地球温暖化の影響で気温は年々上昇しており、2025年6月の関西では連日35度に近い気温が記録されました。冷房を使う家庭も多い中、関西のファミリー世帯は実際にどれほど電力を使っているのでしょうか。

そこで、関西地方のファミリー世帯を対象に、電力使用量について調査を行いました。

調査概要

調査対象：関西エリアに住むファミリー世帯（3人以上）
調査方法：インターネット調査
調査実施者：LIVIKA編集部（自社調査）
調査期間：2025/5/20～2025/6/18
回答者数：90人

※アンケート結果を引用する場合は、「引用：LIVIKA」と記載し、該当ページのURLをリンクしてください。

調査内容

• ファミリー世帯の年間電力使用量はどのくらいですか？
• 春（3月～5月）の電力使用量を教えてください。
• 夏（6月～8月）の電力使用量を教えてください。
• 秋（9月～11月）の電力使用量を教えてください。
• 冬（12月～2月）の電力使用量を教えてください。

調査サマリー

ファミリー世帯の約5割が年間電力使用量4,000kWh超え

ファミリー世帯の年間電力使用量について調査したところ、「3,000〜4,000kWh」が31.1％と最も多く、次いで「4,000〜5,000kWh」が21.1％、「6,000kWh以上」も20％とまとまった電力を消費している家庭が多いことが明らかになりました。

春（3月〜5月）の電力使用量で最も多いのは「250〜350kWh」

春は冷暖房の使用が少ないため、比較的電力使用量が少ない季節です。

実際の調査でも「250kWh以下」が10％、「250〜350kWh」が38.9％、「350〜450kWh」が18.9％と全体の約7割が「450kWh以下」と回答しています。

夏（6月〜8月）の電力使用量は約4割が「550kWh以上」

夏は気温上昇によりエアコンなど冷房使用が増え、電力使用量も大きく増加します。

調査では「550kWh以上」が41.1％と最も多く、「450〜550kWh」も20％にのぼっており、消費量の増加が見られる結果となりました。

秋（9月〜11月）の電力使用量は約5割が「250〜450kWh」

秋になると夏の冷房需要が落ち着き、再び電力使用量は低くなる傾向にあります。

調査によると「250〜350kWh」が31.1％、「350〜450kWh」が21.1％と夏に比べて電力使用量が減る家庭が多いようです。

冬（12月〜2月）の電力使用量は約4割が「550kWh以上」

冬は暖房機器の使用により、再び電力使用量が増加します。

調査では「550kWh以上」が36.7％、「450〜550kWh」が14.4％、「350〜450kWh」が32.2％と夏と並んで電力消費が高まる季節であることが分かりました。

【調査まとめ】

• ファミリー世帯の約5割が年間電力使用量4,000kWh超え
• 春（3月〜5月）の電力使用量は約4割が「250〜350kWh」
• 夏（6月〜8月）の電力使用量は約4割が「550kWh以上」
• 秋（9月〜11月）の電力使用量は約5割が「250〜450kWh」
• 冬（12月〜2月）の電力使用量は約4割が「550kWh以上」
• 夏・冬は電力使用量が増加、特に夏は「550kWh以上」が最多
• 春・秋は比較的消費量が抑えられる

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