【HTBエナジー】オール電化プラン「ぜんぶでんき」の評判は?他社のプランよりも安い?

HTBエナジーのオール電化プラン「ぜんぶでんき」について解説します。オール電化のご家庭は、近年の電力高騰をうけて、少しでも安い電力会社を探しておられることと思います。

HTBエナジーは2022年10月ご利用分から電気料金に電源調達調整費が「加算」又は「減算」となると発表しました。今後、料金が高くなるのでしょうか?気になる電気代を他社のオール電化プランと比較しながら、メリット・デメリットをまとめました。申し込み方法や解約金などの必要な情報を掲載していますので、ぜひ参考にしてください。

HTBエナジーのオール電化プランの申し込みは、電気ガス開始受付センター(0120-911-653)でも受け付けしています。

受付窓口 電気ガス開始受付センター
電話番号 0120-911-653
受付時間 8:00~20:45(年末年始を除く)
Web受付は24時間受付
※電気ガス開始受付センターは新電力紹介を含む電気やガスの開通専用窓口です。
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※掲載している情報は2025年7月時点の情報です。

HTBエナジーのオール電化プラン「ぜんぶでんき」はどんな内容?

HTBエナジーのオール電化プラン「ぜんぶでんき」は、エコキュートなどの夜間蓄熱方式機器を利用されている方に向けたプラン。昼間に電気を多く使用される方にお得な内容となっています。

電力量料金の一部は、旧一般電力事業者のオール電化プランよりも安く設定されています。

具体的にどの程度安くなっているのか、各電力会社の同等のプランと比較してみました。

※電源調達調整費を除いた従量料金の比較です。

大手電力プラン 料金 HTBエナジー オール電化プラン
東京電力EP
スマートライフプラン
デイタイム 35.76円 デイタイム 25.28円(30%割引)
ホームタイム 27.86円 ホームタイム 17.78円(37%割引)
中部電力ミライズ
スマートライフプラン
デイタイム 38.80円 デイタイム 37.94円(3%割引)
ホームタイム 28.61円 ホームタイム 27.95円(3%割引)
ナイトタイム 16.52円 ナイトタイム 16.30円(2%割引)
関西電力
はぴeタイムR
デイタイム 夏季28.87円 デイタイム 夏季27.22円(6%割引)
その他季26.24円 その他季24.75円(6%割引)
リビングタイム 22.80円 リビングタイム 21.52円(6%割引)
ナイトタイム 15.37円 ナイトタイム 14.29円(7%割引)
中国電力
電化Styleコース
デイタイム 夏季46.46円 デイタイム 夏季32.03円(31%割引)
その他季44.40円 その他季30.01円(33%割引)
ナイトタイム 30.35円 ナイトタイム 14.87円(51%割引)
ホリデータイム 30.35円 ホリデータイム 14.87円(51%割引)
四国電力
でんかeマンションプラン
平日昼間 46.72円 平日昼間 31.12円(33%割引)
夜間・休日 32.00円 夜間・休日 17.88円(44%割引)
九州電力
電化でナイト・セレクト
平日昼間 夏冬27.63円 平日昼間 夏冬26.30円(5%割引)
春秋24.74円 23.47円(5%割引)
休日昼間 夏冬22.01円 休日昼間 夏冬20.80円(5%割引)
春秋18.61円 春秋17.46円(6%割引)
夜間 14.59円 夜間 13.21円(9%割引)

※東京電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力は2024年4月以降の金額です。

HTBエナジーのオール電化プランのほうが、安くなっていることがわかります。

これだけみるとHTBエナジーはとても魅力的ですね。

では、他社の新電力会社のオール電化プランと比較すると、どちらがお得なのでしょうか?次の章で徹底解説します。

「ぜんぶでんき」と他社のオール電化プランとどちらがおトク?

HTBエナジーの「ぜんぶでんき」と、他社のオール電化プランとではどちらがおトクなのでしょうか?

他社の新電力プランと比較検証してみました。

新電力会社 昼間料金 HTBエナジー オール電化プラン
CDエナジーダイレクト
スマートでんき
【東京電力エリア】
午前6時~翌日午前1時 25.80円 午前6時~翌日午前1時 25.28円
午前1時~午前6時 17.78円 午前1時~午前6時 17.78円
コスモでんき
スタンダードオール電化
【東京電力エリア】
午前6時~翌日午前1時 35.96円 午前6時~翌日午前1時 25.28円
午前1時~午前6時 28.06円 午前1時~午前6時 17.78円
idemitsuでんき
オール電化プラン
【東京電力エリア】
午前6時~翌日午前1時 35.96円 午前6時~翌日午前1時 25.28円
午前1時~午前6時 28.06円 午前1時~午前6時 17.78円
eo電気
オール電化プラン
【関西電力エリア】
デイタイム 夏季27.42円 デイタイム 夏季27.22円
その他季24.92円 その他季24.75円
リビングタイム 21.66円 リビングタイム 21.52円
ナイトタイム 14.60円 ナイトタイム 14.29円

「CDエナジーダイレクト」「コスモでんき」「idemitsuでんき」「eo電気」などの新電力会社のオール電化プランと比較してみたところ、従量料金はいずれもHTBエナジーのオール電化プランのほうが安いという結果になりました。

ただ、新電力会社によっては「基本料金無料」や「ポイント還元」などの特典がつくものがあるので、特典やキャンペーン内容によっては、HTBエナジーダイレクトよりもお得になる可能性があります。

HTBエナジーの電源調達調整費は?

