2023年5月に大手電力会社7社が値上げを行いました。東北電力もそのうちの1社なので、東北電力エリアにお住まいの方の中には電気代の見直しをされる方も多いのではないでしょうか。

この記事では岩手県でお得に使える電力会社をお探しの方に向けて、おすすめの電力会社を紹介しています。

東北電力との料金の違いを比較しながら、世帯人数ごとのおすすめプランも紹介していますので、ぜひ電力会社探しにお役立てください。

電力会社の切り替えを検討している方は、でんきガス.net（0120-911-653）へお電話ください。専門スタッフが、あなたの住んでいる地域や電気使用量に合わせてお得に使える電力会社を手配してくれます。

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※掲載内容は2023年5月時点の情報です。
※窓口によっては対応エリアが異なる場合があります。

岩手県のおすすめ電力会社

岩手県のおすすめ電力会社を紹介します。

下の表はおすすめの電力会社を一覧にした表ですので、各電力会社の比較にお使いください。

電力会社	オクトパスエナジー	新日本エネルギー	Looopでんき	楽々でんき
プラン名	LLオクトパス	スタンダードプラン	スマートタイムONE	新生活安心プラン
基本料金	30Aの場合：1,107円	30Aの場合：1,108.80円	0円	30Aの場合：997.92円
電力量料金	~120kWh：18.68円121kWh~300kWh：25.33円301kWh~：29.33円	~120kWh：29.71円121kWh~300kWh：36.10円301kWh~：39.20円	–	1kWhにつき 26.74円
ひとり暮らし200kWh	5,375円	7,562円	–	6,345円
2人暮らし300kWh	7,908円	11,172円	–	9,019円
3人～5人暮らし500kwh	13,774円	19,012円	–	14,367円
解約金	無料	電気ガス開始受付センター経由の申し込みで3,500円	無料	無料
貯まるポイント	なし	なし	なし	なし
特徴	環境に優しい電気が使えて料金も安い	東北電力に比べて電力量料金が2段階目からお得な設定	基本料金が0円で料金単価が30分ごとに変動	基本料金が10%オフ

岩手県で選べる新電力会社は多数あります。料金面や特典面など、どこを重視したいかによって選ぶ電力会社は変わってきますので初めに「重視するところはどこか」考えておきましょう。

ここからは、東北電力と比較しながら、おすすめの電力会社を解説します。

• オクトパスエナジー
• 新日本エネルギー
• Looopでんき
• 楽々でんき

上記4つの電力会社は、東北電力よりも安くなる可能性があります。

それぞれの特徴を詳しく解説しますので、ぜひご一読ください。

オクトパスエナジー

東北電力とオクトパスエナジーの電気料金を比較すると以下のようになります。

30Aの場合	200kWh	300kWh	400kWh	500kWh	600kWh
東北電力	¥7,572	¥11,209	¥15,241	¥19,273	¥23,305
オクトパスエナジー	¥5,375	¥​​7,908	¥10,841	¥13,774	¥16,707
月間割引額	¥2,197	¥3,301	¥4,400	¥5,499	¥6,598
割引率	40.8%	41.7%	40.5%	39.9%	39.4%

オクトパスエナジーは、日本を含め現在8カ国に事業を展開している実績を持つイギリス発の新電力会社です。特に環境に配慮した実質再生可能エネルギー100%の電気を安定した価格で供給しているのが特徴です。

「地球とお財布に優しいグリーンな電気」と謳われているように、東北電力の従量料金と比較してもかなり安くなっています。

2023年5月にはソーラーパネル設置済みの住宅に向けたプランを拡充するなど、さらなる環境に配慮した取り組みを進めている、世界でいま最も注目されている新電力会社と言えるでしょう。

新日本エネルギー

新日本エネルギーは、通信事業やモバイル事業を手がける株式会社NEXT ONEが提供する新電力サービスです。

東北電力と電気料金を比較すると以下のようになります。

30Aの場合	200kWh	300kWh	400kWh	500kWh	600kWh
東北電力	¥7,572	¥11,209	¥15,241	¥19,273	¥23,305
新日本エネルギー	¥7,562	¥11,172	¥15,092	¥19,012	¥22,932
月間割引額	¥10	¥64	¥185	¥306	¥427
割引率	0.1%	0.6%	1.2%	1.6%	1.9%

