っ越し先でフレッツ光が使えない場合、光ファイバー網ではなくプロバイダが対応していないケースが考えられます。
OCNやYahoo!BBなどの大手プロバイダは、基本的に全国対応のプロバイダです。しかし、フレッツ光のプロバイダの中には、一部地域でしか使えないケースがあります。
もしもフレッツ光の提供エリア内なのに引っ越しが原因で使えなくなった場合、プロバイダ契約の見直しを検討すると良いでしょう。
光コラボに転用してから移転する
エリアを跨いだ引っ越しになる場合、フレッツ光を転用してから移転手続きを進めるのがおすすめです。
フレッツ光はNTT東日本とNTT西日本で管轄が分かれており、エリアを跨ぐ引っ越しの際には窓口や手続きなどの違いがあります。そのため、フレッツ光の引っ越しは解約してから再契約する手間がかかるのです。
光コラボであれば、エリアを跨ぐ引っ越しにフレッツ光で必要な手続きを大幅に削減することができます。
注意点として、光コラボはフレッツ光と同じ光ファイバー網であるため、フレッツ光が使えないエリアでは光コラボが使えない可能性が高いです。
フレッツ光が引っ越し先で使えない場合の根本的な解決方法ではありませんが、光コラボに転用しておけば引っ越しをスムーズに行えます。
建物の管理会社やオーナーと相談する
インターネット完備の賃貸住宅は、入居者が既存インターネット回線以外のプロバイダと契約できる場合があります。その場合、建物の管理会社との交渉が必要です。
既存設備以外のインターネットを引き込む場合は管理会社の許可を取る必要があり、それに伴う契約の変更やいくつかの条件をクリアしなくてはなりません。
インターネット完備の賃貸物件では、賃貸料金込みで提供しているケースが多いです。新たに回線工事を行う場合、工事費用が発生して賃貸料金が他の入居者に比べて割高になることも考慮しておきましょう。
回線工事を行う際の注意点として、建物管理者に無許可で行った場合は契約違反に抵触するリスクがあります。
賠償責任や強制退去になることも考えられるため、必ず建物管理者に確認と許可を得ておいてください。
他社インターネットに乗り換える
引っ越し先がフレッツ光を利用できないエリアの場合、他社インターネットへの乗り換えを検討するのも解決方法の一つです。
フレッツ光は国内最大手のインターネット回線であるため、提供エリア外だった場合に他社インターネットが使える可能性はさらに低いと考えるべきでしょう。しかし、可能性としては別のインターネット回線を模索することは決して悪いことではありません。
インターネット選びでお困りの際は、インターネット開通窓口(0120-473-023)への相談をおすすめします。
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フレッツ光の引っ越し手順|移転手続き
引っ越しに伴うフレッツ光の移転手続きの手順について解説します。フレッツ光の引っ越し手順は、以下のとおりです。
1.フレッツ光の引っ越し手続き
引っ越し先でフレッツ光を引き続き使う場合、現住所における以下のNTTの管轄窓口に移転手続きを行う必要があります。
フレッツ光は区域内の引っ越しは移転手続きのみで完了しますが、東日本と西日本を跨ぐ場合には解約手続きが必要です。エリアによって手続き窓口が異なるので、現住所の管轄窓口に申請しましょう。
引っ越し手続きの完了後は、引っ越し先の移転工事日程を決定します。
NTT東日本の場合
NTT東日本の管轄内で引っ越しをする場合、以下の窓口から引っ越し手続きを行います。
移転手続きには、以下の情報が必要です。
- 引っ越し先住所
- 契約中の電話番号と契約者名義かお客様ID
- 工事の希望日
- 引っ越し予定日
引っ越し申請を行う場合、上記を事前に用意しておくとスムーズに手続きが進みます。
NTT西日本の場合
NTT西日本の管轄内で引っ越しをする場合、以下の窓口から引っ越し手続きを行います。
移転手続きには、以下の情報が必要です。
- 引っ越し先住所
- 契約中の電話番号と契約者名義かお客様ID
- 工事の希望日
- 引っ越し予定日
引っ越し申請を行う場合、上記を事前に用意しておくとスムーズに手続きが進みます。
2.引っ越し先のエリア確認
フレッツ光の引っ越しを行う際、引っ越し先のエリア確認を行う必要があります。移転手続きの際にオペレーターが確認を行いますが、以下のページで事前に調べておくと手続きがスムーズです。
引っ越しが現住所の管轄内で完結する場合は特に手続きは不要ですが、東日本と西日本を跨ぐ場合は解約手続きが必要になります。
フレッツ光はNTTの東日本と西日本で管轄が分かれているため、現住所での契約を解除してから、引っ越し先の管轄内で再度フレッツ光の契約が必要です。
3.プロバイダの引っ越し手続き
フレッツ光は光回線とプロバイダの契約が分かれているため、フレッツ光の移転手続きだけでは新住居での継続利用ができません。
現在契約中のプロバイダにも引っ越し手続きを行う必要があり、契約プロバイダの手続き窓口に連絡を合わせて行いましょう。プロバイダの引っ越し手続きは時間がかかることが多いため、フレッツ光より先に連絡しておくのがおすすめです。