HTBエナジーでは2022年10月利用分より「電源調達調整費」の導入が決定されました。

HTBエナジーの「電源調達調整費」とは、電気の基本料金と従量料金に加えて、燃料調整費とともに合算して請求されるものです。

HTBエナジーの電源調達調整費
【画像引用元:HTBエナジー|電源調達調整費とは

HTBエナジーの2023年7月の電源調達調整単価は7.66円でした。一ヵ月の電力使用量が500kWhの方は、330円が電源調達調整費となります。

HTBエナジーの場合はここに燃料調整単価が別途加算されます。東京エリアでの6月分と7月分がどれくらいの加算になったのか、以下の表にまとめました。

<東京エリアでの電力調整費・燃料費調整単価>

利用月 電源調達調整単価 燃料費調整単価 電気料金負担の
激変緩和措置による
値引き単価
電気使用量 1ヵ月分の燃料費調整費合計
2023年06月 5.78円 0.00円 -7.00円 300kWh -366円
400kWh -488円
500kWh -610円
2023年07月 7.66円 0.00円 -7.00円 300kWh 198円
400kWh 264円
500kWh 330円

通常の電気使用料金・基本料金に加えて、表の金額が加算され請求されます。このように燃料費調整費の加算を含めて料金を考えると、HTBエナジーの料金は他社よりも高くなる可能性があります

※ 電気料金負担の激変緩和措置による値引き単価:国は、電気の小売事業者などに対し、値引きの原資を支援しています。

HTBエナジーのメリット・デメリットは?

HTBエナジーでお得に

ここまでHTBエナジーの料金やプランの内容について解説をしてきました。HTBエナジーのメリット・デメリットはどのようなものがあるでしょうか。

前述した内容も含めて、あらためて整理して紹介します。

メリット➀電気料金の基本料金・従量料金が安い

HTBエナジーの最大のメリットは、電気料金の基本料金と従量料金が安い点があげられます。

オール電化プランにおいては、旧一般電力事業所の同等プランよりも料金が安く設定されています。

そのほかのプランも生活に合わせて選べる内容が充実しており、料金の計算方法がわかりやすいと口コミで評価されています。

メリット➁あんしんサポート365がついてくる

HTBエナジーのメリットとして「あんしんサポート365」というサービスを紹介します。「PRIMEプラン」または「オール電化プラン」の加入者限定プランで、60種類以上のトラブルに対応してくれるサービスとなっています。

たとえば水回りや鍵のトラブル、家事代行やお庭の選定など、通常の業者に頼むと有料となるサービスを会員限定価格で受けることができます。

水回りのトラブルなら出張・作業費無料。家事代行サービスは3割引きなど、お得な料金で利用可能です。

メリット③電気とガスをセットにできる

東京・中部・関西エリアのみではありますが、電気とガスのセットで申し込めるプランがあります。各エリアの大手ガス会社(東京ガス・大阪ガス・東邦ガス)より3%から5%割引となるほか、毎月102円の値引きとなるので、セットにできる地域にお住まいであればとても大きなメリットとなるでしょう。

デメリット➀燃料費調整額が高くなる可能性がある

HTBエナジーのデメリットは、燃料費調整額が他社よりも高くなる可能性がある点です。HTBエナジーの場合は、「燃料費調整額」と「電源調達調整費」を加算した金額が「燃料費調整額」となります。旧一般電力事業所の電力プランよりも高額になるおそれがあるため、注意が必要です。

デメリット➁解約金がかかる

HTBエナジーでは、1年以内の解約で2,200円(税込)の解約金がかかります。キャンペーン内容によっては別途解約金が必要な場合があります。申し込みの際には、約款(提供情報書)をよく確認しましょう。

なお、引っ越しによる解約の場合は解約金は必要ありません。

デメリット③電話サポートが平日しか問い合わせできない

HTBエナジーの電話サポートは平日の10時から18時までです。土日や夜にしか問い合わせができない人は、メールやチャットを利用しましょう。

「ぜんぶでんき」に加入できるのはどんな人?

HTBエナジーの「ぜんぶでんき」に加入できるエリアは関東・中部・関西・中国・四国・九州エリアにお住まいの方となります。北海道・東北・沖縄の方は供給対象外となります。

また、「ぜんぶでんき」はオール電化のご家庭で、夜間蓄熱式機器(エコキュート・電気温水器・蓄熱暖房器・蓄熱床暖房)などをお使いの方向けのプランとなります。

HTBエナジーについてSNSでの評判は?

2022年10月からの電源調達調整費を懸念する声や、旧一般電力事業所の従量電灯プランに変更するという声が多くみられました。

料金単価そのものは安くても、やはり電源調達調整費の上限撤廃が気になっている様子です。

HTBエナジーの電源調達調整費については、今後の情報をよく調べておく必要がありそう。

試算をしてみて、よりお得な電力プランを選ぶようにしましょう。

HTBエナジーの申し込み方法は?