新日本エネルギーは、東北電力よりも電力量料金が２段階目からお得な設定になっています。

また、当日通電も可能なので早く電気をつけたい方にもおすすめです。電気は生活に必要不可欠なので、引っ越し準備がギリギリになってしまった場合などはとても嬉しいですね。

Looopでんき

Looopでんきは株式会社Looopが提供している電力サービスです。基本料金・燃料費調整額が0円でお財布にも地球にもやさしい再生可能エネルギーの普及を目指す企業です。

電気のプランの中では珍しい「スマートタイムONE」というプランを採用しており、料金体系は従来の基本料金と従量料金の合計額ではなく、30分ごとに料金単価が変動するシステムになっています。

変動する単価はホームページやLooopでんきが提供しているアプリ上で確認できるようになっており、単価の安い時間帯に合わせて電気を使うことで節約が叶う仕組みです。

楽々でんき

楽々でんきは、株式会社エクスゲートが展開している電力サービスです。

東北電力と電気料金を比較すると以下のようになります。

40Aの場合	200kWh	300kWh	400kWh	500kWh	600kWh
東北電力	¥7,942	¥11,579	¥15,611	¥19,643	¥23,675
楽々でんき	¥6,678	¥9,352	¥12,026	¥14,700	¥17,374
月間割引額	¥1,264	¥2,227	¥3,585	¥4,943	¥6,301
割引率	18.9%	23.8%	29.8%	33.6%	36.2%

楽々でんきは、基本料金が10%オフになるプランです。電力量料金は1kWh使用ごとに26.74円／1kWhと、シンプルな料金設定になっています。表を見て分かるように、電気使用量が多いほどお得に利用できます。

また「新生活安心プラン」は、かけつけサービスが無料でついてきます。電気のトラブル時だけでなく、ガスや水道のトラブルにも対応してくれる魅力的なサービスです。

【ひとり暮らし】岩手県でおすすめの電力会社

ひとり暮らしの方におすすめの電力会社は、以下の2つです。

• オクトパスエナジー
• Looopでんき

ひとり暮らしの方は電気使用量が少ないため、少ない電力使用量での電気料金が安くなるかを基準に比較しましょう。

オクトパスエナジー

ひとり暮らしの方におすすめの電力会社の1つ目は、「オクトパスエナジー」です。

30Aの場合	200kWh	300kWh	400kWh	500kWh	600kWh
東北電力	¥7,572	¥11,209	¥15,241	¥19,273	¥23,305
オクトパスエナジー	¥5,375	¥7,908	¥10,841	¥13,774	¥16,707
月間割引額	¥2,197	¥3,301	¥4,400	¥5,499	¥6,598
割引率	40.8%	41.7%	29.0%	40.5%	39.4%

表を見ると、すべての電力消費量で約30％の割引率になっていますので、オクトパスエナジーは電気使用量が少ないご家庭でも電気料金が安くなる可能性があると言えるでしょう。

外国発の企業のため、「怪しい会社じゃないの？」と不安に思う方もいるかもしれませんが、オクトパスエナジーは自社で電源を保有する東京ガスとパートナーシップを結んでいる企業です。

世界でも300万件を超える世帯に電気を供給している新電力会社なので安心して選ぶことが出来ます。

Looopでんき

ひとり暮らしの方におすすめの電力会社の２つ目は、「Looopでんき」です。

Looopでんきは基本料金・燃料費調整額が０円に設定されており、30分ごとに料金単価が変動する料金プランになっています。

このプランではホームページやアプリで料金単価を確認して、単価の安い時間帯を狙って電気を使う事ができます。ひとり暮らしの方は2人暮らしやファミリー世帯と比べて、周りの人に気を使うことなく自由に電気を使う時間をずらすことができるので節約にチャレンジしやすいと言えます。

また供給エリアが広い点も、ひとり暮らしの方にとってはメリットとなるでしょう。仕事の都合などで転居となっても、引き続きLooopでんきを使える可能性があります。

【2人暮らし】岩手県でおすすめの電力会社

2人暮らしの方におすすめの電力会社は、以下の2つです。

• オクトパスエナジー
• 新日本エネルギー

2人暮らしの方は電気使用量が少ないご家庭もあれば、ファミリー世帯のように使用量の多い家庭もあるでしょう。ここでは、毎月の電気使用量が300kWh程度の2人暮らし世帯におすすめの電力会社を2つ紹介します。

