引っ越し時に電気がつかない原因とは?対処法と共に解説
引っ越し時には新居での電気使用開始手続きが必要であり、手続きを忘れて引っ越すと新居ですぐに電気を使えない恐れがあります。
また、手続きを済ませたとしても新居でブレーカーを正しく上げないと電気はつきません。
引っ越し時の電気の手続きは、電気ガス開始受付センター(0120-911-653)でも手続き可能です。最短当日でも開通手続きができる可能性がありますので、お急ぎの方は電話してみてください。
受付窓口 | 電気ガス開始受付センター |
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目次
引っ越し後に新居の電気がつかない原因
引っ越し後に新居で電気がつかない原因はいくつか考えられます。
それぞれの原因ごとに対処法が異なるので、まずは原因を特定しましょう。
原因は、主に下記の通りです。
- ブレーカーを上げ忘れている
- ブレーカーの上げ方を間違えた
- 電気利用開始手続きをしていなかった
- 新居の照明器具に問題がある
- 新居の送電に問題がある
それぞれ詳しく解説します。
ブレーカーを上げ忘れている
新居で電気を使うためには、ブレーカーを上げる必要があります。
電力メーターによってはブレーカーがないこともありますが、まずは新居にブレーカーがないか確認しましょう。
賃貸住宅の場合、ブレーカーは玄関の上や洗面所などに設置されていることが多いです。
万が一、新居でブレーカーを探しても見つからないのであれば、大家さんや管理会社にブレーカーの場所を聞いてみましょう。
ブレーカーの上げ方を間違えた
ブレーカーを上げたものの電気がつかない場合は、上げ方が間違っている恐れがあります。
ブレーカーにはたくさんのスイッチが付いていますが、それぞれ入れる順番が決まっています。
ブレーカーの正しい上げ方は、本記事の後半で詳しく解説します。
電気利用開始手続きをしていなかった
新しいタイプの電力メーターであるスマートメーターは新居でブレーカーを上げただけでは、電気を利用できません。
新居の電力メーターがスマートメーターの場合は、事前に電気使用開始日を電力会社に連絡し手続きを済ませておかなければなりません。
スマートメーターは遠隔操作によって電気供給を管理しているため、事前の申請が必要だからです。
電気使用開始日を連絡していたにもかかわらず、新居で電気を使えないときは開始日を間違えて連絡した可能性があります。
よくあるのは下記のように連絡してしまっているケースです。
- 引っ越し日に旧居の電気使用を停止する
- 引っ越し翌日に新居の電気使用を開始する
引っ越し当日から新居で電気を使う可能性が高いので、引っ越し当日に旧居の電気使用停止と新居の電気使用開始の手続きをしておきましょう。
電気使用開始の連絡を忘れていた、日程を間違えていた場合は、電力会社に連絡すれば手続きをしてもらえます。
ただし、その日のうちに電気が使えるとは限らないのでご注意ください。
新居の照明器具に問題がある
特定の部屋のみ電気がつかない場合は、電気供給ではなく照明器具に問題が発生している恐れがあります。
照明器具を別の部屋のものと交換し、電気がつくか試してみましょう。
新居の送電に問題がある
ブレーカーの上げ方に問題がなく、電力会社に電気使用開始の連絡もすんでいるにもかかわらず電気がつかないのであれば、新居への送電に問題が起きている可能性があります。
送電に問題が起きているのであれば、電力会社に連絡してもらい対応してもらいましょう。
また送電以外にも漏電やマンション全体で電気異常のトラブルが起きている可能性もゼロではありません。
漏電の確認やマンション全体で電気がつかない状況ではないかも確認しましょう。
引っ越し後に新居の電気がつかないときの対処法
引っ越し後に新居の電気がつかないときには、原因を特定しそれぞれに合う対処をしなければなりません。
具体的には、下記の対処法をお試しください。
- 正しい方法でブレーカーを上げる
- 引っ越しの1週間前までに電気利用開始手続きを済ませておく
それぞれ詳しく解説していきます。
正しい方法でブレーカーを上げる