HTBエナジーの申し込み方法は電話かWEBで申し込みできます。

申し込みの前に「検針票」をお手元に用意しておくと、スムーズに手続きができますよ。

Webで手続きする場合

Webで手続きする場合は下記の2通りです。

電気ガス開始受付センターで申し込む

HTBエナジーのオール電化プランは、電気ガス開始受付センターから申し込みできます。

「Web受付」をして、折り返しの電話で手続きの流れを説明してくれます。電話での確認があるので、きちんと手続きが進んでいるかどうか確認したい方は、電気ガス開始受付センターからの申し込みがおすすめです。

電気ガス開始受付センターで申し込む

公式ホームページから申し込む

公式ホームページから申し込む場合は、検針票をスマホで撮影するか、フォームへ必要事項を入力するかのどちらかで申し込みができます。

フォームへ入力するときは、以下の内容を確認しておきましょう。

  • 供給地点特定番号
  • 氏名
  • 使用場所
  • 契約種別
  • 契約容量
  • 電力会社名
  • お客さま番号

また、「ご契約に関する重要事項説明」を必ずお読みください。

あとは契約切り替えの日を確定して、申し込みは完了です。

その他お問い合わせがある場合は、以下の問い合わせ先を参照ください。

メールフォームメールフォーム
365日24時間受付。回答は翌営業日以降となります
HTBエナジーワンダーサポート050-3852-1193
受付時間 10:00~18:00(土日祝 / 年末年始除く)

電話で手続きする場合

Webで手続するのが面倒くさい、やり方が分からないという方は、電気ガス開始受付センター(0120-911-653)へお電話ください。

専門スタッフが、あなたの住んでいる地域や電気使用量に合わせてお得に使える電力会社を手配してくれます。

受付窓口 電気ガス開始受付センター
電話番号 0120-911-653
受付時間 8:00~20:45(年末年始を除く)
Web受付は24時間受付
※電気ガス開始受付センターは新電力紹介を含む電気やガスの開通専用窓口です。

よくある質問 Q&A

ここからはHTBエナジーのよくある質問をまとめました。契約時・解約時などに参考にしてください。

HTBエナジーオール電化の申込方法は?

電気ガス開始受付センター(0120-911-653)でも受け付けています。営業時間は、8:00~20:45(年末年始を除く)です。
電気ガス開始受付センター

HTBエナジーって怪しくない?

HTBエナジーは大手旅行会社の株式会社エイチ・アイ・エスの子会社として電力小売販売の事業をスタート。2020年10月には契約者数が26万件を突破しています。実績もあり、信頼できる新電力会社といえるのではないでしょうか。
気になる点は2022年5月20日に株式会社HBDへ譲渡されたこと。電力調達価格の高騰により赤字経営がつづき、全株式の譲渡に至ったようです。今後の動向に注視が必要ですが、それは新電力会社全体にいえることかもしれません。

HTBエナジーの供給エリアは?

HTBエナジーの供給エリアは、一部離島を除く全国となっています。ただし沖縄エリアは2022年7月31日をもって、電力供給を終了しており、今後の再開は未定となっています。

HTBエナジーは高い?

HTBエナジーの電力料金は、基本料金や従量料金は旧一般電力事業所よりも安く設定されています。比較してみるととても魅力的に感じられますが、燃料費調整額について注意しなければなりません。
HTBエナジーの燃料費調整額には、電源調達調整費が加算されています。他社の電力プランよりも高くなる可能性がありますので、よくシミュレーションをしてみてください。

引っ越しするときは?

引っ越しするときは、引っ越しの7日前までに手続きを行ってください。引っ越し先でもHTBエナジーを継続することができます。継続する・しないにかかわらず手続きが必要になりますので、以下の申し込みフォームから手続きしてください。
引っ越し先で継続する場合(継続: Webフォーム
引っ越し先で継続しない場合(解約: Webフォーム

解約金は?

HTBエナジーを1年以内に解約する場合は、解約金2,200円(税込)が必要です。引っ越しを伴う解約のときは解約金は必要ありません。

手続きが面倒くさい方は「電気ガス開始受付センター」が無料代行手配

HTBエナジーのオール電化プラン「ぜんぶでんき」について解説しました。基本料金や従量料金を他社と比較すると、料金が安くて魅力的。ですが燃料費調整額が上限撤廃しており、今後どの程度高くなってくるのか注意しておく必要があります。

HTBエナジーの申し込みや解約はWEBから可能です。

または、電気ガス開始受付センター(0120-911-653)にお電話すると、面倒な手続きを代行してくれます。ご自身で手続するのが面倒くさい方は、ぜひお電話してみてくださいね。

受付窓口 電気ガス開始受付センター
電話番号 0120-911-653
受付時間 8:00~20:45(年末年始を除く)
Web受付は24時間受付
※電気ガス開始受付センターは新電力紹介を含む電気やガスの開通専用窓口です。