オクトパスエナジー

2人暮らしの方におすすめの電力会社の1つ目は、「オクトパスエナジー」です。

30Aの場合	200kWh	300kWh	400kWh	500kWh	600kWh
東北電力	¥7,572	¥11,209	¥15,241	¥19,273	¥23,305
オクトパスエナジー	¥5,375	¥7,908	¥10,841	¥13,774	¥16,707
月間割引額	¥2,197	¥3,301	¥4,400	¥5,499	¥6,598
割引率	40.8%	41.7%	29.0%	40.5%	39.4%

オクトパスエナジーは、電気の使用量にかかわらず、東北電力よりも電気代が安くなる可能性があります。

全体的に安定して30％弱の割引になるので、使用量が少ない家庭も多い家庭もお得に利用することができますね。

新日本エネルギー

2人暮らしの方におすすめの電力会社の２つ目は、「新日本エネルギー」です。

30Aの場合	200kWh	300kWh	400kWh	500kWh	600kWh
東北電力	¥7,572	¥11,209	¥15,241	¥19,273	¥23,305
新日本エネルギー	¥7,562	¥11,172	¥15,092	¥19,012	¥22,932
月間割引額	¥10	¥64	¥185	¥306	¥427
割引率	0.1%	0.6%	1.2%	1.6%	1.9%

新日本エネルギーは電力使用量が多い家庭向けの電力会社です。表からもわかるように、使用量が多くなるほど割引率も上昇していきます。

2人暮らしで、電力使用量が多いご家庭に特におすすめと言えるでしょう。

【3人～5人暮らし】岩手県でおすすめの電力会社

3人〜5人暮らしの方におすすめの電力会社は、以下の2つです。

• オクトパスエナジー
• 新日本エネルギー
• 楽々でんき

家族の人数の多いご家庭では、毎月の電気使用量が500kWhを超えることもあるでしょう。こうしたご家庭には使えば使うほどお得になるプランが最適です。

オクトパスエナジー

3人～5人暮らしの方におすすめの電力会社の1つ目は、「オクトパスエナジー」です。

30Aの場合	200kWh	300kWh	400kWh	500kWh	600kWh
東北電力	¥7,572	¥11,209	¥15,241	¥19,273	¥23,305
オクトパスエナジー	¥5,375	¥7,908	¥10,841	¥13,774	¥16,707
月間割引額	¥2,197	¥3,301	¥4,400	¥5,499	¥6,598
割引率	40.8%	41.7%	29.0%	40.5%	39.4%

電気使用量が多くても東北電力よりも安い料金設定になっています。

使用量が少ない時でも多い時でも安くなるオクトパスエナジーは、どんなライフスタイルでも電気代をお得にできる可能性が高いので、人数の多い家庭にはぴったりと言えます。

新日本エネルギー

30Aの場合	200kWh	300kWh	400kWh	500kWh	600kWh
東北電力	¥7,572	¥11,209	¥15,241	¥19,273	¥23,305
新日本エネルギー	¥7,562	¥11,172	¥15,092	¥19,012	¥22,932
月間割引額	¥10	¥64	¥185	¥306	¥427
割引率	0.1%	0.6%	1.2%	1.6%	1.9%

新日本エネルギーは、使用量が大きくなるにつれて割引率も高くなっていくので、特に電気使用量の多いご家庭におすすめです。

ペットを飼っていて常にエアコンをつけている、リモートワークで家にいる時間が長いなど、使用量が多くて電気代が高くなりがちな世帯の場合におすすめです。

楽々でんき

40Aの場合	200kWh	300kWh	400kWh	500kWh	600kWh
東北電力	¥7,942	¥11,579	¥15,611	¥19,643	¥23,675
楽々でんき	¥6,678	¥9,352	¥12,026	¥14,700	¥17,374
月間割引額	¥1,264	¥2,227	¥3,585	¥4,943	¥6,301
割引率	18.9%	23.8%	29.8%	33.6%	36.2%

