引越しダンボールの回収業者

引っ越しで不要になったダンボールは回収してもらえる?処分方法や注意点を解説!

引っ越しの作業で大量に出たダンボール。すぐに捨てたいと思っても、ダンボールは資源ごみなので燃えるゴミに出すことはできません。また量も多いので、一度に処分するのはとても大変な作業です。

この記事では、引っ越しのダンボールを効率よく処分するコツについて解説します!

<ダンボール廃棄のポイント>

  • ダンボールを無料回収してくれる引っ越し業者を選ぶ
  • 資源ごみとして廃棄する
  • 不用品回収業者に依頼する

目次

引っ越しで使用したダンボールの処理方法は3つ

ダンボールの処分

ダンボールの処理方法は、主に3つの方法があります。

  1. 引っ越し業者に回収してもらう
  2. 資源ごみとして廃棄する
  3. 不用品回収業者に回収してもらう

それぞれ、メリットとデメリットを解説します。

下の記事ではダンボールの詰め方のコツを紹介しています。引っ越し準備真っ最中の人は参考にしてみてください。

▼引っ越し段ボールの詰め方についてはこちら
引っ越し準備のダンボール 詰め方完全版!引っ越し好きの整理収納アドバイザーが全て紹介

引っ越し業者に回収してもらう

大手引っ越し業者の多くは、ダンボールの回収をサービスで行っています。

引っ越し作業が終わる数日後に回収してくれるので、自分でダンボールを運ぶ必要がありません。片付けがスムーズにできるため、最もおすすめの方法です。

ダンボール回収サービスを行っている業者は、

  • アート引越センター
  • サカイ引越センター
  • 日本通運
  • アリさんマークの引越社
  • クロネコヤマト
  • アーク引越センター
  • ハート引越センター

などがあります。

それぞれの業者ごとの特徴は、後述します。

資源ごみとして廃棄する

自治体で実施している資源ごみの日にあわせて、ダンボールを廃棄する方法です。メリットは無料で廃棄できること。デメリットは、月に1回〜2回程度しか回収日がないことです。タイミングによっては、1カ月もの間ダンボールを廃棄できずに保管しておかなければなりません。

ほかには、スーパーなどで設置されているエコステーションで廃棄する方法もあります。

不用品回収業者に回収してもらう

古紙回収業者、リサイクル業者、不用品回収業者などに回収してもらう方法です。引っ越しで出た不用品が多いなら、不用品回収業者がおすすめ。お金はかかりますが、不用品が一度にまとめて処分できるので、とても楽な方法です。

地域によっては、トラックが巡回して資源回収を呼びかけていることもあります。ただし、無料を謳いながら、料金を請求されるケースもあるので注意が必要です。

ダンボール回収に対応している引っ越し業者

ダンボール回収に対応している引っ越し業者は、以下のとおりです。

業者によって無料・有料と、かなり差があります。見積もりのときにはダンボール回収の有無もよく確認しておくとよいでしょう。

業者名ダンボール回収
サービス内容
アート引越センター1回につき3,000円(税込)
サカイ引越センター3,300円(税込)
※ただし3/15から4/15の期間は不可
日本通運単身パック当日便は、使用済み資材の回収(1回)が無料その他プランは有料で回収可能
アリさんマークの引越社有料で回収サービスあり 
1回1,000円~程度
クロネコヤマト①「らくらく家財宅急便」では、商品のお届け時に梱包資材を回収可能
②配達時以外の梱包資材回収は不可
③「単身者向け引越サービス」では回収不可
アーク引越センター無料で回収サービスあり
ハート引越センター1回目は無料回収サービスあり
2回目以降有料で対応

引っ越し業者にダンボール回収をしてもらう流れ

引っ越し業者にダンボールを回収してもらうときは、できるだけ見積時に相談をしておきましょう。引っ越し当日や作業後に依頼しても、回収できない業者もあるためです。

見積時に依頼をしておく

ダンボール回収に対応してもらえるのかも含めて、見積時に相談をしておきましょう。業者によって、有料・無料と料金にも差があります。確認しておきたいポイントは3つです。

1.引き取りが無料か有料か

有料の業者であれば1回あたり1,000円〜3,000円程度の相場となります。プランにもともと含まれていたり、無料回収してくれる業者もありますので、比較するときに参考にしてください。見積時に交渉すれば、無料にしてくれることもあります。

