九州電力|二世帯住宅の電気開通・電気代請求について解説

「二世帯住宅の電気代の請求は分けられるの?」
「九州電力の二世帯住宅向けプランとは?」
「九州電力のスマートファミリープランと従量電灯プランBの違いは?」

九州電力で二世帯住宅の電気の開通を検討している方は、このような疑問が出てくるのではないでしょうか?

本記事では、九州電力で電気開通をする場合の二世帯住宅向けプランや電気代の請求について解説しているので、ぜひ参考にしてください。

また、九州電力エリアの電気開始手続きは、電気ガス開始受付センター(0120-911-653)でも手続き可能です。(九州電力のパートナー企業ではありません)

地域によっては電気とガスをまとめて契約できるので、お手軽に契約を済ませたい方はぜひご利用ください。

受付窓口 電気ガス開始受付センター
電話番号 0120-911-653
受付時間 8:00~20:45(年末年始を除く)
Web受付は24時間受付
※電気ガス開始受付センターは新電力紹介を含む電気やガスの開通専用窓口です。

※掲載内容は2024年4月時点の情報です。
※窓口によっては対応エリアが異なる場合があります。

九州電力|電気代請求は世帯ごとに分けられる?

九州電力の場合だと、以下の条件を満たす住宅であれば世帯ごとに別々の契約が可能です。

  • 壁や扉などで世帯が分かれている
  • 室内配線がそれぞれ別にある

電気代の請求は、電気メーターごとの請求になるため二世帯住宅でも、電気メーターがひとつの場合は世帯ごとに請求を分けられません。
一般的な二世帯住宅では電気メーターが1つなので、支払いの請求は1つの場合が多いですが、。

上記のようにしっかり世帯が分かれている住居でなおかつ世帯ごとに電気メーターを設置することで、請求を分けることが可能です。

しかし、工事には、工事費と設置費を合わせて10万~20万円程度の高額な費用がかかります。

メーターがそれぞれあれば、請求を分けられたり気兼ねなく電気を使用できますが、一方で工事費がかかる点や電気の基本料金がそれぞれにかかるというデメリットもあります。

世帯ごとに請求を分けたいとお考えの方は、メリットとデメリットを比較してからそれでも請求を分けたいのか考えてみると良いでしょう。

九州電力|二世帯住宅向けのスマートファミリープランとは?

九州電力のスマートファミリープランは、季節や時間帯に関係なく使用料ごとに段階的に決定される二世帯住宅向けの電気プランです。

ここでは、スマートファミリープランのメリットとデメリット、従量電灯Bとの違いについて解説していきます。

スマートファミリープランのメリット

スマートファミリープランのメリットは、次の2つです。

  • 2年契約割で年間777円割引が受けられる
  • 電力使用量が301kwh以上の場合は従量電灯Bよりお得

スマートファミリープランは、二年契約割で年間777円の割引が入ります。

また、電力使用量が301kwh以上の場合は、料金単価が従量電灯Bより安くなりお得です。

スマートファミリープランのデメリット

スマートファミリープランのデメリットは、次の2つです。

  • 二年契約割で2年未満で解約すると既割引分の清算が必要
  • 燃料費調整に上限が無い

二年割引は2年以上契約することを条件に年間777円割引が入るため、2年以内に解約やプラン変更を行うと割引された分を清算する必要があります。

また燃料費調整に上限が無く、燃料価格が高騰するとスマートファミリープランも高くなる点は注意が必要です。

九州電力|スマートファミリープランと従量電灯Bの違い

スマートファミリープランと従量電灯プランBは、どちらも季節や時間帯に関係なく、使用量に応じた段階性の料金プランです。

スマートファミリープランと従量電灯プランBの主な違いは、契約期間と301kwh以上使った場合の料金単価にあります。

従量電灯プランBは1年契約なのに対し、スマートファミリープランは2年契約です。

また、どちらも3段階の段階性プランとなっており2段階目までは同じ料金単価ですが、3段階目の301kwh以上使用した場合の単価はスマートファミリープランの方が1.1円安い設定となっています。

