
鳥取県のおすすめふるさと納税返礼品を市町村別に紹介!
ふるさと納税とは
ふるさと納税は、皆さまがお住まいの地域における「所得税」や「住民税」を納める代わりに、希望される自治体に寄付をする制度です。
生まれ故郷や応援したい地域に寄付ができ、その寄付金の用途も寄付者が指定できるため、地域の活性化に大いに貢献できます。また、ふるさと納税での寄付額に応じて、「所得税」「住民税」の控除を受けることができます。自治体は寄付に対する感謝の意を込めて、地域の特産品や名産品などを返礼品としてお贈りしています。
今回は、鳥取県の魅力あふれる納税返礼品について紹介します。
南部町


桜と蛍の舞う町 南部町
鳥取県西部に位置する南部町(なんぶちょう)は、まち全体が環境省の“生物多様性保全上で重要な里地里山”に選定された、自然豊かな町です。
春には5.3㎞にわたり続く桜並木をはじめ、町全体が桜色に染まります。初夏には蛍が乱舞し、幻想的な光景が広がります。秋には果物がたわわに実り、収穫の喜びが感じられます。そして冬には収穫に感謝する祭りや神事が行われ、古くからの伝統が受け継がれています。

南部町は、豊かな自然だけでなく、歴史と文化も魅力です。県下有数の古墳密集地帯であり、大国主命の古事に由来する史跡や地名が数多く残されています。特に「大国主命の再生・復活神話」が伝わる赤猪岩神社は、再起を願う人々の訪れる場所として知られています。
町の南側には鎌倉山(731m)など日野郡に連なる山地が広がり、北側には手間要害山(329m)を挟んで平地や丘陵地が広がっています。この豊かな地形の中で、水田地帯や町の特産物である柿・梨などの樹園地が形成されています。
南部町のふるさと納税の返礼品には、この豊かな自然の中で育まれた特産品が数多く揃っています。自然の恵みを感じながら、南部町の魅力をぜひ体感してください。
南部町のおすすめ返礼品と魅力
果物の生産が盛んな南部町。様々な果物が、大山を望む豊かな自然の中で大切に育てられています。南部町自慢の旬の果物をどうぞご賞味ください。


【新甘泉】
読み方は「しんかんせん」。鳥取県オリジナルブランドの赤梨で、平成20年に品種登録されたものです。早生の赤梨で大玉、糖度は赤梨の中でも最高クラスの13度と高く、酸味が少ないのが特徴です。
この梨は、鳥取県園芸試験場で高糖度の赤梨「筑水」に「おさ二十世紀」をかけあわせて生まれた品種で、甘みが強く、果肉はやわらかいです。また、青梨であるおさ二十世紀との交配により、シャリシャリとした食感を楽しむことができます。
梨の生産が盛んな南部町では、ふるさと納税では新甘泉の他にも「なつひめ」「あいみ燦ゴールド」「秋甘泉」「あきづき」「甘太」「新興梨」「王秋梨」「あたご梨」など、さまざまな品種を取り扱っています。


【富有柿】
柿の代表的な品種「富有」は、日本で最も多く生産されています。形はふっくらと丸みがあり、果皮はオレンジ色。果肉はパリッとした食感ですが、熟すとやわらかくて果汁も多く、甘味が強いのが特徴です。
果物の生産が盛んな南部町の中でも、特産品の代表格が会見地区の「富有柿」です。南部町は「富有の里」として知られ、富有柿をモチーフにした南部町のキャラクター、フ―ちゃんとユーくんも誕生しました。近年では、鳥取県オリジナルの新品種である「輝太郎」の生産にも力を入れています。