楽々でんきも、使用料が増えるほど割引率が高くなるので電気たくさん使うご家庭におすすめです。

割引率はオクトパスエナジーや新日本エネルギーの方が高いですが、電気だけでなくガス・水道といったライフラインの部分のトラブルにも対応してくれる「かけつけサービス」が無料で利用できるのは魅力的な点といえるでしょう。

岩手県のオール電化対応の会社は？

青森県のオール電化対応のプランは、東北電力の「よりそう＋スマートタイム」です。

東北電力よりそう＋スマートタイム

	基本料金 （10kWまで）	10kW超え1kWあたり	平日昼間	それ以外の 夜間・休日
東北電力 よりそう＋スマートタイム	¥4,356.00	¥435.60	¥36.98	¥29.91

オール電化向けのプランは全国的にみても少ないです。

東北電力のよりそう＋スマートタイムはホームページで電気料金のシミュレーションができるので、岩手県でオール電化のご家庭にお住まいの方は一度シミュレーションをしてみてはいかがでしょうか。

岩手県で選べるおすすめ電力会社一覧

これまでご紹介してきた岩手県で選べる電力会社の特徴をまとめると、以下の通りです。

電力会社	特徴
東北電力	信頼感と安心感＋電気代の変動リスクが少ない
オクトパスエナジー	基本料金・従量料金ともに東北電力より安い
新日本エネルギー	地域電力よりも電力量料金が２段階目からお得な設定
Looopでんき	基本料金0円で料金単価が30分ごとに変動
楽々でんき	基本料金10%オフで従量料金が一定

岩手県の電力会社を選ぶコツ

この章では、岩手県の電力会社を選ぶコツをまとめています。電力会社選びの際は参考にしてみてください。

自分の契約内容を知る

切り替え先を探す前に、まずは現在の契約状況を確認します。契約アンペアや使用量を把握して、自分のライフスタイルを振り返りましょう。

契約アンペア数を確認

契約アンペア数は、「30A」「40A」などの数字のことで検針票やマイページから確認できます。この数値が大きいほど、一度に多くの電気を使うことができます。

使用量に合わないアンペアを契約していると、余分な基本料金がかかります。自分がどの程度電気を使用するかを確認して、適切な契約アンペア数を見直しておきましょう。

電気の使用量を確認

続いて、自分がどれくらいの電気を使用しているかを確認してください。

こちらは電気使用量の明細やアプリ、WEBサイトで簡単に調べられます。

電気料金をシミュレーションするときにアンペア数と電気使用量は必要になりますので、手元に資料を揃えておきましょう。用意するときは、夏場や冬場などの電気使用量の増える時期の変動も考えて、1年分の使用量がわかると具体的なシミュレーションができるでしょう。

自分に合ったプランを選ぶ

どれだけ魅力的なプランでも、ご自身の使用量に合ったプランでなければ思うように安くなりません。以下の手順に従って、自分に合ったプランを選びましょう。

電力会社のホームページで料金シミュレーションをする

電力会社のホームページをチェックして、世帯数や使用状況に合ったプランを探しましょう。

多くの電力会社では、シミュレーションツールを提供しています。これらのツールに自分の使用量を入力すると、最適なプランの料金を比較できます。

でんきガス.netで電力会社の無料手配をする

でんきガス.net（0120-911-653）は、無料で電力会社の手配をしてくれます。自分に合ったプランを早く見つけたい方やシミュレーションが手間だと感じる方は、でんきガス.netを利用してみましょう。専門家があなたに最適なプランを提案してくれます。

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岩手県の電気会社の切り替え手続き・申し込み方法

岩手県の電気会社の切り替え手続きや申し込み方法について解説します。

手順は以下のとおりです。

1. 乗り換え先の新電力会社を選ぶ
2. 新電力会社へ申し込みをする
3. スマートメーターの設置工事を行う（未設置の場合）
4. 新電力会社へ乗り換え完了

乗り換え先の新電力会社を選ぶ

まずは、乗り換え先の新電力会社を選びます。

自分がどの程度電気を使用するのか、シミュレーションした情報などをもとにライフスタイルに合ったお得なプランを探していきます。

どの新電力会社を選べばよいのか迷ったら、でんきガス.net（0120-911-653）へ電話して相談してみましょう。

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新電力会社へ申し込みをする

ほとんどの新電力会社では、インターネットですべて完結するので申し込み手続きはとても簡単です。必要な情報もこれまで契約していた電力会社の検針票と、支払い情報（銀行口座番号やクレジットカード）だけです。