引用:東京電力
新居のブレーカーを上げていなかった、上げ方に問題があった際は、正しくブレーカーを上げましょう。
正しいブレーカーの上げ方は、下記の通りです。
- アンペアブレーカーを入れる
- 漏電遮断機を入れる
- 配線用遮断器を入れる
それぞれ解説していきます。
アンペアブレーカーを入れる
ブレーカーを上げるときは、最初にアンペアブレーカーを入れましょう。
アンペアブレーカーとは、電力会社と契約している電流を流すためのスイッチです。
なお、アンペアブレーカーは左側の大きなスイッチであり「リミッター」や「50A」などアンペア数が記載されている場合があります。
漏電遮断機を入れる
アンペアブレーカーのスイッチを入れたら、漏電遮断器のスイッチを入れましょう。
漏電遮断器とは、漏電が発生したときに自動的に電気を止めるスイッチです。
漏電遮断器は一般的に、ブレーカーの中央部分(アンペアブレーカーの右)にあります。
配線用遮断器を入れる
アンペアブレーカー、漏電遮断器の順にスイッチを入れたら最後に配線用遮断器のスイッチを入れましょう。
配線用遮断器とは許容電流をオーバーしたときに電流を遮断するスイッチであり、安全ブレーカーとも呼ばれています。
配線用遮断器はブレーカーの右部分にあり、小さく数の多いスイッチです。
他に問題がなく、3種類のブレーカーのスイッチを順番に入れたら新居の電気がつくはずです。
つかない場合は、他の問題が発生しているので原因を特定しましょう。

引っ越しの1週間前までに電気利用開始手続きを済ませておく

引っ越し時には、旧居の電気使用停止手続きと新居の電気使用開始手続きをしておかなければなりません。
引っ越し時の電気の停止・開始手続きの期限は、契約している電力会社によって異なります。
ただし、希望日までに電気の利用を開始したいのであれば、引っ越し日の1ヶ月前から1週間前までには電気の利用開始手続きを済ませておくのが良いでしょう。
電気利用開始手続きに必要な情報
電気利用開始手続き時には、下記の情報を手元に用意しておきましょう。
- 契約者名(名義人)
- 連絡先(現住所・メールアドレス・電話番号)
- 電気の使用場所(新住所)
- 電気料金の支払い方法:クレジットカード/口座振替など
- 現在契約している電力会社名
- 現在の電力会社の「お客さま番号」(※「電気のご使用量のお知らせ(検針表)」に記載)
上記の情報はすべて現在契約している電力会社のマイページや検針票で確認可能です。
引っ越し時の電気手続きは「でんきガス.net」の利用がおすすめ
引っ越し時には様々な手続きが必要ですが、電気およびガスの引っ越し手続きは「でんきガス.net」がおすすめです。
利用料は無料なので、引っ越し時の手続き負担を少しでも軽くしたい人はぜひご利用ください。
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引っ越し後に新居の電気がつかないときによくある質問
最後に引っ越し後に新居の電気がつかないときによくある質問を回答と共に紹介します。
引っ越し後に新居の電気が付かないのは何故?
新居で電気が付かない原因は「ブレーカーを上げ忘れている」「電気利用開始手続きをしていなかった」「新居の照明器具に問題がある」などが上げられます。
利用開始の手続きをしていなかった場合は、開通まで時間がかかることもあるので、すぐに手続きすることをおすすめします。
引っ越し時に必要な電気の手続きは?
引っ越し時には「旧居で使用している電気の停止手続き」と「新居で使用する電気の開始手続き」が必要です。
どちらもインターネットおよび電話で行えるので余裕を持って行いましょう。
電気の使用開始の連絡先は?
電気の使用開始手続きは、電気ガス開始受付センター(0120-911-653)でも手続き可能です。最短当日でも開通手続きができる可能性があるので、お急ぎの方は電話してみてください。
電気の開通手続きは何日かかる?
電気の開通手続きはインターネットもしくは電話で行えますが、契約している電力会社によって手続きの締め切りが異なります。
・インターネット:3営業日前まで
・電話:最短当日
上記の締め切りが多いので、前もって連絡しておくのが良いでしょう。

引っ越し前に新居の電気利用開始手続きを済ませましょう
引っ越しの際には、新居の電気使用開始手続きを済ませなければなりません。
手続きを済ませていないと、引っ越し先で電気がつかず困ってしまいます。
また、手続きを済ませているにもかかわらず引っ越し先で電気がつかないときは、ブレーカーの上げ方や照明器具に問題が生じている恐れもあります。
引っ越し時には様々な手続きが必要なので、負担を減らすためにもでんきガス.net(0120-911-653)の利用をご検討ください。
でんきガス.netでは無料で引っ越し先のエリアで契約できるおすすめの電力会社や料金プランを紹介してくれます。
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