東日本・西日本のエリアへの引っ越し時に必要なインターネット回線の手続きやおすすめ光回線を紹介!
引っ越しの際は、インターネットの引っ越し手続きも必要です。手続きを怠ると使っていないネット回線の料金が発生したり、引っ越し先でネットが使えなかったりするリスクがあります。
しかし、インターネット回線の引っ越し手続きは各社で異なっており、特に東日本・西日本をまたぐ際に手続きが違うケースもあるため、何から手をつけていいのかわからないという人もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、東日本・西日本をまたぐ引っ越し・またがない引っ越しのそれぞれで、どんな引っ越し手続きが必要なのかを解説します。引っ越しのタイミングでの乗り換え先におすすめの光回線も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
インターネット回線にも引っ越しの手続きが必要
引っ越しをするときは、利用中のインターネット回線も同様に引っ越し手続きが必要です。
一般的なインターネット回線の引っ越し手続き
一般的なインターネット回線の引っ越し手続きは、以下のとおりです。
- 契約中の回線事業者・プロバイダを確認する
- 契約中の回線事業者・プロバイダが引っ越し先でも使えるか確認する
- 契約中の回線事業者・プロバイダに移転を申し込む
- 引っ越し先で必要に応じて開通工事に立ち会う
- 引っ越し先で接続設定を行う
まずは契約しているインターネット回線の回線事業者・プロバイダを確認し、引っ越し先でも引き続き利用できるかどうか、サービス提供エリアなどをチェックします。継続利用が可能であれば、各社指定の手順で移転手続きを行ってください。
光回線の場合、引っ越し先で再度開通工事を行う必要があります。引っ越し後のできるだけ早いタイミングに工事を依頼し、立ち会いましょう。引っ越し先でインターネットの接続設定を行えば、引っ越し手続きは完了です。
東日本・西日本のエリアをまたぐかどうかで手順・費用が異なる場合がある
引っ越しで東日本・西日本のエリアが変わるかどうかで、インターネット回線の引っ越しに必要な手順・費用が異なる場合があります。特に、NTT回線を利用するフレッツ光や光コラボレーション各社がこれに該当するサービスです。
以降、フレッツ光と光コラボレーションの引っ越し手続きを解説します。
フレッツ光の引っ越し手続き
フレッツ光の引っ越し手続きを、東日本・西日本をまたぐ場合・またがない場合のそれぞれに分けて解説します。
フレッツ光を東日本・西日本をまたがずに引っ越す場合の手続き
東日本・西日本をまたがずに引っ越す場合の手続きは以下のとおりです。
- 引っ越し先でフレッツ光が使えるか公式サイトで確認する
- 公式サイトまたは電話(0120-116116)から移転を申し込む
- 必要書類を受け取る
- 新居で開通工事を実施する
フレッツ光は、東日本・西日本の同エリア内での引っ越しであれば、移転手続きができます。手続きには、新居の住所・電話番号・契約者名義・工事希望日が必要です。あらかじめ準備をしてから移転手続きを始めましょう。
また、プロバイダについても引っ越し手続きが必要です。基本的には、引っ越し後に住所などの登録情報を変更する簡単な手続きで完了します。具体的な手続き方法は、契約中のプロバイダの公式サイトなどで確認してください。
フレッツ光を東日本・西日本をまたいで引っ越す場合の手続き
フレッツ光は、東日本エリアではNTT東日本、西日本エリアではNTT西日本と別の会社が管轄しており料金なども異なります。そのため移転手続きはできません。引っ越し先でもフレッツ光を使いたい場合は、一度フレッツ光を解約し、転居先で再度申し込む必要があります。
- 契約中のフレッツ光を解約する
- 契約中のプロバイダを解約する
- 必要に応じて回線の撤去工事に立ち会う
- レンタル機器がある場合は返却する
- 引っ越し先でフレッツ光を新規契約する
- 開通工事を実施する
この場合、一度フレッツ光を解約する必要があるため、タイミングによっては解約金が発生します。
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ソフトバンク光やドコモ光などの光コラボレーションの引っ越し手続き
ソフトバンク光やドコモ光などの光コラボレーションの引っ越し手続きを紹介します。光コラボレーションもフレッツ光と同じNTT回線を利用するとはいえ、エリアをまたぐかどうかで手続きに違いはありません。
一般的には、以下の手順で手続きができます。
- 各光コラボの公式サイトなどから引っ越し手続きを行う
- 必要に応じて引っ越し前の家で撤去工事に立ち会う
- 引っ越し先の家で開通工事に立ち会う
- 初期設定を行いインターネットの利用を開始する
開通工事費用や事務手数料は、各社公式サイトで確認してください。
なお、引っ越し時のインターネット関連の手続きは、インターネット開通窓口(0120-473-023)で承っております。専門スタッフが丁寧にサポートするので、何をしたらいいのかわからないという人もお気軽にお電話ください。
インターネット回線の引っ越し時の注意点
インターネット回線の引っ越し時の注意点を解説します。
引っ越し前の家で回線撤去工事が必要になるケースがある
光回線の場合、引っ越し前の家の回線を撤去する工事が必要になるケースがあります。回線撤去工事が必要なのは、管理会社や管理人から撤去を求められた場合です。回線撤去工事には費用がかかるため、あらかじめ撤去要否を確認しておきましょう。
引っ越し前の家の開通工事費の支払い義務は残る
光回線の場合、開通工事費用は分割払いにして1〜3年を目安に月々支払うケースが一般的です。分割払いの完済前に引っ越しても、残りの支払い義務は残ります。さらに引っ越し先での開通工事費用も発生するため、費用負担が大きくなってしまう点には注意してください。
オプションの利用が停止したり条件が変わったりするケースがある
引っ越し前に利用していたオプションは、引っ越し後に停止したり条件が変わったりすることがあります。
例えば光電話を使っている場合、同じ回線事業者・プロバイダを継続利用すれば電話番号などの条件もそのまま利用できるのが一般的です。一方、回線事業者やプロバイダが変わると、電話番号が変わってしまうケースがあります。
東日本・西日本エリアへ引っ越しする際のおすすめの光回線6選
東日本・西日本エリアへ引っ越しする際におすすめの光回線を7つ紹介します。
それぞれの回線の違いを確認してみましょう。
auひかり | eo光 | BIGLOBE光 | ドコモ光 | ソフトバンク光 | NURO光 | |
分類 | 独自回線 | 独自回線 | 光コラボ | 光コラボ | 光コラボ | 独自回線 |
月額料金 | 戸建て1年目:5,610円〜2年目:5,500円〜3年目:5,390円〜 マンション8契約以上:4,510円〜16契約以上:4,180円〜※タイプV | 戸建て:6,530円〜マンション:建物によって異なる | 戸建て:5,478円 マンション:4,378円 | 戸建て:5,720円~6,270円 マンション:4,180円~4,620円※プロバイダにより異なる | 戸建て:5,720円〜 マンション:4,180円〜 | 戸建て:5,200円〜 マンション:3,850円〜 |
最大通信速度 | 1Gbps※5Gbps・10Gbpsのプランあり | 1Gbps※5Gbps・10Gbpsのプランあり | 1Gbps※10Gbpsのプランあり | 1Gbps※10Gbpsのプランあり | 1Gbps※10Gbpsのプランあり | 2Gbps※10Gbps・20Gbpsのプランあり |
提供エリア | 一部地域を除く全国 | 関西エリア | 全国 | 全国 | 全国 | 一部地域を除く全国 |
auひかり