引っ越しで新電力会社へ申し込む場合は、現在お使いの電力会社への解約手続きも必要です。忘れずに行いましょう。

未設置の場合、スマートメーターの設置工事を行う

新電力会社と契約する際は、スマートメーターの設置が必須です。

スマートメーターを設置していない場合は、スマートメーター設置工事を行います。

スマートメーターとは、消費電力量をリアルタイムに計測し、電力会社にデータを送信することで自動検針が可能になった電子式のメーターのことです。このスマートメーターの登場により、電力消費量の見える化ができるようになりました。

この設置作業には費用はかからず、原則立ち会いも不要になります。

新電力会社へ乗り換え完了

手続きがすべて完了し、電気が自動で切り替わると、新電力会社へ乗り換え完了となります。

多くの新電力会社では、インターネットやスマホアプリで毎月の電気料金がわかるようになっていますのでお得になっているのか確認してみましょう。また、郵送またはメールで届いた契約書は必ず保管をしておいてください。

なぜ新電力は安いの？

ここまで、新電力会社の特徴を東北電力と比較しながら解説してきました。改めて、なぜ新電力は安いのでしょうか？

ここでは「電力自由化」に注目して安さの秘密に迫ります。

電力自由化とは

電力自由化とは、地域の電力会社以外の企業が電力の販売をすることができる制度です。2016年4月1日の法律改正で、さまざまな企業が電力の販売に乗り出した結果、電力市場は価格競争が活発化。今では地域の電力会社よりも安い電気料金を提供する企業が多く出現しています。

電力自由化による価格競争で電気代が安くなった

電力自由化後、これまで電気とは無関係だった携帯会社やガス会社などの事業者が電気の販売を行うようになりました。これらの企業を「新電力会社」と呼び、企業独自の事業の強みを生かした特典や割引を提供しています。

こうして参入企業が増えてくると、各企業が一人でも多くのお客様を獲得するために、電気料金の値段を下げて他社へ競争をしかけていきます。この価格競争があることで私たち消費者は電気代を安く利用できるようになりました。

新電力に切り替えるメリットは？

新電力に切り替えるメリットといえば、一番初めに思いつくのは料金の安さではないでしょうか。

しかし、メリットはそれだけではありません。ここでは電気料金のメリットと合わせて、合計4つのメリットを紹介します。

電気代が安くなる可能性がある

新電力会社に切り替えるメリットといえば、まずは料金の安さでしょう。

従来の電力会社に比べて、毎月の電気代が安くなる可能性があります。新電力会社は他社よりも電気料金を安くすることで顧客を獲得しているため、最も魅力的な部分といえます。

ただし必ずしも安くなるとはいえないため、ライフスタイルと照らし合わせてよくシミュレーションをすることが大切です。

セット割引が付く場合がある

新電力会社のプランには、電力以外のサービスとのセット割引が適用されることがあります。たとえば、ガスのセット割引、インターネットやスマホとのセット割引など特に自社の本業の強みを活かしたものが多く見られます。

セット割引をうまく組み合わせることで、トータルで料金が安くなり、多くのメリットを受けることができます。

ポイントが還元される電力会社もある

新電力会社のプランには、電気料金の支払いに応じたポイント還元サービスが用意されていることがあります。電気代は毎月支払いが発生するものなので、電気代を支払いながらポイントがたまっていけば一石二鳥ですね。

ポイントの中には電力会社独自のポイントだけでなく、Tポイントやdポイントが貯められたり、中には地域の特産品と交換できるものもあるので、ポイントに興味がある方はぜひ調べてみてください。

環境保護に貢献できる場合がある

新電力会社に切り替えることで、環境保護に貢献することができます。

当記事で紹介したオクトパスエナジーのように、新電力会社の中にも再生可能エネルギーの利用を積極的に行っており、CO2排出量の削減に貢献している会社もあります。地球にやさしい電力会社を利用することで、電気代を安くしながら環境保護にも貢献することが出来ます。

新電力に切り替えるデメリットや注意点

ここまで新電力のメリットを見てきましたが、もちろんデメリットもあります。あらかじめデメリットを正しく知ることで、のちのち損することが防げるのでしっかり押さえておきましょう。