光回線とプロバイダが一括化された「プロバイダパック」を契約中の場合、引っ越し手続きは対応窓口への連絡一回で完了します。
4.引っ越し先でフレッツ光の移転工事
引っ越し先手続きが完了した後は、移転先の住所で事前に決めた日程で移転工事が行われます。
新住居にフレッツ光の設備が備わっていれば即日~数日以内で移転工事が終わりますが、そうでない場合は通常の工事同様に2週間程度が完了の目安です。
移転工事は延長することもあり、最大で1ヶ月程度と考えておくと良いでしょう。
フレッツ光の引っ越しに必要な費用
フレッツ光は引っ越しの際、移転工事費用が発生します。移転工事費用はキャンペーンなどで無料になったり割引が適用されるケースもありますが、原則的に支払い費用が発生するものと考えておくべきです。
移転工事にかかる費用は、事務手数料不要で工事費のみになります。移転工事費用はNTT東日本とNTT西日本で同額ですが、NTT東日本エリアではADSL以外で近年の内に移転工事費の割引キャンペーンを行っていません。
そのため、引っ越しキャンペーンがある光コラボに転用してから引っ越し手続きを行うほうが、結果的に移転費用がかからないことを覚えておくと良いでしょう。
NTT東日本の引っ越しに必要な費用
NTT東日本の引っ越しに必要な費用は、以下のとおりです。
屋内配線の工程がある場合 | 22,000円(916円/月×23回、24回目932円) |
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屋内配線の工程がない場合 | 11,600円(485円/月×23回、24回目505円) |
フレッツ光の移転工事費用は、初期工事費と同じ金額が請求されます。移転工事費用は分割支払いにも対応しており、毎月1,000円以下に抑えた比較的負担がかからない支払いが可能です。
引っ越し前の住居でフレッツ光の初期工事費の分割残債金がある場合、移転工事費とは別途で請求が継続されます。
つまり、初期工事費は移転工事費に引き継がれて合併することはなく、初期と移転で二重の工事費用請求となるので覚えておいてください。
逆に光コラボでは、フレッツ光の初期費用を継続したままでも基本的に移転費用は格安に抑えられる可能性が高くなります。すでに建物内に光回線設備が導入されていれば、宅内工事の簡略化や無派遣工事となって即日開通も可能です。
そのため、フレッツ光の移転工事費に無料や割引キャンペーンがない期間は、光コラボに転用してから引っ越し手続きを行うことをおすすめします。
NTT西日本の引っ越しに必要な費用
NTT西日本の引っ越しに必要な費用は、以下のとおりです。
屋内配線の工程がある場合 | 22,000円(916円/月×23回、24回目932円) |
---|---|
屋内配線の工程がない場合 | 11,600円(485円/月×23回、24回目505円) |
NTT東日本と同様に、事務手数料なしの移転工事費のみが発生します。支払い方法も一括と分割の2種類が選べて、分割払いは1,000円以下に抑えた費用負担のかかりにくい金額です。
また、NTT西日本は2024年時点で移転工事費割引を実施しており、以下のように割引が適用されます。
屋内配線の工程がある場合の割引適用料金 | 11,000円(478円/月×22回、最終月484円) |
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屋内配線の工程がない場合の割引適用料金 | 9,900円(430円/月×22回、最終月440円) |
割引キャンペーンが適用されれば、移転工事費用は最大半額まで割引が可能です。分割回数も従来の工事費より回数が1回分減り、毎月の支払額もかなり抑えられます。
ただし、割引キャンペーンの適用には条件があり、内容は以下のとおりです。
- 移転先が西日本エリアの30府県であること
- 住所変更を伴わない同一敷地内の移転は割引対象外
- 東日本エリアから移転(転入)は割引対象外
「西日本エリア」「住所変更を伴う引っ越し」「管轄エリアを跨がない」の3つが割引適用の条件になるため、西日本エリア内での引っ越しが条件になります。例えば、マンション内での部屋の変更やエリアを跨いだ引っ越しには割引が適用されません。
また、最初の住居で支払った初期工事費用の残債金がある場合、移転工事費用とは別途で引き続き請求されます。
フレッツ光の引っ越しは高額な移転工事費用を請求されるため、引っ越し前に光コラボに転用しておくのがおすすめです。
光コラボは引っ越し後も初期工事費用が引き継がれますが、プロバイダによっては転用・乗り換え・引っ越しキャンペーンで工事費用を大幅に抑えられる可能性が高くなります。
フレッツ光の引っ越しによくある質問
フレッツ光の引っ越しによくある質問をまとめました。フレッツ光の引っ越しは思わぬ出費の原因になりやすいため、この項で事前にチェックしておいてください。
フレッツ光の引っ越し工事費は無料になりますか?
