電気の再契約

東北電力が止まったときの対処方法は?問い合わせ先や支払い方法についても解説!

急に電気が止まったときは、電気料金の未納による強制解約や、停電などが考えられます。

電力会社への未払いが続き強制解約となった場合は、新しい電力会社と契約する必要があります。電気の開始は電気ガス開始受付センター(0120-911-653)でも受け付けています。

早ければ最短で電気が使用できる可能性があります。契約が遅くなると復電も遅れてしまうため、気づいた段階で早めに済ませることが大切です。

受付窓口 電気ガス開始受付センター
電話番号 0120-911-653
受付時間 8:00~20:45(年末年始を除く)
Web受付は24時間受付
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※掲載内容は2025年7月時点の情報です。

東北電力が止まった時に考えられる原因は?

東北電力契約中に電気が止まった場合は、主に以下の3つの原因が考えられます。

  • 電気代の未払い
  • 停電
  • ブレーカーが落ちた

電気代の未払い

東北電力が止まった際に考えられるのが、電気代の未払いによる電気の強制解約です。

支払いを長期間にわたり未払いして東北電力の契約が強制的に解約になっている場合は、新たに電気の契約をする必要があります。

電気の契約は、電気ガス開始受付センター(0120-911-653)でも受け付けています。早く復電させるためにも、気づいたら早めに連絡してしまいましょう。

ただし、東北会社から督促状や電気使用停止のお知らせが届いてすぐであれば、強制解約ではなく送電停止の可能性も考えられます。送電停止の場合は、滞納している電気料金を全て支払い、東北電力へ連絡することで、電気の供給を再開させることができます。

停電によるもの

停電による電気停止も考えられます。

一斉に電気が落ちてしまった場合、周辺地域全体が停電になってしまっている場合があります。夜間であれば、周辺の住宅の電灯がついているかどうかで判断することも可能です。

まずはスマートフォンや携帯電話で災害情報を確認してみましょう。

ブレーカーが落ちた

一度に多くの電化製品を稼働させていて、「バチン」という音と共に電気が止まったらブレーカーが落ちた可能性が高いです。自宅にある分電盤を確認してみましょう。

夜間など、真っ暗な場合は歩行時の転倒などにお気をつけください。スマートフォンのライト機能を使うと便利です。

引用:東北電力ネットワーク

分電盤には、「アンペアブレーカー」「漏電ブレーカー」「安全ブレーカー」と3種類に分かれてスイッチがあります。このスイッチが「切」になっていると、ブレーカーが落ちています。

各ブレーカーの役割は以下のとおりです。

ブレーカー役割
アンペアブレーカー「30A」など、契約された電流を管理するブレーカー
設定以上の電流が流れると安全のために落ちる仕組み
漏電ブレーカー漏電を感知するブレーカー
安全ブレーカーその住宅の各部屋への電気を管理するブレーカー

次に、ブレーカーが落ちた場合の復旧方法について解説します。

ブレーカーが落ちたときの復旧方法は?

ブレーカーが落ちてしまったら、以下の手順で復旧しましょう。

  1. 使っていた電化製品のコンセントを抜く
  2. 漏電ブレーカーが「欠損」や「異常」になっていないか確認する
  3. 全てのブレーカーを「切」にする
  4. 「アンペアブレーカー」「漏電ブレーカー」「安全ブレーカー」の順でブレーカーを「入」にする
  5. 必要な電化製品を稼働させる

