法人と個人の電気契約の違いとは?法人契約の申し込み連絡先・電気の種類について

法人と個人の電気契約は、電力の使用規模や電気料金の計算方法、電気料金単価などが異なります。大型機械やエレベーター等を動かす必要がある法人では、個人の電気契約より契約電力が大きいことがほとんどです。

また、電気料金の計算方法については、法人契約でも低圧や高圧、特別高圧などといった契約種類によっても変わってきます。

本記事では、法人と個人の電気契約の種類や法人が契約できる電気の種類について詳しく見ていきましょう。

電気の法人契約は、電気ガス開始受付センター(0120-911-653)でも承っています。(低圧電灯・低圧動力の受付のみ)最短当日開通も可能ですので、お急ぎの方はぜひご活用ください。

受付窓口 電気ガス開始受付センター
電話番号 0120-911-653
受付時間 8:00~20:45(年末年始を除く)
Web受付は24時間受付
※電気ガス開始受付センターは新電力紹介を含む電気やガスの開通専用窓口です。
▼夜間や土日・祝日受付可能な問い合わせ先はこちら
【電気の開通】夜間・24時間受付可能な問い合わせ先

▼電気の即日開通可能な窓口についてはこちら
電気の開通は当日でもできる!電話で即日開通できる窓口を紹介!忘れてしまった際の対処法・開通の手続きについて解説

※掲載内容は2025年7月時点の情報です。

法人と個人の電気契約の違い

法人と個人の電気契約では、主に下記の3点が異なります。

  1. 電力の規模
  2. 電気料金の計算方法
  3. 電気料金単価

それぞれ詳しく見ていきましょう。

電力の規模

法人は大型機械やエレベーターなどの設備を動かす必要があるケースも多いため、一般的に電力の規模が個人契約よりも大きく設定されています。

なお、法人契約できる電気の種類は、複数ありそれぞれ電力の規模が異なるのでご注意ください。電気の法人契約を結ぶ際には、後述する法人契約できる電気の種類を理解し、適切な契約を結ぶ必要があります。

法人契約できる電気の種類の中でも「特別高圧電力」は契約電力が法人と電力会社の協議によって決まるのが特徴といえるでしょう。

電気料金の計算方法

電気の法人契約と個人契約では使用料金の計算方法も変わってきます。

また、電気料金の計算方法は、法人契約の種類によって異なります。法人契約できる電気の種類の中でも高圧と特別高圧に関しては、一定期間の最大需要量に応じて追加料金が発生する仕組みです。

電気料金単価

法人契約の場合、契約電力によって基本料金および電力量料金の単価が変わってきます。

一般的に、電気の使用規模が大きくなればなるほど電力量料金の単価は安くなることが多いです。

法人契約の電気の種類

法人契約できる電気の種類は、主に下記の3種類があります。

  1. 低圧電灯
  2. 低圧動力
  3. 高圧電力
  4. 特別高圧電力

それぞれの特徴を詳しく解説していきます。

低圧電灯

低圧電灯とは、消費電力が50kW未満の小売店や飲食店などが結ぶ契約です。低圧電灯はコストを抑えやすいのがメリットであり、事業規模に合った契約を結べます。

低圧動力

低圧動力契約とは、業務用エアコンや冷蔵庫、エレベーターなど大型の動力機器を使用する際に結ぶ契約です。低圧電力のもうひとつの契約形態である「電灯契約」よりも供給電圧が高いのが特徴となっています。

高圧電力

高圧電力とは契約電力が50kW以上のプランであり、中規模以上の工場やビル、商業施設などが対象となることが多いです。電力料金は契約する電力の規模によって決まります。

特別高圧電力

特別高圧電力は契約電力が2,000kW以上のプランであり、大規模工場やショッピングモールなどの商業施設、病院などが契約します。契約電力が大きく安定して電気を供給してもらえる点が魅力です。

法人契約する時の連絡先・電話番号

電気の法人契約を結ぶときには、地域の大手電力会社や新電力会社などいくつかの選択肢が考えられます。低圧電灯や低圧動力に関しては、新電力会社でも対応しているところが多いです。
一方で、高圧電力や特別電圧電力は、地域の大手電力会社しか対応していない場合もあるのでご注意ください。法人契約を結ぶときの連絡先および電話番号を紹介します。