auひかりの基本情報は以下のとおりです。
項目 | auひかり |
---|---|
分類 | 独自回線 |
月額料金 | ・戸建て 1年目:5,610円〜 2年目:5,500円〜 3年目:5,390円〜 ・マンション 8契約以上:4,510円〜 16契約以上:4,180円〜 ※タイプV |
最大通信速度 | 1Gbps※5Gbps・10Gbpsのプランあり |
提供エリア | 一部地域を除く全国 |
auひかりは、auが提供する光回線です。フレッツ光や光コラボレーションが使うNTT回線とは異なる独自回線を利用するサービスに分類されます。利用者数が少ないことから回線が混雑しにくく、安定した通信速度でインターネットを利用可能です。
月額料金は他の光コラボレーションのサービスと比べるとやや安く、費用を抑えたい人にも適しています。戸建て向けプランは、1年目・2年目・3年目以降と長く使うと料金が安くなるのが特徴です。
基本プランの最大通信速度は1Gbpsで、一部地域では最大5Gbps・10Gbpsの高速プランも契約することが可能です。前述のとおり独自回線を使用するため、フレッツ光や光コラボレーションのサービスよりも通信速度は速い傾向があります。
auひかりでは、auスマホとのセット割が利用できます。通信費を抑えてお得に使える光回線を探しているauユーザーは、ぜひ導入を検討してみてください。
サービス提供エリアは関西・中部・沖縄など一部エリアを除く全国です。引っ越し先がサービス提供エリア内なのであれば、ぜひ契約を検討してみてください。
\独自回線で高速な通信速度!/
eo光