事務手数料は不要ですが、2024年時点ではフレッツ光の工事費無料キャンペーンは行っていません。フレッツ光の工事費用は、原則的に発生するものと考えてください。
NTT西日本では割引キャンペーンを実施していますが、あくまで西日本エリア内で住所変更を伴う引っ越しが対象のため、NTT東日本からのエリアを跨いだ転入には対応していません。
引っ越し費用をかけずにフレッツ光の引っ越しを行う場合、キャンペーンが実施されているか公式サイトを確認したり、事前に光コラボへの転用を行うことをおすすめします。
フレッツ光のレンタル機器は引っ越し先でも使えますか?
基本的にフレッツ光のONUやルーターは、同エリア内での引っ越しでは返却する必要がありません。解約を伴うエリアを跨ぐ引っ越しの場合、一時的に返却してから新しい機器を受け取る必要があります。
返却方法はフレッツ光に解約手続きを行った後、送られてくる「着払い返却キット」にレンタル機器と付属品を詰めて、同梱の着払い伝票で配送すればOKです。返却手数料は一切かかりません。
NTT東日本とNTT西日本で返却手順が若干異なる場合があるため、解約手続き時にオペレーターに直接問い合わせをおすすめします。
フレッツ光の引っ越し費用はいくらですか?
フレッツ光の工事費用は、前述の「フレッツ光の引っ越しに必要な費用」フレッツ光は引っ越しキャンペーンが行われる場合があり、2024年時点では西日本エリアのみ割引キャンペーンを実施しています。上記は、割引を適用した場合の引っ越し費用です。引っ越しの際は事務手数料が不要となり、移転工事費のみ請求されます。
初期工事費用の支払いが残っている場合、別途で移転工事費用と合わせて引き続き請求されるのでご注意ください。
フレッツ光のプロバイダは引っ越し先でも継続できますか?
フレッツ光の一部プロバイダは、その地域のみでしか使えない会社があります。例えば、沖縄地区限定のちゃんぷる光などは沖縄以外の地域では利用不可です。
フレッツ光の引っ越しには、プロバイダにも引っ越し手続きが必要になります。移転手続き申請の際に、必ず移転先の住所を伝えて継続可能かどうか確認しておいてください。
フレッツ光は引っ越し先ですぐに使えますか?
移転工事は開通工事と同様に、宅内への配置工事が必要なので建物の設備状況によります。すでにフレッツ光の設備が導入されている建物であれば、即日~数日以内での利用も可能です。
設備が導入されていない建物や新規で光回線の引き込み工事が必要な建物の場合、新規開通工事扱いとなって2週間~1ヶ月かかることがあります。
フレッツ光が引っ越し先で使えない場合は乗り換えの検討を!
本記事では、フレッツ光が引っ越し先で使えない原因と解決方法、フレッツ光の引っ越し手順と引っ越し費用について解説してきました。
フレッツ光は光回線とプロバイダの契約が基本的に分かれており、契約手続きもそれぞれ別途で行う必要があります。また、フレッツ光の提供エリア内でもプロバイダが地域に対応していなければ、引っ越し先の新住所で継続利用ができません。
光回線とプロバイダの一本化が一般的になった現在では少々複雑なフレッツ光ですが、インターネット開通窓口(0120-473-023)なら引っ越しから利用開始までの手続きをスムーズにご案内します。
また、フレッツ光からの転用なども熟練のスタッフが対応しており、お客様に適切な契約プランの提案が可能です。
インターネットの相談は随時無料で受付中のため、気軽にお問合せください。
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