2.ダンボール回収の期限を確認する

引っ越し業者によるダンボールの回収は、無期限ではありません。引っ越し日から数日~3ヶ月以内と決まっている場合がほとんどです。作業日から考えて、どれぐらいの日数で開封作業を完了し、ダンボールを処分できるのか考えてみましょう。

3.ダンボール回収対応のエリアかどうか確認する

ダンボールの回収は、全国どこでも対応しているとは限りません。ダンボール回収は、業者の引っ越しと引っ越しの作業の間に回収に来るため、エリアによっては対応できない場合があります。また、店舗から遠い場所や離島だと回収できないケースもあります。

引っ越し業者のダンボール回収可能なエリアかどうか、見積もり時に確認しておきましょう。

4.回収の日時について確認する

ダンボールの回収は、細かい時間指定はできないと考えておいたほうがよいでしょう。業者の引っ越し作業の間に回収に来ることが多いため、回収依頼をしてから何週間かあとに来るケースもあります。あらかじめ日時を指定しておくのか、引っ越し作業が終わったら電話連絡をするのか、依頼の方法は業者によって異なります。

引っ越し業者のダンボール回収はこんな人におすすめ

引っ越し業者のダンボール回収は、引っ越しの荷物が多い人や、仕事で忙しくダンボールを処分する時間がない人、また女性や高齢者の方などにおすすめです。

引っ越しの荷物が多い人

引っ越しの荷物が多い人は、ダンボール廃棄量も大量になり、処分するのも大変です。少しでも引っ越しの作業量を軽減させるためにも、ダンボールの回収に応じてくれる引っ越し業者のサービスを利用することをおすすめします。

仕事等が忙しく自分で処分する時間がない

引っ越し完了後すぐに仕事が忙しくなってしまう方は、片付けの時間がなかなか確保できないと思います。ダンボールの資源ごみの日にあわせて廃棄することはむずかしいでしょう。引っ越しの時にダンボールを回収してくれる業者を選ぶことをおすすめします。

単身の女性や小さなお子様を抱えるご家庭、高齢者のご家庭など

大量のダンボールは、女性の方やお子様のいるご家庭の方には、廃棄するのも一苦労かと思います。また高齢者の方にもダンボールをまとめて回収場所に持っていくことはかなりの労働となります。引っ越し業者に回収してもらえれば、とても楽にダンボール廃棄ができます。

電気の引っ越し手続き

ダンボールを資源ごみとして廃棄する

ダンボールの廃棄方法は、資源ごみとして廃棄する方法があります。廃棄の方法は、下記の方法があります。

自治体の資源ごみの日に廃棄する

自治体では、資源ごみ回収の日を月に1回から2回程度定めて、回収を実施しています。この方法なら無料で廃棄できるのが最大のメリット。

デメリットとしては、回収日を逃すと次回の回収日まで1ヶ月以上待たなければならないこともあります。

指定された日以外にダンボールを廃棄することはできません。廃棄のルールを守って利用するようにしてください。

自治体のリサイクルステーションを利用する

地域の資源ごみ回収とは別に、自治体の公民館や市町村などで、リサイクルステーションを設置している場合があります。ダンボールだけでなく、新聞、ビン、缶、衣類、プラスチックごみなどを同時に廃棄できるのでとても便利です。

利用可能日時は、一般的には平日の10時くらいから17時くらいまでのステーションが多いようです。自治体によって利用可能時間が異なりますので、ホームページや市町村の広報などで確認してみましょう。

スーパーなどに設置されているエコステーションで廃棄する

最近ではスーパーやホームセンター等にも、地域のリサイクル推進のために、リサイクルステーションが設置されています。リサイクルステーションでは、ダンボールや新聞紙・ビン・缶などの資源ごみの回収に対応しています。近隣のお店にこのようなステーションがあれば、買い物ついでにダンボールを廃棄することができるのでとても便利です。

利用するには会員の登録が必要なステーションもあります。

古紙回収業者に回収してもらう

ダンボールの廃棄を古紙回収業者に回収してもらう方法です。近所に不定期に回ってくる業者に声をかけ、ダンボールを回収してもらいます。家の前まで来てもらえるので廃棄場所までダンボールを持参する手間がかかりません。

デメリットとしては、不定期に回ってくるので、回収の予定が立てにくいことがデメリットです。

電話で回収に応じてくれる業者もありますが、量が少ないと有料になる場合がほとんどです。ダンボールが100枚以上あれば買取に応じてくれる業者もありますが、一般家庭の引っ越しで出る量では期待できません。買取すると言って、逆に料金を請求されるような悪質業者もありますので、注意が必要です。