eo光の基本情報は以下の表のとおりです。
項目 | eo光 |
---|---|
分類 | 独自回線 |
月額料金 | 戸建て:6,530円〜 マンション:建物によって異なる |
最大通信速度 | 1Gbps ※5Gbps・10Gbpsのプランあり |
提供エリア | 関西エリア |
eo光もauひかりと同様に独自回線を利用するサービスなので、通信速度が高速なのが特徴です。auひかりが使えない関西エリアでサービスを提供しているので、関西に引っ越して高速インターネットを使いたいならよい候補となるでしょう。
月額料金は戸建て向けが6,530円〜とやや高めです。マンション向けは建物の状況によって料金が異なるため、公式サイトで引っ越し先の住所を入力して料金を確認してみてください。
最大通信速度は基本プランが1Gbpsで、高速プランとして5Gbps・10Gbpsのプランも利用できます。独自回線を使うため、光コラボ各社のサービスと比べると、安定かつ高速なインターネットを利用可能です。
\安定かつ高速な通信環境!/
BIGLOBE光

BIGLOBE光の基本情報は以下のとおりです。
項目 | BIGLOBE光 |
---|---|
分類 | 光コラボ |
月額料金 | 戸建て:5,478円 マンション:4,378円 |
最大通信速度 | 1Gbps ※10Gbpsのプランあり |
提供エリア | 全国 |
BIGLOBE光は、フレッツ光と同じNTT回線を利用する光コラボレーションのサービスです。全国の広い範囲で利用できるため、東日本・西日本のどちらに引っ越す場合でも契約を検討しやすいでしょう。
最大通信速度1Gbpsのプランの月額料金は、戸建てが5,478円でマンションが4,378円です。特に、光コラボの中では戸建て向けプランの料金が安めなので、戸建てに引っ越して使う光回線を検討中の場合は、候補に入れてみてください。
また、BIGLOBE光ではau・UQモバイル・BIGLOBEモバイルとのスマホセット割が適用できます。セット割を利用して通信費を抑えられる人には、特におすすめです。
\au・UQモバイルユーザーにお得!/
ドコモ光

ドコモ光の基本情報は以下のとおりです。
項目 | ドコモ光 |
---|---|
分類 | 光コラボ |
月額料金 | 戸建て:5,720円~6,270円 マンション:4,180円~4,620円 ※プロバイダにより異なる |
最大通信速度 | 1Gbps ※10Gbpsのプランあり |
提供エリア | 全国 |
ドコモ光は、ドコモが提供する光回線サービスです。BIGLOBE光と同じ光コラボレーションなので、NTT回線が使える全国の広いエリアで契約できます。東日本・西日本のどちらに引っ越す場合でも契約を検討可能です。
最大通信速度1Gbpsのプランの月額料金は契約するプロバイダによって異なり、戸建ては5,720円〜6,270円、マンションは4,180円~4,620円です。プロバイダの選択肢が多く、特典や料金から好きなものを選べるのはメリットだといえます。
ドコモ光では、ドコモスマホとのセット割が適用可能です。スマホ代を抑えて光回線を契約できるドコモスマホユーザーは、利用を検討してみてもよいでしょう。
\最大25,000dポイントプレゼント!/
ソフトバンク光

ソフトバンク光の基本情報は以下のとおりです。
項目 | ソフトバンク光 |
---|---|
分類 | 光コラボ |
月額料金 | 戸建て:5,720円〜 マンション:4,180円〜 |
最大通信速度 | 1Gbps ※10Gbpsのプランあり |
提供エリア | 全国 |
ソフトバンク光は、ソフトバンクが提供する光回線です。NTT回線を使う光コラボレーションに分類され、東日本・西日本のどちらでも契約しやすいでしょう。
基本プランの最大通信速度は1Gbpsで、一部エリアでは最大10Gbpsのプランも選択可能です。
月額料金は戸建て向けが5,720円〜、マンション向けが4,180円〜です。光コラボレーションの中ではマンション向けプランが比較的安いため、集合住宅に引っ越す人にはよい候補となるでしょう。
ソフトバンク光では、ソフトバンク・ワイモバイルのスマホとのセット割が利用できます。毎月のスマホ代を安くしながら光回線が使えるのは大きなメリットです。
\スマホとセット割でお得!/
NURO光