このことから毎月301kwh以上使う家庭であれば、スマートファミリープランの方がお得と言えるでしょう。

九州電力エリアで二世帯住宅におすすめの電力会社

九州電力エリアでの電気は、九州電力だけでなく新電力の電力会社を選択することも可能です。

ここでは、九州電力エリアで二世帯住宅向けにおすすめな電力会社を紹介していくので、これから電気開通を予定している方は、ぜひ参考にして下さい。

Looopでんき

Looopでんき

Looopでんきは、株式会社Looopが運営している新電力会社です。電気の供給先は全国(離島を除く)でできるため、新しく電力会社を乗り換える方は検討してみましょう。

またピークシフトを導入しているLooopでんきは、電気の価格が変動する「市場連動型」なのが特徴です。市場連動型は、電気の単価が市場価格と連動するため、電気の需要と供給によって電気の単価が変わります。

電気を使う時間を工夫することで、電気料金をお得にすることができます。電力会社選びに悩んでいる方は、ぜひLooopでんきをご検討ください。

キューエネスでんき

キューエネスでんき

キューエネスでんきは2019年に設立したQ.ENESTでんき株式会社が提供する電力会社です。再生可能エネルギーの供給に力を入れています。

<おすすめポイント>

  • 実質再生可能エネルギー100%の電気が利用できる
  • 解約金0円

キューエネスでんきでは太陽光や風力、地熱により作られた再生可能エネルギーを提供しているため、電気由来のCO2排出がありません。

また、解約金はかからないので気軽に契約できるのも魅力です。

九州電力の二世帯住宅に関してよくある質問

ここでは、九州電力の二世帯住宅に関してよくある質問と回答を紹介します。
九州電力で契約する前に、二世帯住宅に関する疑問を解消しておきましょう。

二世帯住宅の電気代はどれくらいですか?

2023年度の総務省統計局家計調査によると世帯の合計人数が6人の場合、電気代は月に18,370円かかる事が分かりました。
また、人数別の電気代は次のとおりです。

・4人:14,811円
・5人:15,864円
・6人:18,370円

このことから、合計人数が5~6人の場合の二世帯住宅の電気代は、平均17,117円と言えるでしょう。

二世帯住宅でオール電化にするとアンペア数はどのくらい必要ですか?

オール電化を利用する場合のアンペア数の目安は60A以上です。

二世帯住宅では、エコキュートやIHクッキングヒーター搭載キッチンがそれぞれに設置されている住居もあり、60Aで足りないケースもあります。

二世帯住宅の場合や世帯人数の多い場合では10kVAのプランも視野に検討した方が良いでしょう。

二世帯住宅で電気の契約や電気代を世帯ごとに分けられますか?

二世帯住宅で電気代の請求を分けるには電気メーターを2つ設置する必要があり、メーターを2つ設置するには10万から20万円程度の工事費がかかります。

また、メーターを分けて契約できる条件は電気会社によって異なり、九州電力の場合だと契約できる条件は次のとおりです。

・壁や扉などで世帯が分かれている
・室内配線がそれぞれ別にある

上記のように二世帯住宅向けに作られた住宅であれば可能ですが、電気会社によって細かな条件が変わる可能性があります。
詳しくは契約予定の電気会社へ確認してみてください。

二世帯住宅の電気開始手続きは電気ガス開始受付センターへ

今回は、九州電力で電気開通をする場合の二世帯住宅向けプランや電気代の請求について解説してきました。

これから二世帯住宅の新居に住む方は、電気の他にもガスや水道、ネットなど多くの手続きがあります。

九州電力エリアの電気開始手続きは、電気ガス開始受付センター(0120-911-653)でも手続き可能です。(九州電力のパートナー企業ではありません)

また、九州電力エリアの地域によっては電気とガスをまとめて契約できます。
少しでも手軽に電気やガスを契約したい方は、電気ガス開始受付センターをご活用してみてはいかがでしょうか?

受付窓口 電気ガス開始受付センター
電話番号 0120-911-653
受付時間 8:00~20:45(年末年始を除く)
Web受付は24時間受付
※電気ガス開始受付センターは新電力紹介を含む電気やガスの開通専用窓口です。