エコボックスを利用する

地域のエコボックスを利用するのも一つの手です。

エコボックスとは、地域のリサイクル推進や資源ごみの回収を目的とした場所です。24時間365日持ち込むことが可能で、ほとんどが無料で利用できます。ただし、設置場所までご自身でダンボールを持って行く必要があります。

イオンのリサイクルステーション

ダンボールの新聞・チラシ・雑誌などを回収しています。東北から沖縄まで幅広く設置されているため、

イオンのリサイクルステーション

エコファミリー

ダンボールの他に新聞やチラシ・古着・靴などを受入しています。岐阜県、愛知県、滋賀県、三重県、富山県、福井県、石川県に設置されています。

エコファミリー

不用品回収業者に有料で回収依頼をする

ダンボールの廃棄を有料で不用品回収業者に依頼する方法もあります。とにかく早くダンボールを処分したい方におすすめです。

引っ越しの時に不用品が出てしまったときは、まとめて不用品回収業者に依頼をするのもよいでしょう。ただし、個人の引っ越しで出る程度のダンボール量だと、回収に応じてくれない業者もあります。

また、不用品回収業者の中には悪質な業者もいるので注意してください。無料と言いながらも後から高額な料金を請求されるケースもあります。依頼する際には一般廃棄物収集運搬業の許可を受けている業者を選択するようにしてください。

ダンボールを処分するときの注意点

引っ越しダンボールを処分する時の注意点

ダンボールを廃棄するときは、マナーを守って廃棄しましょう。以下の注意点を読んで参考にしてください。

ひもでまとめる

ダンボールはバラバラで廃棄せず、折りたたんで何枚かにまとめます。ダンボールのサイズをそろえて、5枚程度をひもで十文字に縛るようにします。

リサイクルステーションによっては、ひもでくくらなくても廃棄できる場合もあります。ただしひもでまとめておいたほうが、運搬時に便利です。

個人情報のラベルははがす

ダンボールに宅急便のラベルや名前など個人情報のシールが残っていませんか?

引っ越しの際に、家族の名前をマジックで記入していませんか?

これらの個人情報を残したままで、ダンボールを廃棄しないようにしましょう。

シールははがし、マジックの記入は上から塗りつぶしてから廃棄してください。

よごれのひどいものは可燃ごみへ

ダンボールは資源ゴミですが、汚れのひどいものは可燃ごみへ捨てるようにしてください。

泥の汚れがついたものや、雨などで濡れたダンボール、また洗剤や油などが染み込んだダンボールは、可燃ゴミでの廃棄がベターです。

処分するまでは湿気を避けて保管する

ダンボールは湿気に弱いため、密室や湿気の多い場所に置いておくと、カビが発生してしまう可能性があります。カビを発生させないためにも、ごみ袋やダンボール専用の収納を活用してみましょう。

ゴミ袋を使用する場合は、ダンボールを25枚ほど収納できる90リットルサイズのごみ袋がおすすめです。45リットルサイズのごみ袋は、口が小さいため、あまりおすすめできません。

ダンボールを処分する以外の活用法

引っ越し業者から無料でもらえるダンボールはとても丈夫なので、保管場所さえ困らなければ、とっておくのもおすすめです。食品や押し入れの収納に使ったり、荷物の発送に利用したりと、ダンボールは意外と活用の幅が広いものです。

畳んだ状態で布団収納の下に敷いて置けば、湿気を取るのにも役立ちます。

ダンボールが数枚であれば、無理に捨てなくても、十分に活用の機会はあります。

引っ越し用ダンボールが必要な人は、下記事の無料で調達する方法を参考にしてみてください。

▼引っ越し用段ボールの調達方法についてはこちら
引っ越し用ダンボールを無料で調達する方法。大きさや使い方、選び方も全て解説【保存版】

電気の引っ越し手続き

引っ越し時のライフライン手続きはでんきガス.netを利用する

引っ越しで不要になったダンボール廃棄方法について紹介しました。あらかじめ引っ越し業者に回収について相談しておくなど、できるだけ計画的に作業を進められるとよいですね。

また、引っ越し時にはライフラインの手続きも必要です。電気やガスの手続きが面倒な方はでんきガス.net(0120-911-653)へお電話ください。でんきガス.netなら、電気やガスの手続きを無料で手配してくれます。引越しの負担を軽くしたい方はぜひお電話してみてくださいね。

受付窓口 でんきガス.net
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でんきガス.netって?電気やガスの面倒な手続きを無料手配してくれるって本当?