低圧電灯・低圧動力

法人で低圧電灯や低圧動力の契約を結びたいとお考えの場合は、電気ガス開始受付センター(0120-911-653)でも手続き可能です。

電気ガス開始受付センターでは、電気の使用場所や使用予定の電力量をもとに新電力会社や大手電力会社のプランを提案しています。

利用料は完全無料で、契約手続きまで一括で対応できるのでお気軽にお問い合わせください。

受付窓口 電気ガス開始受付センター
電話番号 0120-911-653
受付時間 8:00~20:45(年末年始を除く)
Web受付は24時間受付
※電気ガス開始受付センターは新電力紹介を含む電気やガスの開通専用窓口です。

高圧電力・特別高圧電力

高圧電力および特別高圧電力は新電力会社での取扱いが少ない地域もあり、大手電力会社のみで対応していることも多いです。そのため、契約予定の地域の大手電力会社に問い合わせましょう。

各大手電力会社の問い合わせ先は、下記のとおりです。

大手電力会社電話番号・問い合わせ先
北海道電力近隣のほくでん事業所に問い合わせ
東北電力東北電力公式ホームページから申し込み可能
東京電力0120-067-045
北陸電力【高圧電力】
メールもしくはFAXにて問い合わせ
076-233-8861(富山県・石川県)
0776-31-5430(福井県)
【特別高圧電力】
各営業所もしくは契約受付センターに問い合わせ
中部電力0120-210-035
関西電力0120-926-280
中国電力各セールスセンターに問い合わせ
四国電力【新規契約】
各営業所に申込書類を郵送する
【他社からの切り替え】
050-8801-3573
九州電力0120-939-920
沖縄電力098-877-2341

法人契約におすすめの新電力会社

新電力会社の中にも法人向けの電力プランを用意している会社がいくつかあります。
法人契約におすすめの新電力会社を2つ紹介します。
※窓口によっては対応エリアが異なる場合があります。

Looopでんき

Looopでんき

Looopでんきは電力の自由化に伴って登場した新電力会社の1つです。独自の電気料金プランである「スマートタイムONE」を提供しています。

<Looopでんきのおすすめポイント>

  • 電力量の電気料金単価が30分ごとに変動する
  • 環境にやさしい活動をしている

「スマートタイムONE(電灯)」と「スマートタイムONE(動力)」の2つのプランを提供しています。事業用の機器を使用する方も契約可能です。

また解約金がかからないため、電気料金プランを試してみたい方におすすめです。

関西電力

関西電力

<関西電力のおすすめポイント>

  • 料金プランが豊富で電力需要や使用設備に合ったプランを選べる
  • 東京電力エリアでも契約できる

大手電力会社のひとつである関西電力は料金プランが豊富で自社に合ったプランを選択可能です。関西電力エリアで契約をする場合、法人向けには下記のプランが用意されています。

  • 従量電灯B
  • eおとくプラン
  • eスマート10
  • なっトクでんきBiz
  • 低圧電力

また、東京電力エリアにも電気を供給しており、下記のプランが用意されています。

  • はぴeプラス
  • 動力おとくプラス

電気の法人契約に関するよくある質問

最後に、電気の法人契約についてよくある質問を回答と共に解説します。

電気の法人契約と個人契約は何が違う?

法人と個人の電気契約は、電力の使用規模や電気料金の計算方法、電気料金単価などが異なります。

法人が新電力会社に切り替えるメリットは?

法人が大手電力会社から新電力会社に切り替えれば電気代を節約できる可能性があります。新電力会社の中にも法人向けプランを用意している会社もあるので、ぜひご検討ください。

法人契約での電気開始は電気ガス開始受付センターへ

法人契約で電気を利用する際には、電力の使用規模を見積もり、契約種類を選びましょう。

低圧電灯や低圧動力を利用する場合は、コストを抑えられますし、必要な電力規模に合った契約を結べます。

また、低圧電灯であれば新電力会社が提供している場合もあるので、様々な会社を比較検討して自社に合う電力会社を選ぶことも可能です。低圧電灯の電気開始、電力会社選びについては電気ガス開始受付センター(0120-911-653)へご相談ください。

利用料は完全無料で、契約手続きまで一括で対応可能です。

受付窓口 電気ガス開始受付センター
電話番号 0120-911-653
受付時間 8:00~20:45(年末年始を除く)
Web受付は24時間受付
※電気ガス開始受付センターは新電力紹介を含む電気やガスの開通専用窓口です。