この章では、新電力に切り替えるデメリットや注意点を解説します。

電力会社が多すぎて選ぶのに苦労する

現在、新電力会社は700社以上あります。700社ともなると、選択肢が多すぎてどの会社を選べばよいのか迷ってしまいますね。

自分にとって最適な電力会社を選ぶためには、2、3社に絞ってプランを比較することが大切です。時間のかかる作業になりますので、少しでも手間をなくしたい方はでんきガス.net（0120-911-653）へ電話してみることをおすすめします。

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電力会社によっては違約金が発生する

新電力会社の中には、契約期間中に解約すると違約金がかかるプランもありますので契約前に約款等で違約金の有無について確認することが重要です。

マンションやアパートによっては契約できない場合もある

マンションやアパートでは、建物全体を一括で電力会社と契約している物件や光熱費込みで家賃を支払うタイプの物件があります。そのような賃貸物件では個別に新電力会社と契約ができません。

これらは建物のタイプや契約の条件によって異なるため、契約前に確認しておきましょう。

電力会社が倒産する場合がある

新電力会社は新たに電力事業に参入している企業のため、持っているノウハウから規模までさまざまです。そのため、経営が悪化すると倒産してしまう危険性もゼロではないことをあらかじめ理解しておく必要があります。

ただし万が一電力会社が倒産したとしても、電気が止まることはありませんのでご安心ください。新しい電力会社と契約するまでは、地域の旧一般電力事業所から電気が供給されますが、事前に倒産した場合の対応策についても事前に想定しておくことが大切です。

岩手県の電気事業の取り組みは？

岩手県では電気事業の取り組みとして、太陽光発電、風力発電、水力発電の3つを行っています。

太陽光発電

岩手県では、高校の実習地のうち実習に使っていない部分を有効活用して相去太陽光発電所にて太陽光発電を行っています。年間供給電力量は、一般家庭で約470世帯が1年間使う電力量に相当します。

風力発電

岩手県では県内に2か所の風力発電所があり、令和3年度には一般家庭約1万7000世帯の年間使用量に相当する電気供給を実現しています。

水力発電

岩手県では、県内で17か所の水力発電所を動かしており、令和3年度には一般家庭約16万世帯の年間使用量に相当する電気を供給しています。県内では安定的な電気の供給を実現するために、発電施設の維持・点検業務や設備の改良と更新に努めています。

岩手県の電気代の平均は？

各ご家庭が支払っている電気の平均的な料金については、総務省統計局の「家計調査（統計法により指定されている基幹統計）」に目安が記されています。

この金額と比較することで、自分が電気をどのくらい使っているかを把握することができますので早速見てみましょう。

東北地方の電気代平均比較

2022年	総世帯	1人暮らし	2人以上
1月～3月	¥13,889	¥8,928	¥17,844
4月～6月	¥10,729	¥6,882	¥13,870
7月～9月	¥8,714	¥6,095	¥10,744
10月～12月	¥10,094	¥6,867	¥12,881

岩手県の電気代平均比較

年間	総世帯	2人以上
2015年	¥10,900	¥12,236
2016年	¥9,362	¥10,932
2017年	¥8,386	¥10,598
2018年	¥9,566	¥11,444
2019年	¥10,882	¥12,895
2020年	¥9,179	¥11,724
2021年	¥9,556	¥11,956
2022年	¥11,139	¥14,256

岩手県の電気代平均

2022年	2人以上
1月～3月	¥19,716
4月～6月	¥13,553
7月～9月	¥10,600
10月～12月	¥13,157

ご自身の電気代と比べていかがでしたでしょうか。
使いすぎかも…と感じる方はこの機会に一度電力会社や料金プランを見直すことをおすすめします。

岩手県で電気会社の切り替えに関するよくある質問

ここからは電気会社の切り替えに関するよくある質問を解説します。

岩手県での電力会社選びはでんきガス.netがおすすめ

当記事では、岩手県で申し込める新電力会社と、電力会社の選び方のコツをご紹介しました。

電力会社選びに困っているという方は、「でんきガス.net」（0120-911-653）への相談がおすすめです。でんきガス.netではあなたの住んでいる地域や使用量に合わせてお得に使える電力会社を手配してくれます。

この機会にぜひ一度、お電話してみてはいかがでしょうか。

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