漏電ブレーカーに異常があった場合、最悪の場合は火災も考えられます。すぐ以下の電話番号に連絡して整備してもらいましょう。

電話番号0120-175-366 または 022-266-6810(有料)
受付時間平日・休日問わず24時間
引用:東北電力ネットワークコールセンター

工事やトラブルによる停止

電気工事による停電の場合、事前に連絡が来ています。郵便物を確認してみましょう。

事前連絡もなく、ブレーカーも落ちていない場合はなんらかのトラブルが予想されます。次項で東北電力への問い合わせ方法をまとめていますので、あわせてご確認ください。

東北電力の問い合わせ先

東北電力の問い合わせ先を以下にまとめました。それぞれのケースで問い合わせ先が違いますのでご注意ください。

地域全体が停電している場合

ご自宅だけでなく、周辺地域全体が停電している場合は以下の電話番号にお掛けください。

電話番号0120-175-366 または 022-266-6810(有料)
受付時間平日・休日問わず24時間
引用:東北電力ネットワークコールセンター

コールセンターに接続されたら、住所・お名前・電話番号をお伝えください。

送電を再開してもらう場合

「東北電力:送電再開・お支払い期限日の延長に関するお申し込み受付フォームのページ」で、送電再開依頼を送りましょう。事前に支払いを済ませておく必要があります。

強制解約になってしまった場合

支払いが長期間にわたり滞ってしまったり、東北電力からの警告に対応しなかったりした場合、強制解約になっている可能性があります。

その場合は、東北電力と再契約することは難しいでしょう。別の電力会社と契約することをおすすめします。

電気料金未払いから再開までの流れ

では次に、電気料金未払いから再開されるまでの流れを解説します。

電気が停止されるまで

東北電力の電気代支払い期日は、検針日の翌月から計算して30日目です。その支払い期日からさらに20日経過しても電気代が支払われない場合は、送電停止の連絡が来ます。

その後も電気料金が支払われない場合、実際に送電停止になります。

送電を再開してもらうまで

まずは滞納してしまった電気料金を支払いましょう。クレジットカード払い以外の場合は、払込用紙が届いているはずです。

支払いが完了したら、「送電再開・お支払い期限日の延長に関するお申し込み受付フォームのページ」で、送電再開依頼を送りましょう。

送電再開までの時間は、その時の状況によって変わります。まずは東北電力からの連絡をご確認ください。最大でも1日以内には送電再開になります。

電化製品の電源は切っておくと安全

送電再開が決まったら、電化製品の電源を切っておきましょう。

電気ストーブやIHコンロの電源がオンになっていた場合、思わぬ事故を招いてしまうことが考えられます。

また、電化製品の中には起動時に電力が多くかかるものがあります。送電再開と共に一斉に起動すると、再度ブレーカーが落ちる可能性もありますのでご注意ください。

延滞料金について

電気代の支払い期日が過ぎてしまうと、電気料金に延滞利息が付いてしまいます。

引用:東北電力

具体的には、支払い期日の翌月から支払日までの日数×0.3%の金額が延滞利息になります。

ただし、支払い期日から10日以内に支払った場合には延滞利息はかかりません。支払い期日を忘れないようご注意ください。

電気料金未払いに関する注意点

電気料金の未払いには思わぬ注意点があります。以下で解説しますので、ぜひ参考にしてください。

保証金を求められる場合がある

支払い期日を経過したにもかかわらず支払いがなされなかった場合、電気供給継続の条件として保証金を請求されることがあります。

東北電力の保証金の額は「予想月額料金」の3ヶ月分に相当する金額です。数万円かかってしまうことも考えられますので、電気代の未払いにはご注意ください。

強制解約になる場合がある

電気料金未払いにより、契約が強制解約になってしまう場合があります。

電気料金が未払いになっていると、東北電力より督促の連絡がきます。その連絡を見逃さないようにしましょう。

日常生活に与える影響

電気料金未払いによる停電には注意が必要です。

特に猛暑日や寒冷日には、エアコンなどで体温調整することが非常に重要で、熱中症や低体温症を防ぐためにも電気が必要です。

さらに、スマートフォンや携帯電話の充電もできなくなってしまいます。必要な連絡が受けられなくなることも考えられます。

電気料金が高いと感じたら見直してみよう

電気料金が高くて支払いが厳しいという場合もあるでしょう。そんな時どうすれば良いのか、3つのポイントを紹介します。

契約プランを見直す

契約している料金プランを見直すことで、電気料金が安くなる場合があります。

セット割プランを利用する

東北電力では、多くのセット割プランが用意されています。OCN光やALSOK、山形ガスや仙台CATVなど計11社とのセット割がありますので、上手に利用することをおすすめします。

東北電力だけでなく、他社にも多くのセット割が用意されていますので、公式サイトをチェックしてみてください。

新電力会社と契約する

電力会社を切り替えるのも一つの手です。電力自由化から、多くの企業が電気事業に参入しています。自分の生活に合わせた料金プランを選択することで、電力料金が安くなる可能性があります。

電気の開始手続きは、電気ガス開始開始センター(0120-911-653)でも受け付けています。

受付窓口 電気ガス開始受付センター
電話番号 0120-911-653
受付時間 8:00~20:45(年末年始を除く)
Web受付は24時間受付

電気料金に関するよくある質問

電気料金に関するよくある質問をまとめました。

電力量料金とは?

電気料金の明細に載っている電力量料金は、kWh(キロワットアワー)を単価として計算されます。この単価に応じて、使用した電気量の分、料金がかかります。
電力会社を乗り換える場合、この電力量料金単価をよく確認しておくことをおすすめします。

A(アンペア)はどう選べば良い?

一度に多くの電化製品を使用するとブレーカーが落ちます。それは、契約アンペア以上の電流が流れ続けてしまう危険を防ぐためのものです。

しかし、必要な電化製品が使えずブレーカーが落ちてばかりでは困ります。そんなときは契約アンペア数を増やしましょう。その場合、基本料金が上がることがありますのでご注意ください。

電力会社を解約すると解約金がかかる?

基本的には解約金はかからない電力会社が多いです。しかし、契約期間内の解約で手数料がかかってしまう電力会社もあります。公式サイトで確認しておくと良いでしょう。

電気が止まったら電気ガス開始受付センターへ

ここまで、東北電力が止まったときの対処方法について解説してきました。以下、本記事のまとめです。

<本記事のまとめ>

  • 地域が停電しているか確認する
  • ブレーカーが落ちていたら、電化製品を停止してブレーカーを「入」にする
  • 電気料金の未払いの場合には早めに対処する
  • 電気代が高いと感じたら見直そう

私たちにとって、電気は重要なインフラです。電気が止まってしまった場合は、適切に対処する必要があります。

電力会社への未払いが続き、強制解約となった場合は、早急に新しい電力会社と契約する必要があります。強制解約になってしまった場合は、電気ガス開始受付センター(0120-911-653)でも電気開始のお手続きが可能です。

早ければ当日電気が使用できる可能性がありますので、電気が止まったことに気づいたら、早めに連絡しましょう。

受付窓口 でんきガス開始受付センター
電話番号 0120-911-653
受付時間 8:00~20:45(年末年始を除く)
Web受付は24時間受付