東京電力エリアの法人契約|契約種類や供給エリアを解説
東京電力は、個人だけでなく法人契約も行えます。東京電力と法人契約した場合、特別高圧や高圧、低圧、動力などの契約が可能です。
本記事では、東京電力の供給エリアや法人契約できるプランについて解説します。
低圧・動力の法人契約の手続きは、電気ガス開始受付センター(0120-911-653)でも承っています。(東京電力のパートナー企業ではありません)利用料は完全無料です。
受付窓口 | 電気ガス開始受付センター |
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電話番号 | 0120-911-653 |
受付時間 | 8:00~20:45(年末年始を除く)
※Web受付は24時間受付 |
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※掲載内容は2025年7月時点の情報です。
目次
東京電力の供給エリア
東京電力エナジーパートナー株式会社は東京電力エリア内で法人契約の電気を供給しています。東京電力の管轄エリアは、下記の通りです。
- 東京都(島しょ地域を除く)
- 神奈川県
- 埼玉県
- 千葉県
- 栃木県
- 群馬県
- 茨城県
- 山梨県
- 静岡県(富士川以東)
なお、東京電力エリア外で特別高圧や高圧電力を法人契約する場合、東京電力エナジーパートナー株式会社のグループ会社であるテプコカスタマーサービス株式会社が供給しています。
テプコカスタマーサービス株式会社は東京電力エリア、沖縄電力エリア以外の全国各地で特別高圧や高圧電力を供給しています。
東京電力エリアで法人契約できるプランは設備によって変わる
東京電力エリアで法人契約できるプランは複数あり、使用する電力量や電気設備によって契約できるプランが変わってきます。
法人契約できるプランは、主に下記の4つです。
- 特別電圧
- 高圧
- 低圧
- 動力
特別電圧や高圧、低圧は名前の通り、電圧の大きさを表しています。そして、低圧は電灯契約と動力契約にさらにわけることができます。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
特別高圧
電力会社が供給する電気は、電圧によって「特別高圧」「高圧」「低圧」に分類可能であり、特別高圧は最も供給される電圧が高い契約です。
特別高圧電力を契約する法人は、年間の電気代が数億円から数百億円規模になる企業などであり、工場や商業施設、大型のオフィスビルなどが該当します。
特別高圧電力の契約電力は、下記の種類に分けられます。
- 2,000~1万kW
- 1万~5万kW
- 5万kW~
上記のように、特別高圧電力の中でも段階別に電力が設定されているのが特徴です。
契約電力が高くなればなるほど、事故や災害防止の管理が重要になってくるため、1万kW以上の契約をする際には第二種電気主任技術者を選任や配置が必要であると法律によって決められています。
また電力会社から電気を送る方法についても特別であり、直接工場などの施設内に送電線を設置し変電所から電気を送る方法が取られます。
特別電圧の料金については、利用する法人と電力会社の協議によって料金が決まる協議制が取られ、最大需要電力など複数の要素を考慮して電気料金が決まる仕組みです。
高圧
高圧とは、下記の範囲内の電力を供給してもらう契約です。
- 直流:750V超え7,000V以下
- 交流:600V超え7,000V以下
高圧を利用する法人や施設は、学校や病院、大規模なマンションなどが多いです。
高圧は特別高圧と違い送電線の引き込みは必要ありませんが、施設内に設置したキュービクルという受変電設備で電気を低圧に変換し、各機器に供給する必要があります。そのため、現在契約している電気の種類が後述する低圧か高圧かわからない場合は、施設内にキュービクルがあるかでも判断できます。
他には、毎月の電気代の請求書を確認し、供給電圧の記載が6kV以上であれば高圧と判断可能です。
低圧
低圧とは、一般家庭向けや規模が小さい法人向けに供給する契約です。
低圧では、各地に設置された変電所で電圧を下げ、電柱の上に設置されている柱状変圧器¥(トランス)によって100Vもしくは200Vまで下げた電力が各法人や家庭に供給される仕組みです。
低圧によって供給される電圧の高さは、下記の通りです。
- 直流:750V以下
- 交流:600V以下
低圧は一般家庭向けの電気と送電方法が変わらないため、個人商店や規模が小さい法人向けの契約といえるでしょう。
法人で低圧電力の契約ができる電力会社や料金プランを探している場合は、電気ガス開始受付センター(0120-911-653)にご相談ください。(東京電力のパートナー企業ではありません)
電気ガス開始受付センターであれば、動力契約を行っている電力会社の紹介から開始手続き、乗り換え手続きまで一括でお受けできます。
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動力
動力契約とは、低圧電力のひとつであり、業務用エアコンや冷蔵庫、エレベーターなど大型の動力機器を使用する際に契約します。
もうひとつの低圧電力の契約形態である「電灯契約」よりも供給電圧が高いのが特徴であり、動力機器に電力を送る方法も変わってきます。
電圧が高い動力契約では送電効率が高くなる三相と呼ばれる方法を使用し、契約内容によって「単相100V」「三相200V」などと呼ばれます。
動力契約を結ぶ電力会社にお悩みの場合は、電気ガス開始受付センター(0120-911-653)でも手続き可能です。(東京電力のパートナー企業ではありません)
電気ガス開始受付センターであれば、動力契約を行っている電力会社の紹介から開始手続き、乗り換え手続きまで一括でお受けできます。
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東京電力エリアの法人契約に関するよくある質問
最後に、東京電力の法人契約についてよくある質問を回答と共に紹介していきます。
電気の法人契約と個人契約は何が違う?
電気の法人契約と個人契約では、電気代の計算方法が異なる場合があります。
また法人契約の場合、高圧電力や特別高圧電力を契約可能です。
大量の電気を使用する業種や法人の場合は、法人契約を利用することも検討しましょう。
東京電力と契約できる地域はどこ?
東京電力エナジーパートナー株式会社が法人契約を供給しているエリアは、東京電力の管轄エリア内です。
なお、東京電力エリアの管轄外は、東京電力エナジーパートナー株式会社のグループ会社であるテプコカスタマーサービス株式会社が電気を供給しています。

法人契約での電気開始は電気ガス開始受付センターへ
東京電力は個人契約だけでなく、法人契約も行えます。
企業の規模が大きくなり電気の使用量が増えてきた、高圧電力や特別高圧電力を契約したい場合は法人契約を検討しましょう。ただし、東京電力エナジーパートナー株式会社が法人契約を提供しているのは、東京電力エリアの管轄内のみです。
東京電力エリアの管轄外で法人契約をしたい場合は、グループ会社であるテプコカスタマーサービス株式会社と契約する必要があります。
法人契約できる電力会社や料金プランを探している場合は、電気ガス開始受付センター(0120-911-653)へご相談ください。(東京電力のパートナー企業ではありません)
電気ガス開始受付センターであれば、業種や企業規模に合う電力会社や料金プランの紹介から乗り換え手続きまで一括で対応できます。
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