NURO光の基本情報は以下のとおりです。
項目 | NURO光 |
---|---|
分類 | 独自回線 |
月額料金 | 戸建て:5,200円〜 マンション:3,850円〜 |
最大通信速度 | 2Gbps ※10Gbps・20Gbpsのプランあり |
提供エリア | 一部地域を除く全国 |
NURO光はソニーが提供する光回線です。auひかりやeo光のように独自回線を利用するため回線の混雑が起きにくく、高速で安定したインターネットが利用できます。
戸建て向け・マンション向けともに料金が安価なので、コスト重視の人にもぴったりです。フレッツ光などから乗り換えれば、毎月の料金負担を大きく抑えられるでしょう。
最大通信速度は基本プランでも2Gbpsと高速で、実際の速度も他の回線よりも速いのがNURO光の大きな魅力です。エリアによっては10Gbps・20Gbpsの高速プランも契約できるなど、速度重視の人は一番に検討すべき光回線だといえます。
NURO光では、NUROモバイル・ソフトバンクのスマホユーザーならセット割が適用できます。通信費を節約したい場合は、ぜひ利用を検討してみてください。
ただし、サービス提供エリアが限定的な点には要注意です。東日本・西日本の両方で使えないエリアが存在するため、あらかじめ引っ越し先がエリアに含まれるかどうかチェックしておきましょう。
\工事費実質無料!/
東日本・西日本に引っ越しする際のインターネット回線手続きに関するよくある質問
東日本・西日本に引っ越しする際のインターネット回線手続きに関するよくある質問とその回答を紹介します。
フレッツ光東日本と西日本の違いは?
フレッツ光の東日本と西日本は、管轄する会社や料金の面で以下のような違いがあります。
<フレッツ光東日本>
管轄:NTT東日本
月額料金(フレッツ光クロス):6,050円
月額料金(フレッツ光ネクスト:戸建て):5,720円~
月額料金(フレッツ光ネクスト:マンション):2,750円~
<フレッツ光西日本>
管轄:NTT東日本
月額料金(フレッツ光クロス):6,930円
月額料金(フレッツ光ネクスト:戸建て):5,940円~
月額料金(フレッツ光ネクスト:マンション):2,860円~
まず、管轄する会社がNTT東日本・NTT西日本で異なります。同じプランであっても、月額料金に違いがある点には注意が必要です。
インターネットは引っ越し先でもそのまま使える?
引っ越し先が契約中のインターネット回線のサービス提供エリアであれば、そのまま継続利用できます。
また、インターネット回線にもいくつか種類がありますが、ホームルーターやポケット型Wi-Fiなど、開通工事を必要としないものであれば移転手続きだけでそのまま使えます。移転手続きも、使用する住所を変更するだけなど簡単です。
一方、光回線の場合は移転手続きの他に、引っ越し先での開通工事が必要です。開通工事が完了するまでは、インターネットを利用できません。
NTTのモデムは引っ越し先でも使える?
フレッツ光や光コラボレーションなどで使うNTTのモデムは、移転手続きをすればそのまま引っ越し先でも使えるケースがあります。一方、フレッツ光で東日本・西日本をまたぐ場合や、光コラボ間で事業者変更を行う場合などは、モデムなどの機器の交換が必要です。
東日本・西日本のどちらかでしか利用できないインターネット回線はある?
フレッツ光は、東日本・西日本のそれぞれに専用のサービスを提供しています。他にも各エリアで限定的にサービスを提供している光回線は存在します。移転を検討している場合は、まず契約中の回線が引っ越し先で使えるかどうかを確認しておいた方がよいでしょう。
なお、東日本・西日本をまたぐ引っ越しが多い人は、光コラボレーションのサービスを優先的に検討してみてください。光コラボなら全国の広いエリアでサービスを提供しており、引っ越し時に移転手続きがしやすいといえます。
フレッツ光はどこまでが東日本でどこからが西日本?
フレッツ光の東日本・西日本の境界は中部エリアにあります。新潟・長野・山梨より東側は東日本、富山・岐阜・静岡より西側は西日本のエリアです。

引っ越し先でのネット回線の開通手続きはインターネット開通窓口がおすすめ
引っ越し先で使うネット回線の開通手続きには、インターネット開通窓口(0120-473-023)をご利用ください。専門スタッフが、申し込みから開通までの手続きをトータルでサポートします。
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引っ越しの際はインターネット回線の手続きも忘れずに
本記事では、東日本エリア・西日本エリアをまたぐ場合・またがない場合のインターネットの引っ越し手続きについて解説しました。エリアの変更があるかどうかで手続きの方法が異なるケースもあるため、注意して手続きを進めてください。
また、引っ越しのタイミングでの乗り換え先におすすめの光回線も紹介しました。希望条件に合うものがあれば、ぜひ乗り換えを検討してみてください。