引っ越しして銀行に住所変更に行く

引っ越ししたら銀行口座の住所変更手続きを!方法や注意点を紹介

引っ越しをしたら、銀行口座の住所変更手続きを忘れずに行いましょう。

住所は旧住所のままでも、ATMでの入出金、送金や振込といった取引は通常通りに使用できます。しかし、一部の取引ができなくなるなどのデメリットもありますので、忘れないうちに手続きを完了させましょう。

今回の記事では、

  • 銀行口座の住所変更をせずに放置すると、どんなデメリットがあるの?
  • 銀行口座の住所変更はどんな方法がある?
  • 引っ越し先に現在利用中の銀行がない場合どうする?

などの疑問にお答えしています!

引っ越しをしたら銀行口座の住所変更を!

銀行口座の住所変更をしなくても、ATMでお金を入出金したり、振込をしたりといった操作は可能です。このため、住所変更手続きをしないままでいる方もおられるのですが、一部のサービスが利用できなくなるなどのリスクを抱えていることになります。

銀行口座の住所変更をしないとどんなデメリットがあるか

銀行口座の住所変更を行わずに放置していると、一部のサービスが利用できなくなる可能性があります。具体例を3例、紹介します。

①ATMで限度額以上の出金ができない

ATMの引き出しには限度額があり、それ以上の金額を出金したい場合、窓口にて「取引時確認」という手続きが必要になります。このとき、登録されている住所と現住所が異なると、まず住所変更の手続きからしなければなりません。

まとまったお金が必要なときに、すぐに出金できないと困りますよね。急に必要書類をそろえるのも大変な手間となります。

引っ越しのタイミングで手続きをすませておいたほうが、トラブルもなくサービスを利用できます。

②銀行からの転送不要郵便が届かない

銀行からの大切な書類が届かないこともデメリットとして挙げられます。

郵便局で転送サービスの届出をしていても、「転送不要」とされる郵便物は新居に転送されません。キャッシュカードが更新されたときや、銀行ローンの明細など、銀行からは転送不要郵便が送付されることがあります。

これらの大切な郵便物を確実に受け取るためにも、銀行口座の住所変更は必要です。

③通帳やキャッシュカードの紛失時に本人確認が困難となる

万が一、通帳やキャッシュカードを紛失したときには、銀行に連絡して再発行手続きを行います。そのときに本人確認書類が必要となりますが、銀行に届け出ている住所と異なっている場合、確認に時間がかかりスムーズに再発行されないおそれがあります

銀行口座の住所変更には期限がある?

銀行口座の住所変更には、特に期限は定められていません。しかし、引っ越し後は早めに住所変更をしておいたほうがよいでしょう。

銀行からの郵便物が正しく届けられないおそれがあるからです。

また、引っ越しから時間がたつと、手続きを忘れてしまうものです。引っ越しに関する手続きは、期限のないものでも1ヵ月以内を目途にして完了させましょう。

引っ越しする前に新居近隣の銀行を調べよう

銀行口座は住所変更手続きが必要ですが、そもそも引っ越し先に現在利用している銀行の支店があるのかどうか、確認をしておきましょう。引っ越し後に銀行の支店がなく、今後使用しない銀行口座であれば、解約をおすすめします。

現在利用している銀行が新居近隣にもあるか確認しよう

現在利用している銀行の支店が、引っ越し先の近隣にあるか確認しておきましょう

もしも遠方にしか支店がなく、今後使用する目途もないなら、引っ越し前に解約をして、新しく近隣の銀行で口座を開設したほうが便利です。

銀行がない場合は、引っ越し前に解約を

引っ越し先に現在利用している銀行の支店がないなら、思い切って解約しましょう。引っ越し先の近隣にある口座で新しく口座を作ったほうが便利です。

解約するためには、各銀行の窓口まで行かなければなりません。郵送などでは解約できないため、引っ越し先で銀行口座を使用するかどうかよく検討してください。

使わないままで口座を放置しておくと、休眠口座の扱いとなります。休眠口座となっても、預金は問題なく下ろせるのですが、銀行によっては管理料として手数料が発生することもあります。

休眠口座の扱いについては、銀行によって異なります。使用していない期間も2年から10年と銀行によってさまざまです。詳しくは各銀行にお問い合わせください。

電気の引っ越し手続き

銀行口座の住所変更手続き方法

銀行口座の住所変更に使用する印鑑

銀行口座の住所変更手続きには、4つの方法があります。

  • 銀行窓口
  • 電話
  • 郵送
  • インターネット(WEBまたはアプリ)

ただし、一部の金融商品をご利用の方(当座預金・財形住宅・財形年金・マル優・マル特)・投資信託・債券など)は、窓口での手続きのみとなります。詳細は各銀行のホームページで確認してください。

窓口で手続きする

住所変更手続きは、口座を開設した支店でなくても同一銀行なら手続きが可能です。営業時間内に窓口にて必要書類を持参し、手続きを行いましょう。

<必要書類等>

  • 通帳
  • キャッシュカード
  • 届出印
  • 本人確認書類(運転免許証やパスポート、マイナンバーカード等)

その他、必要書類は各銀行のホームページ等で確認してください。

電話で手続きする

電話でも銀行口座の住所変更の手続きが可能です。

預金通帳を手もとに用意し、各銀行のコールセンターに電話をかけ、オペレーターの案内に従って手続きを進めましょう。

ただし一部の金融商品をご利用中の場合、電話での住所変更手続きはできません。

郵送で手続きする

銀行の営業時間内に窓口に行けない場合や、支店が遠方にしかない場合などは、郵送でのお手続きが便利です。

各銀行のWEBサイトから、必要な書類をダウンロードできます。

または、窓口に問い合わせて書類を郵送してもらうなどの方法があります。

インターネット・アプリで手続きする

最近ではインターネットバンキングを利用する方が増えています。インターネットバンキングに登録していると、WEBから簡単に住所変更手続きが可能です。24時間いつでも手続きできるので、忙しい方には特におすすめの方法です。

三菱UFJ銀行やりそな銀行など、一部の大手銀行では、スマホのアプリをダウンロードすると簡単に手続きができます。

参考:三菱UFJ銀行ホームページ

https://www.bk.mufg.jp/tsukau/tetsuduki/index.html

参考:りそな銀行ホームページ

https://www.resonabank.co.jp/kojin/tetsuduki/jyusyohenkou.html

ゆうちょ銀行の住所変更手続き方法は?

ゆうちょ銀行の口座も、引っ越しをしたら住所変更の手続きが必要です。

必要なものは以下のとおりです。

  • 通帳
  • キャッシュカード
  • 届出印
  • 保管証
  • 住所移転届出書(窓口で記入)
  • 本人確認書類

投資信託口座・国債口座を利用されている方は、上記の書類に加えて、マイナンバーカード・住民票の写し・住民票の記載事項証明書などが必要となります。詳細はゆうちょのホームページにてご確認ください。

<ゆうちょ銀行 住所・氏名・印章の変更>

https://www.jp-bank.japanpost.jp/tetuzuki/henko/tzk_hnk_henko.html

郵送でも手続きが可能です。

https://jp-bank-mousikomi.japanpost.jp/juusho-henkou/mousikomi/introduction

上記のホームページより、必要書類を印刷し、手順に従って発送をしてください。

銀行口座の住所変更に関する疑問

引っ越しに伴う銀行座の住所変更手続き

ここからは、銀行口座の住所変更に関するよくある疑問をまとめています。

住所変更手続きは、引っ越しの前にする?後にする?

住所変更は引っ越しの後に行います。引っ越しの前に手続きを行うことはできません。

提出書類に、新居の住所が記載された本人確認書類が必要となります。

引っ越し先に銀行の支店がない場合はどうする?

住所変更は銀行の窓口でなくても、郵送やインターネット、電話等でも手続きが可能です。

今後使用しない口座であれば、引っ越し前に解約手続きをしておくことをおすすめします。近隣にある銀行の口座を新しく開設したほうが便利です。異なる銀行からでも入出金できますが、毎回手数料が必要となります。

住所変更をしても、クレジットカードの引き落としは問題ない?

住所変更をしても、銀行口座番号は変わりません。問題なくクレジットカードの引き落としはされます。

クレジットカードも合わせて住所変更手続きをしておきましょう。

住所変更と合わせて、支店は最寄り支店に変更しなければだめか?

住所変更に伴って、支店まで変更する必要はありません

支店まで変更してしまうと、通帳やキャッシュカードまですべて変更する扱いとなってしまいます。給与の振り込み先や、口座振替やクレジットカードの引き落とし先まで変更しなければなりません。変更するのは住所のみで問題ありません。

住所変更手続きにかかる時間はどれくらい?

窓口なら最短で10分〜15分混雑時には1〜2時間かかるかもしれません。特に引っ越しの時期には余裕をもって手続きを行いましょう。

インターネットやアプリからなら、24時間いつでも手続きが可能ですのでおすすめです。

住所変更手続きは代理人でも可能?

委任状と代理人の本人確認書類等が必要ですが、可能です。銀行により対応が異なりますので、詳しくは各銀行にお問い合わせください。

営業時間内に窓口に行けないという理由で代理人に依頼されるのであれば、郵送やインターネットからも手続き可能ですので検討してください。

電気の引っ越し手続き

引っ越し時のライフライン手続きはでんきガス.netがおすすめ

銀行口座の住所変更に関する情報をまとめました。住所変更をすませておかないと、一部のサービスが利用できなくなるため、必ず手続きをすませましょう。また、引っ越し後に銀行口座を使用しないのであれば、解約をおすすめします。

銀行口座の住所変更には、インターネットやスマホからの手続きが便利です。今回紹介した内容から、ご自分にあった方法で手続きをすませてください。

また、電気やガスなどの手続きはもうされましたか?

面倒な電気やガス・インターネットの手続きにはでんきガス.net(0120-911-653)がおすすめです。でんきガス.netは、ライフライン手続きを一括手配できるので、手続きが電話一本で完了します。引越しの負担を軽くしたい方はぜひ利用してみてくださいね。

受付窓口 でんきガス.net
電話番号 0120-911-653
受付時間 8:00~20:45(年末年始を除く)
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